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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】PURE-J4・16王子

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 盛大に開催されたJWP25周年の後楽園大会から2週間。実験的な試みを取り入れていく『ドリーム女子プロレス』としての第一戦を迎えることになった。入場式ではネットと来場者により決められた試合順が発表され、緊張の面持ちの選手たちはそこで初めて自分の出番を知ることに。第1試合は常に4人が試合権利を持つタッグマッチで、WANTED
が弓李&藤田あかねと対戦。鋼がラリアットの連打で藤田を押さえ込む。3分3ラウンドで行なわれたコマンドボリショイとLeonのシングルマッチは、両者とも動きの止まらぬ攻防のまま時間切れに。ジャッジを希望する観客の中からトランプカードを使っての抽選で選ばれた4人とレフェリーのジャッジにより、ボリショイに軍配が上がった。JWP認定ジュニアを返上した藤ヶ崎矢子はPOP王座の防衛戦で、門倉凛と初のシングル対決。キャリアに勝る矢子がペースを放さず、ダブルリスト・アームサルトから旋回式のダイビング・ボディープレスにつないで完勝した。


 休憩時間のインフォメーションコーナーはボリショイと矢子が担当。ボリショイとともにボディビルコンテストへの挑戦が決まった矢子は、「初めてのことなんでボリショイさんに“これ食べちゃいけない”とか聞いて…まだ3日しか経ってないんですけど、ホント辛くて…」と会場を笑わせると、ボリショイは「実は矢子にお話があるんですよ。事務所にメールが届いてました。“果たし状”ですね、これは」と文面を読み上げる。
 『ビジュアルハンター矢子様。私が育てている選手たちを次々に倒した功績は認めます。…が、それだけでビギニングを制覇したと思われては困ります。アクトレスガールズのコーチである私を倒してこそ真の制覇と言えるのではないでしょうか? 5月3日、板橋グリーンホールのリングでお会いしましょう。堀田祐美子』
 うろたえる矢子だが「昔ファイヤージェッツやってたんだから。堀田さんは絶対、自分のこと可愛いと思ってると思うよ?」とボリショイに言いくるめられると、「確かに堀田さんは会場入りする時オシャレな恰好したりとか、すぐ鏡見たりとか、見たことありますけど」と対戦を受諾。「堀田祐美子を成敗します!」と宣言した。


 セミファイナルはタッグ結成が続いている勝愛実とアクトレスガールズ・中野たむがシングルマッチで激突。たむの腰攻めに苦戦を強いられた勝だが、向かい合ってのエルボーの応酬から低空のラリアットを放つと、ダイビング・エルボー。最後はオレンジ☆ブロッサムでとどめを刺すと、たむの手を上げて健闘を称える。メインイベントに選ばれたのは中森華子&万喜なつみvs希月あおい&アレックス・リーのタッグマッチ。変形の逆打ちからクロスアーム式のジャーマンで万喜を仕留めた希月は、「私は今年の目標の1つにベルトを巻くっていうのがあるんですね。だからアレックスと組んで…まだまだだと思うんですけどこれから組んで、デイリーのタッグとかに挑戦しちゃわないか~い?」と呼びかける。アレックスは「カッコいい、あおいさん!」と笑顔を見せるが、セコンドに付いていたチェスカを呼び寄せると「新しいタッグチーム組みます。今日から『ワールドワイド・スイートハーツ』始めます! ボリショイさんのベルト、タッグチーム・チャンピオンシップ狙っていきます!」と宣言。フラれてしまった希月は不服としながらも「じゃあ私はワールドワイド・スイートハーツを超えるようなタッグパートナー見つけて、この2人(アレックス&チェスカ)とボリショイ&Leon、絶対倒してやるからな!」。ボリショイは「いつでも挑戦してきてください。ドリーム女子は何でもありなので、どんな人の挑戦でも受けたいと思っています」と受諾した。最後は希月が「お客さん参加型がこのドリーム女子、私が最後締めさせて頂きたいと思うんですけれども…」と仕切り、「夢を!」、「見させて!」、「夢を!」、「叶えよう!」というかけ声で元気よく大会締めくくった。




『ドリーム女子プロレス~PURE-DREAMプレゼンツ~』
◆4月16日(日)東京・王子BASEMENT MONSTAR(13:00)
観衆129人(満員)


▼2×2変則タッグマッチ・30分1本勝負
 KAZUKI&○ライディーン鋼(7分46秒/ラリアット→エビ固め)弓李&●藤田あかね
※試合権利は常に4人にある特別ルール。
▼プロレスラウンドマッチ・3分3ラウンド
 コマンドボリショイ(時間切れ判定勝ち)Leon
※通常のプロレスルールに加え3分ごとに1分間のインターバルを設定。ドローの場合はランダムに選ばれた観客4名&レフェリーの判定で勝敗が決まる特別ルール。
▼POP選手権試合~ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い~・30分1本勝負
 藤ヶ崎矢子(10分31秒/旋回式ボディープレス→片エビ固め)門倉凛
※第21代王者が3度目の防衛に成功。
▼バイオレットドリーム・シングルマッチ・30分1本勝負
 勝愛実(14分40秒/オレンジ☆ブロッサム)中野たむ
▼Flowly Women'sタッグマッチ・30分1本勝負
 ○希月あおい&アレックス・リー(15分3秒/クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド)中森華子&●万喜なつみ


▼入場式で試合順の発表を待つ選手たち。

▼オープニングアクトとしてダンスも。

























▼アレックス&チェスカが『ワールドワイド・スイートハーツ』を結成。


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