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PURE-J12・9後楽園、各選手のコメント

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★中森華子
 「PURE-Jのリングで絶対に負けてはいけなかったので。チャンピオンになって10ヶ月経っていますけど、今日の試合を迎えるまで正直ちょっと、なんかいろんな想いがこみ上げてしまって…。前哨戦でも不甲斐ない試合をしてしまったり、チャンピオンとして恥ずかしいところを見せてしまって、今日はそういうのを全部出し切って…うまく言葉にできないんですけど、防衛できて安心しています」
 ━━先月、シードリングの後楽園で敗れた中島にリベンジしたが。
 「トーナメントで中島と当たると思って、“PURE-Jで1番のチャンピオンの私がなんでシードリングの3番手なんかとやらなきゃいけないんだ”と思ったし、彼女がJWPを辞める日は“またどこかで会おう”っていう気持ちでいたんですけど、私の中では“私はチャンピオンだけど彼女は(無冠で)特に何でもない。なのにあの日は完敗してしまって、悔しいとかそういう思いだけじゃなくてホントに情けない気持ちでいっぱいでした」
 ━━チャンピオンとして年を越すことになるが、少し早いが今年を振り返って。
 「まだPURE-Jの大会も2回ありますけど、今年1年の私の目標というのは“鬼のように勝ちに行く。破天荒に”。いろんな団体に乗り込んでPURE-Jを広めていくには私が殴り込みに行かなきゃいけないので、そういう気持ちでやってきて。ホントにあっという間なんですけど、まだ残りの大会もありますし最後まで駆け抜けていきたいと思っています」
 ━━次の後楽園大会となる来年4月はボリショイの引退になるが、どういう状態で迎えたい?
 「あんまり考えたくないぐらい寂しいけど、ボリショイさんがホントに安心して引退できる状態じゃないなっていうのを感じていて。私自身ホントしっかりしなきゃ! っていう思いで…今日も満員にできなかったし、4月の後楽園はまず最低限満員の会場でボリショイさんの引退を見届けたいと思います。いろんな面で強いチャンピオンにならなきゃいけないので、それまで毎日全力でやっていくしかないと思ってます」
 ━━今後、中島との関係はどうなっていく?
 「今日の試合が始まる前までは“今日で勝って終わりにしよう”って思ってたんですけど…やっぱりあんまり言いたくないけど、中島は私にとってはいろんな面で大きな存在だったのかもしれないっていう…。もしかしたらまた何かの機会でリングで会うかもしれないけども、今日よりも何億倍も強い、怖い中森華子で会いたいと思っています」
 ━━JWPで絶対的なチャンピオンだった中島の王者像と、自身の比較について。
 「もう覚えてなくて…正直、中島がチャンピオンの時は、私は巻けないんじゃないかと思って。ホント悔しい気持ちでいて“超えたい”とか口に出しては言ってたかもしれないけど、もう無理なんじゃないかって思っていた時もあったので(苦笑)。でも彼女が去る日に私がチャンピオンになって、それからJWP…4ヶ月だけだったけど守ってきたって自信はすごくあるし、背負ってきたし。それは中島がチャンピオンの時もJWPを背負っていたと思うけど…それ以上に私はやってきたと自信はあるし」
 ━━今日の髪の色はどういうテーマで?
 「私自身がPURE-J、私こそがPURE-J。レインボーに染め上げてきました。ガウンも作ってPURE-Jを誰よりも背負ってるっていうのを形でも、写真からも伝わるようにしました」




★中島安里紗
 「今日は負けました。まぁ、私が中森華子より弱かったから負けたと思うんで、まだまだ強くなれる余地があると思って…。プロレスラーでいる以上、あきらめるということは絶対にありえないので、ボリショイさんとのシングルに関しても私はあきらめないし、まだまだ次の可能性というのを、必ず自分で手繰り寄せたいと思います」
 ━━PURE-Jとの関係はどうなっていく?
 「別に今日の結果はひとつ今日の結果っていうことで、これで終わりだと思うし。PURE-Jに対してどうするっていうのはないですけど、ボリショイさんとのシングルはやりたい! それだけですね」
 ━━中森について。
 「自分がこの団体を辞めて、だからこそこういう大舞台でシングルをやって注目されるようになったわけだから。改めて辞めて良かったと思うし、ライバルが多いのはいいことだと思うんで。こうやってやり合える、勝ち負けで語れる相手ができたっていうのは自分のプロレス人生にとって楽しみでしかないです」



★WANTED☆ウォリアーズ
 KAZUKI「タッグのベルトは私は阿部(幸江)さんと組んだ頃から目標にしてたことなんで。鋼と組んでからは1回も巻けてないので、しかも2年前の後楽園で敗れてから挑戦すらもできなかったので。“やっとここまで来れたか”って感じです。今回このチャンスを本当に逃したくなくて、勝てて良かったです。でも勝&沙紀組もこんなもんじゃないので、またやりたいですね。実際、私は勝にシングルでも負けてるので…」
 鋼「KAZUKIさんと組んで『WANTED☆ウォリアーズ』ができて。ずっと自分、負け続けてたのでやっと。この2人でしか獲れないタッグのベルト、必ず獲って後楽園に立ちます」
 ━━リーグ戦を振り返って。
 鋼「初日『J@st do it!』(本間&清水)に自分が負けてしまって…」
 KAZUKI「勝&沙紀にも引き分けてるので満足ではないです。もう何度目の正直かわからないですけども、今度こそベルトを獲りたいです。獲ります!」
 鋼「必ずベルトを巻きます」


★勝愛実
 ━━試合後のダメージが心配されたが。
 「一瞬メッチャきつくて呼吸すらできなくて…。でも控室で5分休んだらなんてことなくて、呼吸も元に戻って…(苦笑)」
 ━━タッグ王座への挑戦権には届かなかったが。
 「今までこのリーグ戦に懸けてきた想いが強かったぶん、負けたからといって気持ちがすぐく切り替えられるわけではないんですけど、いつまでもそんなことも言っていられないかなっていう感じで…正直、複雑な想いはあります。ただ、負けてしまったからには自分に敗因があったかなっていうのは感じるし、WANTEDの連係を阻止することができなかったっていうのが今日の結果の1番大きなところかなっていうのはありますね」
 ━━沙紀とのタッグは継続していきたい?
 「そうですね。今のところタッグとしての評価っていうのも伸びしろを感じてるところはるので、そういったところを伸ばしていけたらいいなっていうのはあります」
 ━━今後に向けて。
 「シングルも敗れて、タッグのベルトに挑戦することもできなかったので…ただ自分の目標の中からベルトが消えたわけではないので、チャンスがれば食い込んでいかないといけないなっていうのは常々あるので。スキあらば狙っていくっていう感じでいきたいと思います」



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