18日(火)17時より都内・ニコプロスタジオにてアイスリボンがニコプロ生放送による記者会見を開き、4・24後楽園ホール大会に出場する各選手が意気込みを語った。また、松本都プロデュース試合のXは、これまでもアイスリボンとコラボしてきたhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)に決定。試合順はリボンタッグ選手権試合がメインイベントで、弓李vs尾崎魔弓戦がセミファイナルとなることが併せて発表されている。
『アイスリボンフェスタ2017』
◆4月24日(月)東京・後楽園ホール(19:00)
▼松本都a.k.a DJ Miyacocoプロデュース スペシャル6人タッグマッチ・時間無制限1本勝負
サイプレス上野&葛西純&松本都a.k.a.DJ Miyacoco vs ノリ・ダ・ファンキーシビレサス&真琴&hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)
hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)「プロレスとフリーラップの融合した試合で俺らがどう闘うか…トランキーロ! あっせんなYO!」(※不在のため代読)
真琴「私はこれでも一応団体のトップなので、あまりよくわからないことに巻き込まれるのは避けたいところなんですけれども、今回の試合に一流のアーティストさんが参戦されるということで私もこの闘いで一歩、一流のプロレスラーに近づけるんではないかなと期待してます。試合形式がちょっとよくわかってないんですけど、リング上で繰り広げられる闘いであるならそれはプロレスだと思うので…負けません!」
都「前回の3月26日後楽園では宗教戦争に負けてしまいまして、今回ラッパーとなりました。サイプレス上野さんが東京ドーム1・4の今年のテーマソングとかを歌ったすごい人なんですけど前回の後楽園に観戦に来てたので、その場でオファーをして快諾して頂きました。フリースタイルのラップバトルが最近すごく流行っていて高校生とか社会人の方もやってますけど、常日頃からあれはもうホントにプロレスで、人生全部出る。人間力が問われる。これをプロレスと言わずになんと言うんだ! と思って。ずっとそういった心を抱いておりましたので。このカードが実現に至ったのは、とってもとっても運命的なことだと思っております。葛西さんはサイプレス上野さんの『BUMP』というPVに出ていたり、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは『nobodyknows+』というグループで上野さんと友達であったり。あと真琴さんを呼んだのは単に大槻ケンヂさんが“マコちゃんとチェキを撮りたい”と言ってたから、そのバーターみたいな感じで呼んだだけなんですけど。そういったいろんなことが絡み合ったとってもプレミアムな私にしか実現できない黄金カードを、この後楽園ホールでやります。これを見ないで死んだらもう人生、生まれた意味もないと思いますので、ぜひぜひ皆さん歴史が動く瞬間を見て頂けたらと思います。YO! そして週刊プロレスの湯沢編集長に、この試合に参加して頂くことが決定しました。気になりますね。注目してください。よろしく…YO! あ、そしてですね! オーケンさんは去年の1・4ドームの新日本大使なんですね。ドームに絡んでる2人が一気にこのアイスリボンに上がるということで、次は私がドームに上がる番だと思っておりますので、そういった意味合いも込めてのカードになります」
━━試合の決着方法は?
都「決着方法は決まっておりません!その場の流れで。ただ、ほかの試合もいっぱいあるのでプロレスは見飽きてるかなと思って…なんかほかのことでもいいのかな? と思っております」
真琴「どういうことですか…?」
都「今、言ったままですね」
真琴「え? ちょっとよくわかんないんですけど…勉強不足ですね」
都「ラップ練習してます? 葛西さんと私はメッチャ練習してますよ? 葛西さんもラッパーデビューするって約束とりつけたんで。コレ(親指と人差し指で輪っかを作って)の力で。2人目生まれるってことでコレが必要らしいんですよ」
真琴「そもそも私、ラップっていうのがよくわかってないんですけど…」
都「今ちょっとやります? やってみましょう! ミュージック、スタート!(周りの選手たちがなんとなく手拍子を始める)YO! やってきたぜ私と葛西と上野!♪ 」
そんなオマエはREINA、コミュ障こじらせたヤバめな女! だけどオマエにラップという名のステキなトラップを仕掛けた。YO! チェケラ! なんとか言えYO!」
