OZアカデミーのホームである新宿FACE大会。第1試合のタッグマッチでは花園桃花のペースに惑わされる松本浩代だったが、後方回転エビ固めを背中で押しつぶして3カウント。
第2試合ではAKINO&志田光&正危軍が正危軍と対峙し、20分に及ぶ激闘を展開。関口の腕を極めて勝利した尾崎魔弓は「一歩も成長してねぇな。オマエが強くなるには正危軍に入ること」と勧誘。続いてAKINOは「体も心も強くなれ。決めるのはオマエだ」と言葉をかける。関口は「強くなるためにはもう手段を選ばない。正危軍、カッコいいじゃん。入ってやるよ!」と叫び会場を驚かせた。
AKINOの持つ無差別級シングル王座への挑戦権を争う20代の選手によるトーナメントで、決勝戦へ勝ち進んだのは青木いつ希と海樹リコ。先輩2人を破って勝ち上がった海樹はノーザンライト・スープレックスの連発からイグチボムで叩きつけるが、これをキックアウトした青木はラリアットの連打からのジャパニーズオーシャン・バックドロップで3カウント。4・23後楽園でAKINOとのタイトルマッチが決定する。
メインイベントは『チーム200kg』橋本千紘&優宇の持つOZアカデミーのタッグ王座に『H2D』加藤園子&水波綾が挑戦。優宇がキャノンボールからとどめのラストライドを狙うと、空中で切り返した加藤が丸め込んで3カウントを奪った。大喜びする加藤が「誰からの挑戦でも受けるから!」と宣言すると、そこに現れたのは尾崎。ジャガー横田をパートナーに迎えての挑戦をぶち上げると、2人の合計年齢からタッグ名を『Age(エイジ)115』と発表し、「ババアをナメるなよ?」と自信満々。4・23後楽園でのタッグ王座が決定した。
『~Who knows?~』
◆2023年3月12日(日)東京・新宿FACE(18:00)
観衆301人
▼20分1本勝負
米山香織&●花園桃花(12分14秒/後方回転エビ固めを押しつぶす→体固め)松本浩代○&ラム会長
▼30分1本勝負
AKINO&志田光&●関口翔(20分49秒/腕固め→ギブアップ)尾崎魔弓○&雪妃真矢&安納サオリ
▼【U-30】OZアカデミー認定無差別級選手権 次期挑戦者決定トーナメント決勝戦・時間無制限1本勝負
○青木いつ希(16分17秒/ジャパニーズオーシャン・バックドロップホールド)海樹リコ●
※青木がトーナメント優勝。AKINOへの挑戦権を獲得。
▼OZアカデミー認定タッグ選手権試合・30分1本勝負
橋本千紘&●優宇(19分5秒/ラストライドを切り返す→スモールパッケージ・ホールド)加藤園子○&水波綾
※橋本&優宇が初防衛に失敗、加藤&水波が第37代王者組となる。