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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】JWP8・14両国

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 毎年恒例のプラム麻里子さんの追悼大会が、今年は両国で開催。入場式ではコマンドボリショイが、「20年前プラムさんと一緒に闘ってきた者として、プラムさんの身をもって教えてくださったことをこれからも実践して、皆さんが安心して選手を応援できる団体になっていけるように頑張っていきたいと思います」とあいさつし黙祷が捧げられた。第1試合からの3試合はJWPとアイスリボンの若手選手による対抗戦。欠場となったアイビス咲蘭の代打で出場したラビット美兎は長崎まる子に完勝。関節技に磨きをかけているRiNOと弓李の一戦は、両腕を固めた弓李がギブアップを奪う。『アルティメット☆ぴゅあふる』美兎&勝愛実とつくし&尾崎妹加のタッグ対決は、JWP初参戦の尾崎が途中で失速。勝がリバース・スプラッシュの体勢からひねりを加えての一撃でとどめを刺した。まもなくキャリア4周年でジュニア卒業となるライディーン鋼の2冠王座に、藤ヶ崎矢子が挑戦。いつも以上の気迫を見せた矢子が丸め込みの連続で追い込む場面も見られたが、フロッグ・スプラッシュからラリアットにつないだ鋼は、ライディーンボムで3カウントを奪取した。マイクを持った鋼は「防衛したぞー! 8月19日、私のデビュー記念日にベルトを持ったままジュニアを卒業します。矢子はちょっと強くなったと思います」と矢子の健闘を称えた。


 セミファイナルにはプラムさんが亡くなった当時を知るコマンドボリショイとダイナマイト・関西がタッグを結成。対戦相手と務めたKAZUKI&Leonと4人でプラムさんが得意としていたビクトル投げからのヒザ十字固めやストレッチプラムなどを繰り出していく。体格に勝るKAZUKIを持ち上げてマリコ・スパイク(キャプチュードバスター)を決めて勝利したボリショイは、「今日、プラムさんも絶対見に来てくれてます。ひと試合ひと試合、大切にこれからも頑張っていきます。関西さんは売れっ子でスケジュールがまったく合いません。そんな中でも、ひと試合ふた試合でもJWPに参戦して、JWPの後輩たちに関西さんのイズムを伝えていってほしいです。よろしくお願いします」。関西は「JWPはなんてったって自分が作り上げた団体で、やっぱりこの団体には数知れずホントにいろんな想いがあります。自分がいなくなった後、ボリショイがこんなちっちゃい体でよく支えてくれてると思います。ホントに感謝してます、ありがとう。12月まで日にちがないんだけど、日にちが合った時には必ずJWPにも、もう1度参戦したいと思います」と応じた。


 メインイベントでは『ベストフレンズ』中島安里紗&藤本つかさの持つJWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王座に、7・24後楽園での挑戦者決定戦を制した『全力バタンキュー』中森華子&木村響子が挑戦。チームワークが懸念されるベストフレンズだったが、木村に執拗に突っかかっていく中島を藤本が制して落ち着かせると、場外戦では中島の振り回したイスが藤本に誤爆して両者に緊張が走るも大きな亀裂には至らず。藤本のビーナスシュートが中島に誤爆すると、木村がビッグブーツから中島を押さえ込むが間一髪で藤本が救出する。中森のハイキックからランセットアーチにつないだ木村は向かい合っての頭突き。ロープに走った中島にカウンターのビッグブーツを叩き込んだ木村が、中島から3カウントを奪った。
 セコンドのボリショイと木村花を加えた4人で大喜びする全力軍。敗れた中島は藤本を突き飛ばすが、藤本は中島を連れて引き上げていく。マイクを持った木村は「ボリショイさんに呼んでもらってJWPに戻ってきたら、華子がスゲーつまらなさそうに居て。“どうした?”って言ったらケンカ売られて、けっこうボッコボコにしたんだけど、あきらめなくて…今日は全力バタンキュー全員の勝利です!」と話しシェーのポーズを決める。そこにアルティメット☆ぴゅあふるが割って入り、美兎が「新チャンピオンおめでとうございま~す。次、そのベルト、アルティメット☆ぴゅあふるが巻くから。それまで磨いて待ってろ」と挑発。勝も「だいたいな、今日巻いたところでオマエ(木村)はそのベルト巻ける期限、決まってんだよ。オマエが引退する前にアル☆ぴゅあでベルトを獲っちゃうぞー!!」と続く。鋼もリングに上がり、WANTEDでのタッグ王座挑戦を要求した。


『PURE-PLUM 2016』
◆8月14日(日)東京・両国KFCホール(13:00)
観衆234人


▼JWPvsアイスリボン・ヤングジェネレーション・対抗戦3番勝負1
 ラビット美兎(7分15秒/ランニング・エルボースマッシュ→片エビ固め)長崎まる子
▼JWPvsアイスリボン・ヤングジェネレーション・対抗戦3番勝負2
 弓李(6分45秒/腕サソリ固め)RiNO
▼JWPvsアイスリボン・ヤングジェネレーション・対抗戦3番勝負3
 ラビット美兎&○勝愛実(14分29秒/リバース・スプラッシュ式セントーン→片エビ固め)つくし&●尾崎妹加
▼JWP認定ジュニア&POP選手権試合・30分1本勝負
 ライディーン鋼(16分3秒/ライディーンボム→エビ固め)藤ヶ崎矢子
※第29代JWP認定ジュニア&第19代POP王者が4度目の防衛に成功。
▼故・プラム麻里子さんメモリアルタッグマッチ・30分1本勝負
 ○コマンドボリショイ&ダイナマイト・関西(14分12秒/マリコ・スパイク→片エビ固め)●KAZUKI&Leon
▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
 中森華子&○木村響子(28分50秒/ビッグブーツ→エビ固め)●中島安里紗&藤本つかさ
※王者組が4度目の防衛に失敗、中森&木村が第48代JWP認定タッグ&第21代デイリースポーツ認定女子タッグ王者組となる。























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