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12・4後楽園の第1試合で長与千種&川畑梨瑚vsMaria&堀田祐美子/マーベラス会見(1)

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 16日(水)17:15よりマーベラスが都内にて記者会見を開き、12・4後楽園ホール大会に向けて各選手がコメント。彩羽匠の負傷欠場により返上されたAAAWシングル王座を争う1DAYトーナメントの組み合わせ抽選も実施され、1回戦5試合のカードが決定した。

『Marvelousプロレス 後楽園ホール大会』
◆2022年12月4日(日)東京・後楽園ホール(18:15)

▼第1試合 I'm back 600・10分1本勝負
 長与千種&川畑梨瑚 vs Maria&堀田祐美子




 長与「このカードはですね、2022年8月8日の後楽園ホール大会で本来だったらば行なわれる試合でございました。しかしながら私がですね、前日にコロナの陽性反応を出してしまいまして流れてしまいました。本当に堀田選手、すいませんでした」
 堀田「私も事故に遭って…すみません。(足を)轢かれました」
 長与「私と堀田祐美子選手といえばですね、全日本女子プロレスに在籍してた時に(付き人として)大変自分のお世話をしてくれた後輩でございます。タッグリーグ・ザ・ベストで優勝したこともあります。まさかの形でこのような試合ができると思ってなかったので、ホントに感謝します。とにかく、やるからにはですね、2人でガツガツとやっていけるように頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します」

 



 堀田「このようなカードができるということは、私も長与千種さんに憧れて女子プロレスに入ったので、この歳になっても横にいることがちょっと緊張するのですが…嬉しく思い、若手2人に負けないぐらい思い切り行きたいなと思っております。師弟対決というホントに今(の時代)にないような意味のあるカードなので、ホントに私もワクワクしております。よろしくお願いします」

 

 



 川畑「師弟対決ということで、8月8日の後楽園からやっと…“やっと”という楽しみでしかない試合で。私事なんですけども、自分のひいおばあちゃんが実は長与さんの大ファンで…(笑)。今、生きてれば120歳ぐらいなんですけども、その長与千種さんとタッグを組ませて頂ける、隣に立たせて頂ける意味というのをお客さんにも試合を通して伝えたいと思いますし、天国にいるひいおばあちゃんにも…」
 長与「お母さんとかお父さんはどうなんですか?」
 川畑「お母さんもひいおばあちゃんと一緒に長与さんのことを現役の時に応援されてたということで、お母さんとひいおばあちゃんにも伝えたいと思います。そして自分は堀田さんに今までボコボコに負けてきたんですけども、この日、私は堀田選手から1本取りたいと思います」

 



 Maria「自分はお父さんが長与さんと同い年なんですけども、この試合ができることをホントに本当に1番待ち望んでいたカードです。ホントにずっと待ってました。(長与を見ながら)コンディションが万全であると…思って…います。コーラとか飲まれてないと信じております。自分は100%の長与さんと試合がしたいです。自分が(5月の)後楽園ホール大会でお願いをさせて頂いたカードが、今こうやってやっと実現することになり本当に嬉しく思ってますし、“嬉しい”だけじゃなくてお隣でも(堀田から)学ばせて頂きまして、対角でも学ばせて頂くのはもちろんなんですけど。梨瑚が“堀田さんに勝つ”って言ってましたけど、自分も長与さん狙ってます。学ばせて頂くだけじゃ自分は満足しないので。もちろん勝ちも狙って、長与さんから自分の得意な…今までずっと練習してきた関節技とかドロップキックとかで、長与さんから自分が取ります」

 



 ━━現在のコンディションは?
 長与「コンディションですか? 高血圧です! 高血圧ですけどコーラはやめません。コーラは神水(かみみず)だと思っているので。私はアルコールは全然飲めないんですよね。体が受け付けないみたいで。(報道陣に対して)でも仕事終わりにビールの1杯をやめろと言われたら、やめられますか皆さん? はい、私はやめられません。仕事終わりのコーラは絶対に…仕事はじまりのコーラもやめられません。そして先ほど2人が“勝つ”って言ってましたけど、負ける気さえしない。どんなコンディションであっても負ける気はしないです。それだけは伝えておきます」

