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雪妃「私にも未来があることには変わりがない」/アイスリボン会見(2)

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▼20分1本勝負
  藤本つかさ&中島安里紗 vs 星ハム子&宮城もち


 星ハム子「ベストフレンズの再始動の相手に『らぶりー・ぶっちゃーず』(ハム子&もち)を選んで頂けて嬉しいです。本当はベストフレンズがタッグのベルトを持っていた時に挑戦したかった。もちと一緒に夢を叶えるためにも。今まで勝ってきたことも負けたこともすべてプラスにして相思相愛、絆、すべてに見せつけて、らぶりー・ぶっちゃーずが真のベストフレンズだということを試合で証明します」(※不在のため代読)


 もち「ハ~イ、ベストフレンズ♪ (2人に無視され)あいさつしてるんだから、あいさつしてくださいよ!(2度目も無視され)…まぁ、あいさつしてもらえませんでしたが、ベストフレンズに選んでもらえたのなら嬉しいですけども、私はちょっと1つ“これはどうなのかな?”って思ってることがあって…3月に2人が闘って、そのあとにコメントをしたと思うんですけど“試運転で組みたい”みたいな。ウチらが踏み台にされてるみたいな感じで、ちょっとそれはどうなのかな? って思いました。私は本来ならばバチバチすごい向かっていくし、やりたいですけども…試運転でやってく、そんな気持ちのタッグだったのかな? ってちょっと残念に思っております。組むっていうんだったらもっと自信を持って組んできてほしいし、そんなタッグはらぶりー・ぶっちゃーずが倒したいと思いますので。どうぞお見知りおきを」


 中島「ベストフレンズ再始動ということで、らぶりー・ぶっちゃーずと意外に初対戦というのが、すごく自分的にも“確かにやったことないな”と思って。なんか関わったこともあまりなくて、1度だけ仙台でシャッフルして対戦してるくらいかな。雰囲気とかはすごく好きなタッグチームです。ただ試合に関して言うと“踏み台にされる”とか言ってましたけど、私の中では踏み台にもならないというか…。試運転って言いましたけど“エンジンかかんのかな?”っていうのもありますし…。でも印象としては前回つっかとシングルをやった時の後楽園ホールでの、宮城もち選手のマイクがすごく自分の中で印象に残っていて…。なんかすごいいろいろ考えたんですよ、深く。他人を見て自分にないものを数えて“ないない”って言ってるけど、自分にあるものを数えていくほうが、このリングで闘っていくのであればプラスになると思うし。そういうふうに、もち選手のことを見てる選手もいるんじゃないかな? っていうのもあるし。そういうところまで考えられたのが自分的にはおもしろかったので、今回宮城もち選手をつぶして熱い試合をしたいなと思います。まとまってないけど…」


 藤本「いや、いいこと言った。今年初ですね、ベストフレンズ組むのは。去年の12月以来だと思うんですけども、組むということになったのは“打倒・高橋奈七永”です。高橋奈七永を倒してからじゃないと私はベルトに挑戦するのは失礼だと思うので、奈七永の先にベルトがあるということで、まずは高橋奈七永を倒すという目標で私たちはタッグを始動していきたいと思います。その踏み台となるのが、らぶりー・ぶっちゃーずです。それ以上でもそれ以下でもありません。以上です」


 ━━2人の連係や現在の関係性は?
 藤本「あれ以来ですね、いろいろ心配の声は…連絡とかも頂くんですけども…」
 中島「あるの?(苦笑)」
 藤本「“仲良くしてね”とか心配の連絡が、関係者だったりいろんな方から…(笑)。ホントにいつもハラハラドキドキ不安にさせてしまって申し訳ないなと思うんですが、意外とマメに連絡は取っていますし…試合について、プロレスの価値観についていろいろお話をする機会も多くて。皆さん心配しなくても…安心しろとは言いませんが…」
 中島「安心されたら終わりですからね、プロレスラーなので」
 藤本「心配してください」


 ━━前回、貯金箱(※2人が互いに敬語を使ってしまうたびに貯金していた)を壊してしまったが、中のお金は?
 藤本「あのお金はですね、心優しいマスコミの方が拾って頂いて千春さんに預けて頂いたんですよ。いま私がちゃんと保管しているので、まだご飯は食べれてないですけど、ちゃんと行きますので…行きましたらちゃんと報告をさせて頂きます(笑)」


 ━━3・26後楽園での20分間の闘いはこれからどんな影響をおよぼす?
 藤本「そうですね、人がわかり合えるのに1番の近道って…あんだけお互い傷つけ合わないとホントにわかり合えないんだなっていうふうに思った20分間で、あんなに濃い時間を過ごしたのも私の中では初めてだったし、あの20分があるからこそ自信にもつながっていくんじゃないかなって思います」
 中島「そう思います」
 藤本「やっぱり勝てなかったっていうのは悔しいので、いつかその続きはやりたいです。(中島に)どうですか?」
 中島「そうですね」


 ━━「踏み台にもならない」と言われてしまったが。
 もち「踏み台になるかならないか以前にウチらにとって高橋奈七永は関係ないし、アイスリボンのベルトに関係ありますか?」
 藤本「私たちの中で高橋奈七永を倒してからアイスリボンのベルトを狙っていきたい。先にアイスリボンのベルトっていうのは巻けないと思います、この状況で。らぶっちゃは関係ないといえば関係ないよね」
 もち「…そうですね。まぁそのような私情があるということなので、らぶりー・ぶっちゃーずは好き放題、暴れさせて頂くだけですね」


