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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】PURE-J9・9北千住

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 半年ぶり2回目の北千住大会。入場式では8月下旬に病気のため亡くなられた亜利弥'さんとRayさんへの黙祷が行なわれ、続いてライディーン鋼が「自分は今日初めて無差別のベルトに挑戦します。全力でぶつかってベルトを獲ります!」とあいさつ。第1試合ではマリ卍がPURE-J初参戦の有田ひめかと対戦。有田がラリアットからのジャンピングニーで3カウントを奪う。亜利弥'さんの追悼試合としてJd'での1年後輩に当たるKAZUKIと藪下めぐみが同期対決。藪下が前方回転からのチョップ、KAZUKIがローリング・クレイドルに夜叉スープレックスと亜利弥'さんの得意技を繰り出し、最後はKAZUKIが勝利。マイクを持ったKAZUKIは「今日はJd'の仲間、藪下と試合できてホントに良かったです。今日は亜利弥'さんと一緒に闘いました。これからも天国で見守っていてください!」と同じくJd'ので一緒だった高橋洋子さん3人で写真に収まった。
 第3試合は『P-Ray-L』コマンドボリショイ&Leonが、真琴&里歩の同期タッグと対戦。ボリショイが希望していた里歩との初対戦も叶い、15分時間切れに終わると4人で手を挙げる。


★ボリショイのマイク
 「皆さん、今日この闘いを見届けてくださって本当にありがとうございます! 里歩選手、対戦する機会がなかったけど、こうしてRayがつないでくれた新たな闘い…引退前に試合できてホントに良かったです。今日だけに留まらず、また引退まで時間があるのでぜひお願いします。Rayが最後まで復帰を夢見て頑張り続けたこと、私はこれからも伝えていきたいし…Rayも私たちの闘いをいつまでも見守ってくれてると信じてるので。皆さんもRayが大好きだったプロレスをこれからも一緒に愛していってください。私が引退する前に夢がもう1つ出来てしまいました。Rayのための興行を開きたいと思っています(会場から拍手)。Rayはとてもオシャレなマスクウーマンで、マスクもたくさん持ってるしキラキラのコスチュームもたくさん持ってるので。ご遺族にお借りしてたくさん展示して、皆さんに見てもらいたいと思います。その時は足を運んでくれたら嬉しいです。今日はホントにありがとうございました」


 セミファイナルは勝愛実と藤ヶ崎矢子のPURE-J純血対決。勝の求める握手に矢子が応じると、すぐさまジャーマンを仕掛けた勝はラリアットを叩き込むなど秒殺狙い。その後は矢子が盛り返し会場がヒートアップ。しかし勝はダイビング・エルボーからのオレンジ☆ブロッサムでとどめを刺すと、試合後は矢子の健闘を称える。メインイベントは中森華子の無差別級王座に鋼が初挑戦。黒のペイントで意気込みを示す鋼は持ち前のパワーファイトで中森に迫るが、勝負をかけたムーンサルトプレスはヒットせず。中森がキックの連打からスタンディング式のシャイニング・ウィザード、最後は側頭部への回し蹴りで4度目の防衛を果たした。


 マイクを持った中森は「おい鋼。今日はオマエの勢い、すごい感じたよ。このまま落ちるんじゃねぇぞ! 次、対戦する時、楽しみにしてるからな。(会場のファンに)私はこのベルトの価値をどんどん高めていくために、シードリングの初代チャンピオンを決めるトーナメントに参戦します。そしてWAVEのタッグトーナメントに野崎渚と組んでやります。PURE-Jのチャンピオンが1番だということを、1番強いというのを私が証明していきたいと思っています。だから今年中に3冠チャンピオンになります。いや、3冠じゃない! デイリーのベルトも狙ってんだよ! だから4冠チャンピオンに今年中になってやります! 攻めの攻めの攻めのチャンピオンでPURE-Jをこれからも引っ張っていきたいと思いますので、皆さんこれからも中森華子について来てください!」と自信満々に言い放った。カーテンコールの際には「さっきも言いましたがデイリーのベルトも狙ってます。私のパートナーは真琴しかいません! 『真華不思議』で絶対ベルト獲ります!」と宣言。ボリショイは「おもしろいねぇ。私は4月に引退する。期間がそんなにない。1日も早くやりたい。次、9月19日の花やしき大会。さっそくやってやろうじゃないか。私たちがこのベルトを簡単に手放すと思ってる? Rayが闘ってきたように、このベルト『P-Ray-L』が永遠だから、オマエたちに絶対渡さないよ」と受けて立った。




『Chase the Chance vol.2』
◆9月9日(日)東京芸術センター・ホワイトスタジオ(17:00)
観衆150人


▼15分1本勝負
 ●マリ卍(7分1秒/ジャンピング・ニーパット→片エビ固め)有田ひめか○
▼故・亜利弥'さん追悼試合・15分1本勝負
 ○KAZUKI(11分12秒/デス・バイ・ロドリック→片エビ固め)藪下めぐみ●
▼ボリショイ引退ロードvol.2&故・Rayさん追悼試合・15分1本勝負
 △コマンドボリショイ&Leon(時間切れ引き分け)真琴&里歩△
▼ピュアバトル・20分1本勝負
 ○勝愛実(14分4秒/オレンジ☆ブロッサム)藤ヶ崎矢子●
▼PURE-J認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
 ○中森華子(14分5秒/バズソーキック→片エビ固め)ライディーン鋼●
※第3代王者が4度目の防衛に成功。
































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