前週に後楽園大会を終えたセンダイガールズがホームに帰還。第1試合ではKAORUのセコンドについたDASH・チサコが試合に介入し。2人がかりでアレックス・リーに勝利。第2試合のタッグマッチでは、仙台で初めて白のニューコスチュームを披露した岩田美香が奮闘するも、ミサイルキックから岩田を担ぎ上げたカサンドラ宮城が、エアプレーンスピンからスパインボムにつなぐスティールボールランで3カウントを奪った。里村明衣子はラビット美兎とシングル初対決。積極的に手数で攻め込む美兎だが、要所で放つ重いキックで形勢を入れ替える里村が、最後はデスバレーボムでとどめを刺した。
セミファイナルは橋本千紘が中島安里紗と初対決。序盤のグラウンドの攻防から中島が優位に試合を進めるが、徐々にエンジンのかかった橋本はカミカゼ、変形の水車落としで攻め込んでいく。しかし左右のエルボーのラッシュからキューティー・スペシャルを放った中島が、最後はジャーマンSHで時間切れまで残り22秒のところで試合を決めてみせた。メインイベントでは後楽園でハードコアルールのタッグマッチで対戦したDASH・チサコと志田光が一騎打ち。場外戦に誘ったチサコはイスを持ち出して志田をいたぶると、第1試合とは逆にセコンドのKAORUがチサコをアシスト。KAORUがレフェリーの気を引いている間に、あおむけになった志田の上にイスを置いたチサコは、イスの上にホルモンスプラッシュを放ってフォール勝ち。試合後も収まらず乱闘を繰り広げると、マイクを持った志田は「テメーふざけんな! それで勝ったつもりか? また頼もしいパートナー頼みですか。何でもありでもう1回やろうじゃねぇか!」と再戦を要求。チサコが「皆さんハードコア見たいですか!? 5月8日、板でもラダーでもあなたも凶器持ってきて、正々堂々ハードコアしましょう」とアピールすると、志田は「今度こそボッコボコで再起不能にしてやっかんな!」と吐き捨てた。
『仙台大会』
◆4月16日(土)宮城野区文化センター(18:30)
観衆272人(満員)
▼15分1本勝負
KAORU(10分16秒/回転エビ固め)アレックス・リー
▼20分1本勝負
○カサンドラ宮城&木村響子(12分32秒/スティールボールラン→エビ固め)●岩田美香&松本浩代
▼15分1本勝負
里村明衣子(10分16秒/デスバレーボム→片エビ固め)ラビット美兎
▼15分1本勝負
中島安里紗(14分38秒/ジャーマン・スープレックス・ホールド)橋本千紘
▼20分1本勝負
DASH・チサコ(15分19秒/ホルモン・スプラッシュ→片エビ固め)志田光