★高橋奈七永&世志琥
奈七永「勝ちました。2年ぶりだな、隣りに立つの。過去に感謝しつつも今輝いてないと意味ないから。2年前組んだと言っても同じ気持ちで隣りに立ってない。今日が高橋奈七永と世志琥が組んだタッグの物語のスタートです。私の気持ちとしては20周年を世志琥に隣りに立ってほしいって、そう思ってます。そうじゃないと意味がない」
世志琥「自分は最後の高橋奈七永の言葉! すごい自分グッときました。隣りに立ってほしい…そう言うなら自分はイエスと答える以外ないでしょう!? 自分はいくらだってやってやります! 高橋奈七永の隣りにだって立ちますし、対角にだって立ちますし! そこはOKです!」
奈七永「でも今日はホントに、私は勝負だと思ってました。今まで名のある選手や話題性、あったと思うんです。今日がホントの始まり。中島安里紗、山下りな、熱いじゃん! メッチャ熱いじゃんね!」
世志琥「ビックリしました! あんな熱いとは思いませんでした」
奈七永「こんなにやられるとは思わなかったし、私は楽勝…中島安里紗に一生負けると思わなかったんですよ、こないだ当たった時も(5・4アイスリボン横浜)。今日も負けると思わなかったよ。でも、確実に5月の初めに当たったときより強くなってんじゃん。こうやって日進月歩、1日1日強くなる…その強さは必ず女子プロレスのステージを上げると私は思います。その闘いをまたシードリングでやっていきたいと、そう思います。山下りなはどうだった?」
世志琥「もう1回やりたいです!」
奈七永「すっげー気持ちがいいと思いますよ」
世志琥「今日勝ったのは自分のおかげだと思いますよ。自分負けなしですから、復帰して。未来にも過去にも世志琥にも感謝してください!」
奈七永「世志琥さん…シードリングに入ってくれてありがとう!」
世志琥「これからも頑張りましょう!!」
★中島安里紗&山下りな
中島「オマエが出しゃばんなければ…高橋奈七永から私が勝ってハッピーエンドだったのに…」
山下「全然ハッピーエンドじゃねぇだろ、それは。私が勝ってハッピーエンドがみんなが求めてるヤツやろ。オマエこそ出しゃばんなよ」
中島「オマエが出てこなきゃ勝てたんだよ。最後オマエが負けたんだろ!?」
山下「(記憶が飛んで)覚えてねー!」
中島「何? そのWAVEの得意な“覚えてない”。覚えてなくたって負けは負けなんだよ!」
山下「負けたの? 次はシングル。あとはオマエ(中島)ともシングルだよ。中島安里紗とシングルして負けてんだよね」
中島「当たり前だろうがよ。勝てると思ってんじゃねぇよ」
山下「コイツも倒して、奈七永も倒して!…世志琥とやってやるよ、1対1で。オマエ邪魔すんなよ?」(2人が乱闘に)
★中島安里紗
(※時間が経って1人になってから)
「悔しい…。全然やり足りなくて。まだまだ出来たし。もっと出来た。出し切れなかった。でも、その出し切れなかったっていうのも今の自分の実力だとも思うし。もっと出来たっていう悔しさがすごくあって…。しかもそれは自分自身もそうだし、このメンバーが集まってもっともっと熱く出来たと思うし。なんか足りなかった、いろいろ」
━━奈七永が半月前の対戦より強くなっていると評していたが。
「でも、それは高橋奈七永が測り間違えてたと思うし。そして私はまだまだこんなもんじゃないし、もちろんそれは高橋奈七永もだし。全員が“もっともっと”っていう。最後、山下が30分ギリギリで負けてしまったけど、みんなもっともっと出来たと思うし」
━━世志琥とは初対戦だったが。
「高橋奈七永しか見てなくて…。でもまだ遠慮があるというか、ホントの世志琥ってどうなんだろう。なんかイメージと違いました。もっと来ると思ったし。試合も高橋奈七永との復帰戦しか見たことないんですよ。またやってみたいですね」
━━パートナーの山下について。
