1日(火)16時より都内・ニコプロスタジオにてシードリングが記者会見を開き、8・11横浜大会の組み合わせ抽選を実施。対戦相手の決まった選手たちがそれぞれ意気込みを語った。
(抽選の前に)
奈七永「普通にメンバー決めても良かったかと思うんですけれども、8月12日から『ベストフレンズ』(中島安里紗&藤本つかさ)vs『アビッドリバル』(大畠美咲&水波綾)、夏の3番勝負というのが決まってますから…まぁ引きが強ければ、このタッグ(中島&藤本)決まるんじゃないかな? って私は思ってるんですね。引きが強ければ。ね? 塩大好きな藤本さん」
藤本「はい。塩が似合う奈七永さん、その通りです(※7・14後楽園で奈七永が塩をかけられた)」
(4人がそれぞれ封筒を引いて組み合わせが決定)
▼SEAdスクランブルタッグマッチ・20分1本勝負
高橋奈七永&藤本つかさ vs 中島安里紗&下田美馬
中島「組む予定で今日もここに来たので…つっかと…」
奈七永「コスチューム着てないじゃん、今日は」
中島「組みたかったんですけど正直今、下田さんとのタッグメチャメチャ嬉しいです」
藤本「え!?」
奈七永「そんなもんでしょ」
中島「やっぱりベストフレンズっていうのは闘って上に上がってきたタッグチームだと思うので。今このタイミングで対戦っていうのはすごく、ちょうど良かったかな?っていうのも思いますし、翌日からのアビリバとの3連戦っていうところに2人で闘って士気を高め合っていけたらいいなと思います」
下田「何を動揺してるんだか中島安里紗のソワソワ気味が気になりますが…(苦笑)。今回2回目シードリングに参戦させて頂くということで、前回は世志琥とやり合って、世志琥には“ありがとう”という言葉を言いたいぐらい刺激的だったので。今回はこのメンバーでどういうカードになるか全然わからなかったんですけど、ベストフレンズ…? が私は絶対に(抽選で)引きが強くて組むと思ったの。奈七永とは当たりたいところもあったんですけど実際中島と組むということで、私、この子のこと大っ嫌いなんですよ」
中島「初耳ですね! 私、絶対大好きだと思ってました」
下田「絶対負けたくない! それは年齢とか関係なくして、もう絶対負けたくない奴っていっぱいいるんですよ、私の中で。この子は1番に入ってるかな? ぐらい。組んでてもなんかすごく…なんて言うんだろう? 出過ぎるところもあるし(笑)。それが彼女のキャラだとしたら、私はその上を行きたいと思ってるので。久しぶりに奈七永選手と当たれるのがホントに楽しみでしょうがないのと、藤本選手はこないだ試合をよその会場で拝見した時にとても動きも良く、ビックリする流れをしてて。それも楽しみなんですが、ここの3人(自分以外)はいつもシードリングに上がってるメンバーで、いい試合ができると思うんですね。でも私はいい意味・悪い意味、それを裏切る。私が入ったことによって裏切りたいと思ってます」
奈七永「塩かけられますよ!?」
下田「なんでよ? しょっぱいから?」
奈七永「しょっぱいと塩かけられます」
藤本「ちょっとこのカードに私もビックリしているんですけれども…まず私がプロレスをしてる時が1番自分らしくあるので、その対角線にパートナーの中島安里紗がいるっていうことは、私らしい試合が安心してできるんじゃないかなって思っております。高橋 奈七永と組むというまさかの展開でしたけれども、私と組むということがどういうことなのか? っていうのをこの試合でわからせてあげようかなと思ってます。高橋奈七永の存在を消します。下田さんは実はメキシコで試合をさせて頂いたり、NEOの最後の試合も下田さんだったのでホントに久々で嬉しいですね」
下田「そうだよね。ありがとうございます」
奈七永「自分的にもベストフレンズが組むであろうと思っていたんですけれども、引きが弱いということで…」
中島「あえてです」
奈七永「藤本つかさと“組むことになってしまった”っていうのが1番なんですけど、私7月14日のリング上でアビッドリバルとのグチャグチャのいざこざに巻き込まれて塩をぶっかけられたのがホントにムカついているので。藤本つかさとはすぐにでも試合したいと思っていたので隣りにいるっていうのが違和感でしかないですけど、さっき言われた言葉をそっくりそのままお返ししてですね、高橋奈七永と組むっていうのがどういうことか? っていうのをわからせたいなって思います。下田選手とはホントに久々の対戦で、今の高橋奈七永があるのは下田美馬であり三田英津子でありラス・カチョーラス・オリエンタレス。そのお二方にすっごいイジメられて、すっごい鍛えられて…そんな日々が今の高橋奈七永の一部を確実に作ってるので。そういうことも思い出しつつ、でも今は今なので、この4人が奏でる試合がどんなものになるか? 全然想像もつかないけど思い切り熱く闘いたいと思ってます」
━━相手チームの印象は?
下田「“新鮮”以外何もなく…とても楽しみな2人だと。チームとしてじゃなくて個人個人が楽しみです」
中島「イメージは今のとこ塩しかないですけど…つっかと対戦するのすごい楽しみなんですけど、“安心して闘える”って言われたんですけど、私はタッグパートナーであろうが闘いは闘いなので。きっちり、やり合いましょう」
藤本「はい。“安心して闘える”ってそういうことです。私は2人の印象は似た者同士だと思ってます」
奈七永「バイオレンスなチームだなと思います」
下田「どういう意味だよ(苦笑)」
━━パートナーの下田から好きではないと言われてしまったが?
中島「素直じゃないと思うので…大丈夫です。本当の気持ちっていうのは…」
下田「いろんな昔のこと話そうか?(笑)」
中島「やめてください!(笑)大丈夫です。試合でいい連係を見せていけたらなと思います」
下田「わざと相打ちとかするなよ!?」
━━大会当日は塩を持っていく?
奈七永「なんで!?」
藤本「それはどうでしょう? 来てのお楽しみです。気になるのであればお越しください」