▼セミファイナル 20分1本勝負
 弓李 vs 尾崎魔弓


 尾崎「きゅうり? きゅうりだかタマネギだかなんだかしんないけどさ、そんなもんチャッチャとやって。どんな選手かわかんないから雪妃に聞いたら関節(技)? が得意らしいけど、そんなのまったく問題ないね。さよなら」(※不在のため映像にて)


 弓李「尾崎さんはプロレス界で1番悪い人というイメージがあります。正直怖いですが、その日は仮面女子さんとファンの皆さんが応援してくださるので、そのパワーで今まで見せたことのない弓李を見せて下剋上します」(※不在のため映像にて)




▼メインイベント インターナショナルリボンタッグ選手権試合・20分1本勝負
 (王者組)つくし&柊くるみ vs 世羅りさ&雪妃真矢(挑戦者組)


 くるみ「ユキが“自分たちにだって未来がある”と言ってましたが、自分たちのほうが未来があると思っています。初防衛戦でアジュレボ(世羅&雪妃)に負けるわけにはいきません。全力でぶつかって、全力でぶっつぶします」(※不在のため映像にて)


 雪妃「大阪の時にマイクでつくしさんにも言われたんですけど、“オマエたちの未来は終わってんだよ”と、強烈な一言を頂きましたけど…。死ぬまでに残ってる年数はそうかもしれないですけど、未来があることには変わりがないので。『This is アイスリボン』(つくし&くるみ)に対してすごい尊敬があるからこそ、2人には挑戦したかったので。前に札幌で挑戦しようと思ったら、ベルトを落として挑戦できなかったこともあったので…。アイスリボンに雪妃真矢がいるとかアジュレボがいるとか認めてもらうためには、それこそアイスリボンの名前を背負った『This is アイスリボン』に勝つことかなって思ってるので。年齢とか関係ないですね。ベルト獲りたいです」


 世羅「アジュール・レボリューションは雪妃にかかってると思うんですよ。私は相当期待してますし、私が先輩とタッグを組んでた時は“オマエにかかってる”って言われ続けてタッグチャンピオンになった時期もあったので。私はあえてプレッシャーになることを言い続けようかなと…雪妃を信頼してるからこそだし、ホントに期待してるので。ここは雪妃が前に出て感情を思い切り出して、私たち2人で最後勝ち取ってチャンピオンになりたいと思います。そして私は2冠になります!(笑)」


 つくし「大阪の時にユキさんから直接フォールを取られてしまっています。でも、嬉しかったことがありまして、ユキさんから“リボンタッグに挑戦したい”って言われたのと、髪の毛をつかんで感情をすごい出してきてくれたんですよ。自分はそういうユキさんを初めて見たし、本気になってくれてるんだなってすごい思いました。すごく嬉しかったです。くるみと出会って7年経つんですけれども、初めて『This is アイスリボン』ってタッグチーム名を付けたんですね。7年前とかは“アイスリボンを引っ張っていきます”、“未来を見せます”って言える自信がなかったからタッグチーム名も付けなかったし、“自分たちが!”っていうのがなかったので。今回、リボンタッグのベルトもアビリバ(大畠&水波)から取り返して自分たちは今自信にあふれているので、アイスリボンって団体名をチーム名に入れました。なので、今回負けたら名前も名乗れないぐらい恥ずかしいと思うんですよ。すごい誇りに思ってるし。アイスリボンの未来を見せれる近い場所にいるのは私たちだと思うので今回の初防衛戦、絶対このベルトは譲らないです。今、私たちは自信にあふれています」




 ━━世羅が「雪妃にかかってる」と言っているが。
 雪妃「はい。ずっとそれは感じていることで、アジュレボを組ませて頂いた時からずっとずっと…負けるのが雪妃、勝つのは世羅っていうのがアジュレボだった。誰にとってもそういうイメージだったと思うし、アジュレボ自体が上がっていくためには私が上がるしかない…当然ですよね。世羅さんはシングルのチャンピオンですし。それはずっと変わらないことなので、“わかってます!”っていう感じです(笑)」


 ━━雪妃について。
 世羅「自分がそう言われてた時期はホント辛かった思いがあるんですけど、それを乗り越えたからこそ今の自分があると思ってるので…。雪妃はできる。そう信じてます。大阪もきっちりチャンピオンから3カウント取ってくれたし、今回は隣りに私もいるし私を信じて、自分も雪妃を信じて。ベルトを獲れるんじゃないかな? って思ってます」


 ━━大阪での敗戦について。
 つくし「正直、あの時は“アジュレボなんかに負けるとは思わなかった”って、たぶんマイクで言ってるんですよ。でも、マグレな勝ち方でも勝ちは勝ちなので。ビビることはないですけど、たぶん自分たちはユキさんに行く(狙う)ので。ユキさんの感情をぶつけに来ててほしいなって思ってます」


 ━━「自信にあふれている」というが、そうなった理由や出来事などは?
 つくし「最初はこのベルトをベストフレンズから獲って、そこで“自分たちは行けるかな”ってちょっと思ったんですけど、アビリバに獲られてしまって。アイスリボンから何人かアビリバに挑戦してるんですよ。それでもやっぱり自分たちの元にベルトが帰ってきてくれて…そこから自信にあふれたし、水波さんからも“アイスリボンをキミたちが引っ張っていくんだよ”っていう言葉をもらったので。“自信持っていいのかな?”って、そこで思いました」




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