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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】ジャガー横田41周年興行6・16川崎

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 毎年6月に恒例となっているジャガー横田の周年興行。41周年記念となる今大会はディアナ道場での開催で、『シニア vs ジュニア』の世代闘争をテーマに全5試合が行なわれた。第3試合では伊藤薫&渡辺智子の平成元年組同期タッグとSareee&門倉凛が激突。ダブルのドロップキックなど初タッグながら好連係を見せるSareee&門倉だったが、渡辺のスクリュードライバー2連発でSareeeがピンチに。しかしサンドイッチラリアットの誤爆を誘ったSareeeは渡辺に飛びつき、コルバタの体勢からホイップすると上から押さえ込んで3カウントを奪取。7・22カルッツかわさきでの井上京子戦に向け、勢いを見せつける形となった。




 マイクを持ったSareeeは「『いとなべ』に勝ったぞーっ!! 自分の本当の憧れ…目指してるの、あなたたち『いとなべ』の全盛期だから! 今じゃないから!何回やっても、もう自分には勝てませんから。自分がベルトを獲ったらどんどん、ベテラン選手も若いヤツらも指名していくんで。その時はよろしくお願いします」と強気発言。これに対し伊藤は「本当に今、自分で自分のほうに時代を動かそうとして、それがいろんな結果につながってるんだと思います」とSareeeを評価しつつも、「全盛期の頃はもうちょっとシャープでもうちょっと動けてたと思います(苦笑)。でも、まだ全然この子たちに負けてない部分はあると思います。プロレスは勝ち負けだけじゃない。そこをもうちょっと勉強したら7月22日、獲れんじゃないの? 頑張ってください」と付け加えた。


 セミファイナルは堀田祐美子と佐藤綾子のシングル対決。試合前にマイクを持った佐藤は7・22カルッツでのタッグ王座挑戦をアピール。試合は堀田のセコンドに付いた万喜なつみ&高瀬みゆき、佐藤のセコンドの藪下めぐみ&KAZUKIが乱闘を繰り広げる中、最後は堀田がピラミッド・ドライバーで貫録勝ち。試合後、堀田はタッグ王座挑戦を承諾した。


 メインイベントは主役のジャガー横田が井上京子とタッグを結成し、志田光&朱崇花と対峙。朱崇花のムーンサルトプレスをかわして自爆させたジャガーが、助走をつけて飛びついての回転エビ固めで朱崇花を仕留めた。マイクを持った志田は、デビュー時の映画『スリーカウント』で共演している京子との再会を喜ぶと「あれから10年経ちました。京子さんと試合できて嬉しかったです」と笑顔。続いてジャガーに対しては、41周年を祝福するふりをして「いつか絶対倒してやるからな! 覚悟しとけ!!」と言い放つ。ジャガーは志田と朱崇花に向け「今回メインに抜擢したのは、私はずーっとあなたたちと当たりたかった。洗練された華があり、また技もある。そこにくっつけるのはある程度の経験と、その技をどうやって生かして使っていくかっていう課題があなたたちにあるだけであって。ホントに素晴らしいものを持ってる2人だと思います。また当たって、早く私を倒してください」とエール。「私がどれだけ足掻(あが)いて今の若い子と対等に当たっていけるかわかりませんが、また1年、42周年を迎えられるように、また頑張っていきたいと思っております。自分の納得いくまで頑張りたいと思っておりますので、今の若い子に負けないジャガーを見せ続けたいと思っております。ホントに今日はありがとうございました」と抱負を語って大会を締めた。




『ジャガー横田41th記念興行』
◆6月16日(土)神奈川・ディアナ道場 25"D"スタジオ(17:00)


▼オープニング4WAYマッチ・20分1本勝負
 ○藪下めぐみ(分秒/横入り式エビ固め)高瀬みゆき●
※あとの2人はKAZUKI、長浜浩江。
▼新旧アイドル対決・15分1本勝負
 ○井上貴子(分秒/美拳→片エビ固め)万喜なつみ●
▼ディアナ&マーベラス ミックスド新旧対決・30分1本勝負
 伊藤薫&●渡辺智子(分秒/コルバタ→エビ固め)Sareee○&門倉凛
▼全女50周年記念新旧対決・30分1本勝負
 ○堀田祐美子(分秒/ピラミッド・ドライバー→エビ固め)佐藤綾子●
▼ジャガー41周年記念試合・30分1本勝負
 ○ジャガー横田&井上京子(分秒/飛びつき回転エビ固め)志田光&朱崇花●


※各試合時間はのちほど追記します。




























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