PURE-Jの2022年最終戦となる亀アリーナマッチ。第1試合では亀アリーナ名物のタワシデスマッチが6人タッグ戦で行なわれ、両ヒザにタワシニーパットを装着したKAZUKIがデス・バイ・ロドリックで大空ちえに勝利。『WANTED☆ウォリアーズ』が3人で勝ち名乗りを受けた。
第2試合は中森華子とAKARIによる御神木マッチ。リング中央に置かれたクリスマスツリーを倒したら負けとなるため動きが大きく制限される中での攻防は、走り込んでのラリアットを狙ったAKARIを中森がかわすと、勢いあまったAKARIがツリーを倒して決着となる。
メインイベントは所属8選手がサンタの衣装を着用してのバトルロイヤル。この試合の勝者は団体代表のボリショイから「実現可能な願い事が叶えられる」という条件マッチで、選手たちは1人ずつリングインと同時に願い事を宣言して試合がスタート。最後はAKARIが、KAZUKIと大空を2人まとめてブリッジの形で押さえ込んで3カウントを奪い優勝を飾った。
AKARIの願い事は「男子選手とのシングルマッチ」で、「中森さんにシングルで負けたけどバトルロイヤルで勝ててホントに嬉しい!」と笑顔。ボリショイから対戦したい相手を聞かれると「JUST TAP OUTのイーグルマスクとやりたいです」と返答する。男子選手とのタッグマッチは『チョコプロ』で経験済みだが、シングルマッチは初めて。イーグルマスクの名前を挙げた理由についてAKARIは「前に試合を見てテクニックもスピードもすごい。2019年デビューの同期。だからチャレンジして勉強したい。ビッグボスの丸藤さんと、いつか試合をするのが夢です」と話している。
▼1・8蒲田でAKARIとの対戦が決まったイーグルマスク
また、「#ボリショイ社長にお願い」でツイートしたファンの中から優勝者を的中させた中の1名が、事前に申告した願い事を叶えられるという企画も実施。AKARIの優勝を予想したのは3名で、リング上での抽選により3人の願い事の中から「ドレスコードマッチ:披露宴に行く服装で試合をしてほしい」が実現されることに。カーテンコールではKAZUKIが「今日で亀アリーナマッチ参戦は最後になりますが、またすぐ1月8日にお会いできますので来て頂けたら嬉しいです」とあいさつした。
『第72回・特別亀アリーナマッチ~KAZUKIプロデュース・ラスト亀アリーナ&リアルバースデー~』
◆2022年12月25日(日)東京・PURE-J道場 亀アリーナ(13:00)
観衆未発表
▼6人タッグ束子デスマッチ・20分1本勝負
○KAZUKI&ライディーン鋼&谷もも(14分33秒/デス・バイ・ロドリック→片エビ固め)Leon&久令愛&大空ちえ●
※公認凶器として亀の子束子の使用が可能。
▼もしもリングにクリスマスツリーがあったら・15分1本勝負
○中森華子(6分50秒/ラリアットをかわす→ツリー転倒)AKARI●
※通常ルールに加え、リング中央に設置されたPURE-J御神木のクリスマスツリーを倒したら負けとなる特別ルール。
▼サンタだらけのバトルロイヤル・時間無制限
○AKARI(8分41秒/AKARIブリッジ)KAZUKI●、大空ちえ●
※退場順…ライディーン鋼、中森華子、久令愛、Leon、谷もも、KAZUKI&大空。
※出場選手は実現可能な願い事を事前に発表。優勝者はボリショイ社長に願い事を叶えてもらうことができる。AKARIの願い事は「男子プロレスラーとのシングルマッチ」。
▼大会終了後は『クリスマス会&KAZUKI誕生日会&忘年会』。亀アリーナでの試合後イベントは2年9ヶ月ぶりの開催でレフェリーのテッシー・スゴー、リングアナのSakiも参加。