真琴「(手拍子にうろたえながら)え!?…どうしよう! ラップがちょっとわからないので俳句、短歌! どうしよう…じゃあ五七五で。相手をディスればいいんですよね?…『みやここの ふりふりワンピ あいたたた』」
都「(会場内の大きな拍手に)ムカつく! でもレスラーなんで今暴力ふるったら捕まるので…24日に返します! あ~ムカつく!」
━━大槻ケンヂさんがお気に入りの選手として名前を挙げているが。
真琴「私自身あんまり音楽に詳しくないんですけど、お母さんとかがすごい喜んでました」
━━以前にREINAにも観戦に訪れていたようだが。
真琴「けっこう私やREINAのことをブログとかで書いてくださってて、ありがたいです」
都「今回チェキ撮りに来るんですかね? 前回チェキ券プレゼントしたんですけど…オーケンさん、見てたらぜひ来てください! お願いします」
▼20分1本勝負
藤田あかね&法DATE vs トトロさつき&直DATE
トトロさつき「格闘技経験の長いTeam DATEの4人が私の同期になることに対して、正直あせりを感じています。でもリングの上に立てばそんなものは関係ありません。自分が勝ちます。あかねさんにも法(のり)にも、タッグを組むナオにも負けません。よろしくお願いします」(※不在のため代読)
直(なお)DATE「デビュー戦まであと少しということで、すごくドキドキしています。同門対決というのが今までなかったので、リングで初めてノリと拳を交えるといいますか…まぁグーはダメ(反則)ですね。パーでもチョキでも、とにかくこの闘いを私が制したいと思います。藤田あかね先輩とノリ! やってやるからな! トトロさつき先輩と力を合わせて勝利をつかみたいと思います。マハーラージャ・カルーリカ(インド王族の最強武術)、ヨーガの魅力を生かして迫力のあるファイトをできたらなと思っています。応援よろしくお願いします!」
法(のり)DATE「Team DATEの4姉妹・三女の18歳、法DATEです。初めまして! 今回初めてのプロレス参戦ということで正直不安はありますが、自分が今までやってきたマハーラージャ・カルーリカ、ヨーガをプロレスにも応用して、新しい風を吹かせていけたらと思います。タッグマッチは初めてなので楽しみたいのですが、勝負である以上、同門である直DATE、パートナー・トトロさつき先輩には負けたくありませんので。藤田あかね先輩、よろしくお願いします!(笑)」
あかね「まる子がいろんなところで言ってたりとかしてたんですけども…自分もまる子と一緒で、練習に参加してたりとかしてたんですけど、ホントにプロレスやる気あるのかな? と思って。練習態度とか見てて。デビュー戦の相手っていうのも初めてなんですけども、デビュー戦の相手をすることにもノリと組むことにも、自分は別に思い入れとかまったくないんですよね、正直。ただ、後楽園ホールで試合がこうやって組まれたということは、自分は相手が誰であれ組むのが誰であれ、いつも通りのハイテンションな感じで自分の試合をできたらと思っているので。…ハイテンションついてこれます?」
法DATE「頑張ります! よろしくお願いします!」
あかね「それなら、じゃあ引っ張って、勝ちにいこうじゃないですか」
法DATE「よろしくお願いします!」
━━プロレスのおもしろさや魅力をどのようにとらえている?
直DATE「練習をしてみて思ったのは、すごく難しいなっていうのを感じました。試合を見ているのと自分がやるのだと全然違うなっていうのを感じましたし、デビューするにあたって、もっとしっかりやっていかなきゃなという気持ちで練習させて頂いています」
法DATE「練習を始めてプロレスの厳しさはすごく身に染みています。ルールもすごく格闘技よりいろいろとできるっていうのがすごく楽しみでもありますし、どんどん自分もプロレスで魅せていきたいなっていう気持ちが強いです」
▼20分1本勝負
豊田真奈美&華DATE&華蓮DATE vs 長崎まる子&テキーラ沙弥&松屋うの
豊田真奈美「デビュー戦がホント大切だと思うんですよ。自分がリングに実際上がってみてお客さんの反応とかで、どういうふうにやっていけばいいかいろいろ覚えていく1番最初の試合なので。引退が決まってるんですけど、豊田真奈美を伝えられたらなと思います。アイスの選手っていろんな個性を持ってると思うから、試合で当たるのは毎回楽しいです」(※不在のため映像にて)
