Quantcast
Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
Viewing all articles
Browse latest Browse all 11127

【結果】JWP7・24後楽園

$
0
0


 JWP夏の大一番。入場式では選手を代表して中森華子が、「全力バタンキューが全力勝利して、タッグのベルトへの挑戦権を必ず手にしたいと思います。熱く、激しく、全力で応援よろしくお願いします!」とあいさつ。第1試合ではJWP生え抜きの新人、アイビス咲蘭(さら)とRiNOがデビュー戦で一騎打ち。エルボーやドロップキックの応酬で意地をぶつけ合い、10分時間切れに終わると清々しく握手を交わす。第2試合では木村響子&木村花の親子タッグがJWPに初登場。見た目が似ているという藤ヶ崎矢子&米山香織は、米山が矢子のコスチュームを着てリングイン。親子が同時にビッグブーツを放って母・響子が矢子を仕留め、タッグ2戦目して初勝利を飾った。Leonとつくしによる2フォールカウントマッチは、でんでんむしからハルカゼにつなぐつくしの猛攻に耐えたLeonが、カウンターのスピアーからつくしをフォール。17日の両国大会で敗れた借りを返した。


 ベストフレンズへの挑戦権を懸けた3WAYタッグマッチは、木村のヘッドバットから路上で丸め込んだ中森が鋼をから3カウントを奪取。31日の名古屋でのタイトルマッチには木村が出場できないためマイクで言い争いになると、木村花が全力バタンキューのTシャツを手にリングイン。リング中央で堂々とTシャツを着替えて「全力バタンキュー新メンバー、木村花です!! 31日の名古屋は華子さんと組んでベルトに挑戦したいです!!」と大きな声でアピール。中森が「華花タッグやろうじゃねぇか!」と叫ぶと、木村響子は「ペーペーが出しゃばって親のコネとか言われても困るからさ…」と観客に判断を委ねるが、大きな拍手と歓声に後押しされると、4人でシェーのポーズを作った。


 セミファイナルではコマンドボリショイと尾崎魔弓の一騎打ち。尾崎とともに現れたポリスが大暴れを見せ、水色のJWPTシャツを着たレフェリーの“ピュアMIO”も初めこそ公平なレフェリングを見せたものの、試合途中でTシャツを脱ぎ捨て尾崎に加担。ボリショイのセコンドには全力バタンキューが付き大乱戦となるが、尾崎の毒霧がMIOに誤爆すると、急所蹴りでポリスを撃退したボリショイはキャプチュード・バスターで尾崎をフォール。MIOがダウンしていたため、テッシー・スゴーが3カウントを叩いた。リベンジを果たしたボリショイが「尾崎! これまでの数々のJWPに対する無礼をファンのみんなに謝れよ」と迫ると、尾崎は「私、JWPの選手にもテメーらにも、なんか悪いことしました!? 感謝されてでも、謝る必要ねぇだろうよ! JWPをよ、盛り上げてやったんだよ!」と謝罪を拒否。ボリショイは「オマエとの闘いは、まだまだ続いていくよ。MIO! オマエはJWP出禁だよ。オマエにたいなウソつきは、私だけじゃないよ。ファンのみんなもダマしてんだよ」。とMIOの追放を宣言。MIOは「一言だけお願いします! 出禁の前に自分はから来ませ~ん(笑)」と捨てゼリフ。ボリショイは「今日は尾崎に勝った喜びを、みんなと分かち合いたいと思います」と尾崎のお株を奪う万歳三唱で締めた。


 メインイベントでは結成2年目に突入する『ベストフレンズ』中島安里紗&藤本つかさが、SEAdLINNNGの高橋奈七永&世志琥と激突。中島が奈七永に奇襲を仕掛けて試合が始まるが、極彩色の新コスチュームで登場したものの連係攻撃を繰り出す場面もないまま試合が進んでいく。藤本のビーナスシュートから中島がドラゴン・スープレックスを放つが試合を決められず、奈七永がラリアットからナナラッカにつないで中島に勝利。ベストフレンズの無敗記録がついにストップし、中島はリング上に座り込んで号泣した。


★メインイベント後のマイク
 中島「チャンピオンって何ですか…? 私は負けてチャンピオンを名乗ることは出来ません。ごめん、つっか」
 藤本「今日、私のことを信用してた? (奈七永との)シングルで良かったんじゃん? 誰の目うかがって試合してんの? 中島安里紗にはガッカリだ」(1人で退場)
 木村響子「中島安里紗にはガッカリだよ! オイ、負けること怖がるヤツが勝てるのかよ? 返上? させねぇよ! 7月31日、華と花、オマエら中島安里紗にプロレスとは何か、教えてやれ!」
 中森「おい中島安里紗、31日おぼえてろよ」
 花「私はプロレスを最近学びはじめた、まだまだド新人の…プロレスのこと1ミリぐらいしかわからないですけど、でも気持ちは誰にも負けないので。今のメンタルレベルだと、自分のほうが上ですね」


『JWP-PURE SLAM 2016』
◆7月24日(日)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆1064人


▼新人デビュー戦・10分1本勝負
 アイビス咲蘭(時間切れ引き分け)RiNO
▼木村親子JWP初見参!・20分1本勝負
  ○木村響子&木村花(12分49秒/ビッグブーツ→片エビ固め)●藤ヶ崎矢子&米山香織
▼2カウントフォールマッチ・20分1本勝負
 Leon(9分22秒/スピアー→片エビ固め)つくし
▼JWP認定&デイリースポーツ女子タッグ王座・次期挑戦者決定戦 3WAYタッグマッチ・時間無制限1本勝負
 ○中森華子&木村響子(12分47秒/路上)KAZUKI&●ライディーン鋼
※もう1組はラビット美兎&勝愛実。全力バタンキュー入りを表明した木村花が、響子の代わりにタッグ王座に挑戦する。
▼スペシャルシングルマッチ・30分1本勝負
 コマンドボリショイ(16分37秒/マリコスパイク→片エビ固め)尾崎魔弓
▼スペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
 ○高橋奈七永&世志琥(25分24秒/ナナラッカ→エビ固め)●中島安里紗&藤本つかさ



































Viewing all articles
Browse latest Browse all 11127

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>