 ━━初めての海外遠征を終えたばかりだが特に収穫になった部分は?
 Maria「海外に初めて行かせて頂きまして、日本とはやっぱり違う空気感だったりお客さんの反応だったり。海外特有の試合の仕方…そういうものを学ばせて頂きまして。お客さんの反応を見て楽しむとか、今まで頭では理解してても実感っていうものをそんなにしたことがなかったので。海外に行って初めて実感をした瞬間だなと思ってます。お客さんを楽しませる、自分のプロレスを見せる…あと、さっき言い忘れてしまったんですけど、このあと1DAYトーナメントもありますけど長与さんから教えられた言葉がありまして。“試合は食うつもりで行け”と教えられているので。自分はこの試合を食うつもりで行きます」

 ━━第1試合で10分1本勝負の理由は?
 長与「すべての試合において10分1本勝負に設定させて頂きました。これがたとえ15分でも20分でも、“本気で勝負をかけていくんだったらば10分あれば十分だろう”という気持ちがありました。これが短く感じるのかそれとも長く感じるのかは、この4人で闘った時に初めてその印象というのはお客様が感じることになると思いますが、いつでも勝負をかけられるという状況で10分1本勝負という形にさせて頂きました。第1試合というのはですね、堀田選手もそうなんじゃないかと思うんですけど、昔、全日本女子プロレスの時に第1試合っていうのはだいたいまだまだ未熟な選手たちが、お客様がゾロゾロ(会場に)入られる中で試合をやってたという経験がございまして。でも私はその空気感っていうのがすごく好きじゃなくてですね、第1試合目もメインイベントと同じという感覚で常に今までやってきましたので。第1試合こそメインイベントと裏表のカードだと思ってますので、これを大事にしたいなと思います。なぜならば1発目の露払いです。だからこそしっかり務めたいと思います」

 ━━2試合目以降の選手にプレッシャーがかかると思われるが。
 長与「全っ然考えてないです。それで“食う”つもりがなければプロではないと思うんで、堀田選手も私の弟子ですけども、試合をするつもりでやるんじゃなくて“食うつもりでやれ”と、ホントにみんなに言ってるぐらいなので」
 堀田「長与千種というプロレスラーは本当に天才であって…みんなにも言いたいんだけど“自分が食ってやる!”って気持ちでこの4人が闘った時の試合は、ホントに素晴らしいんじゃないかなと今から想像してワクワクします」
 長与「1番怖いのは両端の選手よりも堀田選手が意地を出してきた時が、やっぱり自分的には脅威だなと今のところは思ってますね」




 第1試合終了後、8・8後楽園で引退したKAORUさんの残りの5カウントゴングが打ち鳴らされることが発表される。

 長与「8月8日に長きプロレス人生に幕を閉じましたKAORU選手が皆様からホントに温かい中でですね、引退を迎えることができましたが、私は先ほども申し上げた通り、会場に行くことができませんでした。彼女の心残りとしてですね、5カウントでストップをされております。後楽園ホールで起こったことは後楽園ホールでしっかりと送り出したいという気持ちがございましたので、残りの5カウントを私の目の前でしっかりと聞いてですね、彼女を送り出したいと思っております。皆様、なにとぞ温かく見守って頂ければと思います。よろしくお願い申し上げます。そばにいてあげられなかったことがホント悔しかったですし、彼女とは全日本女子プロレスの時っていうのは、そんなに交わりはなかったです。年齢が離れすぎてて。ただ、GAEA JAPANからずっと共に頑張ってきてくれた選手なので、最後の花道はしっかりと作ってあげたいという気持ちが強くありました。それを叶えてあげることができずに“このまま終わるのかな”と思いながら配信を見ましたが、その時に彼女が5カウントで止めてくれたのは、申し訳なくもありがたく思っております。リング下であの子の背中をしっかりと見ながら、ちゃんと5カウントを聞きたいと思います。(リングを)降りた時に初めて私と同じ立場になるので。迎えてあげたいなという気持ちでいっぱいです」


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