うの「TeamDATEの皆さんは確かに年齢も若いですし、覚えも早いし体力もある。そして運動神経もとてもいいです。何より4人そろうと華があるなっていうふうに思います。格闘技界だけでなくって、プロレス界にも進出して新しいプロレスをしていきたいとお聞きしました。でもそれは自分も同じです。自分は器用なほうでもなく運動神経も良いほうではないですけれども、TeamDATEさんよりは試合の経験はあります。その経験を生かして自分を信じて、タッグパートナーのまる子さんと沙弥さんを信じて、この試合に挑んでいきたいと思います。絶対に負けたくありません! こんなに熱くなったのは初めてです。根性見せてやりたいと思っています!」
沙弥「TeamDATE、Road to ICERIBBONという映像を見たんですけど…練習始めてしばらく経っているのにプロレス用語も覚えていない、ルールもわかってない。ホントにプロレスやる気あるのかなって思いましたし、取材中とか練習中もヘラヘラしてるっていう印象がすごく強くて。正直、イラ立ちを隠せないというか…。チームとして活動してるみたいですけど、私たち(3人)はタッグとして一緒に闘ってきたし対戦もしてるし、お互いの気持ちもわかってると思うので。プロレスにおける団結力は私たちのほうが勝(まさ)ってると思います。なので絶対負けません!」
まる子「今までテキーラ沙弥選手、トトロさつき選手とデビュー戦の相手をさせて頂きました。その2人はデビューまでの道のりを一緒に歩ませて頂いた大切な後輩であり、自分が胸を貸したいと思ったので、自分からデビュー戦の相手を名乗らせて頂きました。今回自分、名乗り出ておりません。つまり、なんの思い入れもありません。もう、ぶっちゃけ興味ないぐらいです。別に彼女たちをナメてるわけじゃないんですけど、プロレスを本気でしたいという気持ちが見られないところに憤(いきどお)りを感じております。このまま中途半端な気持ちでデビュー戦をするのであれば、デビュー戦でぶっつぶしてリングの上から引きずり下ろしたいと思います。以上です」
華蓮(かれん)DATE「Team DATE4姉妹・末っ子、華蓮DATE13歳です。去年12歳でMMAプロデビューをしてTKOで勝利しました。そして世界MMA新人ランキングで8位になりました。今回プロレスデビュー戦で豊田真奈美先輩とタッグを組める機会を頂けて本当に光栄です。豊田真奈美先輩は飛翔天女と言われていて、いつも指導してくださっている藤本つかさ先輩は飛翔天女2世と言われているので、私はプロレス新人1位になり、飛翔天女3世を目指したいと思います。マハーラージャ・カルーリカ&ヨーガをしっかり生かして、オリジナルの新技をやっていきたいです! デビュー戦からしっかり勝ち続けていきたいと思います! 応援よろしくお願いします!」
華(はな)DATE「初めまして。Team DATE4姉妹の長女、華DATEです。今回タッグチームでレジェンド・豊田真奈美選手と組めることを心より御礼申し上げます。ありがとうございます。しっかり恥のないよう闘いますのでよろしくお願い致します。そして対戦相手である長崎まる子先輩、テキーラ沙弥先輩、松屋うの先輩。私はプロレスなめてません! 本気でプロレスをやる。そう決意しました。私には先輩方にないマハーラージャ・カルーリカ&ヨーガっていう動きを持っています。なめてると危険なので気をつけるよう、ここで忠告しておきます!」
━━プロレスのおもしろさ、魅力について。
華DATE「ホントに私は物覚えが悪いのでプロレスの技を覚えるのも、名前を覚えるのもルールを覚えるのも、すべてものすごく大変です。ですが先輩方の試合を見て、格闘技とは違うんですけれども“勝つ”、“相手をつぶす”、そういう決意を持って闘っていることにカッコイイと思いました。先輩方に負けないよう頑張ります」
華蓮DATE「私はプロレスは技を受けるのも、技をやるのも本当にすべてが大変だと思っていて、練習では上手くできてても試合ではちゃんとできるか不安もあるし、そういうのもあって臨んでるので。しっかり試合ができるように頑張ります!」
━━2人の意気込みを聞いて。
沙弥「正直、カレンさんが“飛翔天女3世になりたい”っておっしゃってましたけど、2世と呼ばれている藤本さんがどれだけの試合数を積んで、そしてどんな経緯でそういうふうに呼ばれるようになったか、わかって言ってるのかなと思って…。なんかすごい大口たたいてるなって思ってしまいました。私は豊田さんに憧れてプロレスを始めたので、ポッと出てきてそんなこと言われるのが、なんかイラっとするなって思ってしまいました」
まる子「プロレス“本気です”って言ってますけど…自分、何回か一緒に練習してて、いま聞いてたら口だけな気がしてて。本気なら練習中にそういう態度見せろよって思うんですけど…。口だけなんじゃないかなって思います」
うの「やっぱり当日リングの上で、どれだけプロレスが厳しいか? 私たちが経験させてあげたいと思います」