前回からわずか5日で迎える新木場大会。第2試合では宝山愛&ウナギ・サヤカが、青木いつ希&笹村あやめの同期タッグと対峙。笹村がタイガー・スープレックスで宝山から3カウントを奪うも、ウナギは収まらず2人と小競り合いに。
前回大会で復帰を果たした彩羽匠はMaria・川畑梨瑚との3WAY戦に臨み2人を圧倒。助走つきのニーアタックでMariaを仕留めると、試合後はマイクを持ちタッグ王座挑戦を訴え続けている2人に再考を促す。
セミファイナルでは桃野美桜が5番勝負・第3戦として橋本千紘と激突。仙女・後楽園大会でのシングル王座戦以来1年8ヶ月ぶりの対戦はまたしても激闘となり、オブライトで勝利した橋本はバックステージで「桃野美桜は私の最高のライバルです」と最大級の賛辞を贈る。
メインイベントでは永島千佳世の持つAAAWシングル王座に、マーベラスのキャリア最年長・渡辺智子が挑戦。ここ最近はコミカルを封印し容赦なく大技を連発するなど勝利への貪欲さを見せてきた渡辺は、キャノンボールバスターやGOTO HEAVENなどの荒技を立て続けに放っていく。それでも屈しなかった永島は腕を極めて2度目の防衛を果たすと、「もう47歳ですけど、やっとチャンピオンらしくいられるようになったなと思います。これからのチャンピオンロード、楽しみにしててください」と笑顔を見せた。
『Marvelousプロレス in 新木場』
◆2023年3月15日(水)東京・新木場1st RING(19:00)
観衆未発表
▼15分1本勝負
○井坂レオ(8分57秒/足4の字固め→ギブアップ)がばいじいちゃん●
▼20分1本勝負
●宝山愛&ウナギ・サヤカ(13分39秒/タイガー・スープレックス・ホールド)青木いつ希&笹村あやめ○
▼3WAYマッチ・15分1本勝負
○彩羽匠(10分31秒/ジャンピング・ニーアタック→エビ固め)Maria●
※もう1人は川畑梨瑚
▼~桃野美桜5番勝負 第3戦~・20分1本勝負
●桃野美桜(16分20秒/オブライト)橋本千紘○
▼AAAWシングル選手権試合・30分1本勝負
○永島千佳世(20分14秒/腕固め→ギブアップ)渡辺智子●
※第16代王者が2度目の防衛に成功。