「あいつが出しゃばんなきゃ勝てたしムカつきますね。でも、ムカつくけどまだキャリア数年であの勢いっていうのは本物だと思うし。ただ、キャリアは浅いですけど年齢いってるじゃないですか。もっともっとダッシュしないと頂点にはたどり着けないと思うし、それは私自身も27(歳)で、今この立場っていうのは遅いと思うので。いつまでも出来るわけじゃないし…って思います」
★スト魂
Sareee「初対戦の2人。マーベラスっていう団体が旗揚げしてこのカードが決まったとき、すっごい楽しみで。負けられるわけないし、ディアナとしてずっとやってきて、今日は勝てて良かったです」
盟子「マーベラスは団体ができたのは最近なんですけど、興行(ザッツ女子プロレス)は前からやっていて似たようなタイプの団体だなって前から思ってて。その団体に自分たちは負けたくないし、負けられないって思ってて。自分はシードリングさん、旗揚げ戦以外全部出させて頂いてるんですけど、全部結果を出せないまま終わってて。今回自分がちゃんと3カウントを取れて、Sareeeさんにも少しは恩返しできたのかなって」
Sareee「長与さんから伝授されたってなんかで見てて、あれ(ランニングスリー)が出て“盟子やばいな”と思って、ウラカン(ラナ)入ったとこまでは見て、それですぐワン・ツー・スリー聞こえたので負けたんだと思って…勘違いしてたんですよ。メッチャ悔しがってたら盟子すごい喜んでて、あっちの子すごい悔しがってて。ワケがわかんなくなったんですけど、もうホントビックリしました。今日は盟子と勝てたのはすごい嬉しいけど、悔しいとこもあって。自分が彩羽から取りたかったんで。今度どこかで1対1でやりたいです。スト魂はこれからなんで、もう負けられないね」
盟子「はい」
━━彩羽との一騎打ちか、世志琥へのリベンジか?
Sareee「どっちも。世志琥もあきらめたわけじゃないし、自分どこも負けてるとこないと思うんですよ。あいつの下に見られるのはすごい悔しいので、早くもう1回、試合組んでもらいたいです」
━━門倉について。
盟子「ビックリしましたね! デビューして何戦目とかで、あそこまで…」
Sareee「気持ちがある選手だなと思います。でも、もっとなんかエルボーとかもっと思い切りできるんじゃないかなって思いました」
盟子「もっと熱い気持ちをぶつけてほしいですね」
Sareee「すごい楽しかったです。(盟子に)負けたらディアナに帰れないよね?」
盟子「勝てて良かったです」
★彩羽匠&門倉凛
彩羽「今日は自分的にはSareee選手と決着をつけたかったんですけれども、見事2人に…田中盟子選手と凛にやられた感がありましたね(苦笑)。持っていかれました。勝ったと思ったんですけどね…」
門倉「最後、切り返されるとは思わなくて…やられたと思いました。すっごい悔しかった」
━━スト魂について。
門倉「自分が思ってる以上にコンビネーションっていうんですかね、上手いなと思いました。ホントに…ホントに悔しかったです! メチャクチャ悔しいです」
━━ランニングスリーを成功させたが。
彩羽「まだ甘かったっていうことですよね。これが正直ですね。甘かったから返されましたし、その前にSareee選手を封じ込めるのも甘かったのがありましたね」
━━Sareeeとは次はシングルで?
彩羽「そうですね。やれる機会があるのであれば、お願いしたいですね。そこは決着つけたいと思います。(観戦していた長与から)凛もちょっとは食いつけたんじゃないかっておっしゃって頂いて、でも結果がすべてなので、ここからやり直しだっていうことを。“おもしろかった”とは言って頂けたんですけど…負けたのは自分たちなんで」
★MIZUKI
━━師匠・井上貴子からの初勝利について。
「勝った時に自分はビックリしてたみたいですけど、スリー入った瞬間に“は!”って思いました。アクアマリンで勝てたことがすごい嬉しいです。ハイスピードの試合でこういう形だったけど勝てたことは自分の中で大きかったので、今日は人生の大きな記念日になりました」