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美兎「笑顔でリングを下りたい」、中島「ベルトの防衛も当然」/JWP会見(2)

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▼ラビット美兎引退試合・30分1本勝負
 ラビット美兎 vs Sareee


 Sareee「今回、急きょラビット美兎の引退試合の相手を務めさせて頂くことになりました。勝愛実の気持ちを思うとすごく複雑な気持ちもあるんですけども、美兎の最後の相手ができるってことは同期としてすごく嬉しいし、でも自分は絶対に美兎に勝って…思い切り、お互い立てなくなるぐらいボコボコに殴り合いたいと思ってます。自分がきっちり最後は勝って、美兎を送り出したいなって思います」


 美兎「当初、引退試合の相手は同期の勝愛実でした。けど愛実はケガにより欠場。引退試合の相手はもう1人、同期であるSareeeにお願いをしました。急なお願いにもかかわらず、引き受けてくれたSareeeにはとても感謝しています。最後の最後まで勝ちにこだわり、お互い全力で闘い、」
最後は自分が勝って笑顔でリングを下りたいと思います!(笑)」




 ━━これまで闘う機会も多かったが、特に印象に残っている試合は?
 Sareee「デビューしたばっかりの時は自分は他団体に1年間出てなくて。その中で美兎はジュニアのベルトを獲ったり、どんどん上に行っていて。最初のほうはすごい悔しくて、早く追いつきたいなってずっと思ってて。でもジュニアのベルトを巻いた時に勝愛実からベルトを獲ったんですけど、防衛戦で美兎に負けてしまって。すごい美兎には特別な思いがあるというか、悔しかった思いがすごいあります」


 美兎「Sareeeとは何度もシングルしてきて、すべてすごい印象に残っていて…。いつもSareeeには刺激をもらっていて、Sareeeのことはすべてわかってるつもりなんで、後楽園ホールも私がきっちり勝ちたいと思います(笑)」


 ━━美兎の寿引退について。
 Sareee「同じ二十歳ですごいビックリしたんですけど…“おめでとう”っていう気持ちです。自分はまだまだプロレスを頑張りたいし、やっぱ1番になるまで絶対辞めないで、女子プロ界のトップに立とうと思ってるので」


 ━━ファンの皆様にメッセージを。
 美兎「5年間たくさんの応援ありがとうございました。5年間プロレスができたことを本当に幸せに思っているし、12月28日に引退して第2の人生も幸せになります。ありがとうございました」


▼ラスト・ワイルドスナフキン スペシャルタッグマッチ・15分1本勝負
 コマンドボリショイ&木村響子 vs Leon&里村明衣子


 木村響子「デビューして1年後、JWPは何年ぶりかに後楽園ホールに帰ってきました。私にとって最初のJWP後楽園ホール、、、前の日にアフロにしました。そして、最後のJWP後楽園ホール、隣にボリショイさんがいてくれること。対角線にLeon、里村明衣子。最後もアフロなこと。運命としか思えません。ワイルドスナフキンとは何か? 全力でみせつけてやります!!」(不在のため文書でコメント)


 里村「ボリショイ選手と木村響子選手の最後のタッグの相手として、今年最後の締めの試合として、最高の里村明衣子でリングに上がります。応援よろしくお願い致します」(不在のため文書でコメント)


 Leon「ワイルドスナフキン(※ボリショイ&木村のタッグ名)はすごく刺激的な相手だし、里村選手とは初めてタッグを組むので、このカードが決まってすごく燃えています。ボリショイさんとは今まで何度も対戦してきているんですけども、これからのJWPのためにも2人にしかできない、より進化した…超越した闘いを見せたいと思っています。木村響子、こないだの両国で“引退前に倒しておきたい相手がいる”ということで私を指名したんですけども、私もそれは望むところだし。もしかしたら最後の対戦になるかもしれないんですけども、全力の全力の全身全霊をかけて叩きつぶしたいと思っています」


 ボリショイ「私は木村から“最後にワイルドスナフキンとしてもう1度タッグが組みたい”という要請があって、いま全力バタンキューでやってるけど、確かにそうだなと思って。ワイルドスナフキンも最後しっかり組んで、できるだけ強い選手とやりたいなと思ってたので。Leon・里村明衣子、対戦相手に申し分ないと思います。里村選手は今年一緒にアメリカに行ったり、そして里村選手は団体を運営しながら自分自身も試合をしてるというところで、すごく活動は私と似てるんですけども、よりワイドな活躍をしているので。そういうところもすごくリスペクトしているので、対戦するのをとても楽しみにしています。Leonとはですね、これからもJWPのクオリティーをもっともっと上に持っていけるような…女子プロ界を突き抜けた技術を見せられるような試合をしていきたいと思ってるので。そちらもぜひ楽しみにしていてください」


 ━━里村との初タッグにチームワークの不安は?
 Leon「不安はまったくないです。同じ指導者としてもセンダイガールズという団体をここまで大きくされてすごい尊敬していますし、レスラーとしてもホントにすごいと思うんで。隣に立つと、より強力なタッグになると思ってます」


▼JWP認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
 (王者)中島安里紗 vs 中森華子(挑戦者)


 中森「私はこのベルトに今回4度目の挑戦になります。今までは私個人の挑戦だったかもしれませんが、今回はJWPを背負って挑戦します。JWPとして中島にベルトを持ったまま辞めさせるわけには絶対いきません。ここで1つ言いたいことがあります。数年後、“ありがとう中島安里紗”という人が出てくるだとか“JWPにとってもいい”だとか、“すべての人において正しい答えとつながる”っていう中島のコメントを読んだんですけれども…確かに中島の言うようにそういう日はいつか来るのかもしれませんが、それは将来のことだし、私は未来のことなんてまったく興味がありません。大事なのは“いつか”じゃなくて今だからです。今の話ができない人間に私は負ける気がしません。28日、中島安里紗からベルトを獲ります。JWPの中森華子がJWPの無差別のベルト、必ず巻きます」


 中島「28日の後楽園ホールがJWP所属として最後の試合となりますが、自分の中ではもうボリショイさんとのシングルを終えた時点で1つ区切りがついているので。ベルト置いていくつもりもありませんし、28日もいっさい…すべてにおいて中森華子に負ける気がしないので。来年に向けてのステップアップというか、きっちり防衛して…今まで私はJWPの所属として、JWPのエースとしてこのベルトを巻いてきましたけど、来年以降はフリーの中島安里紗としてこのベルトを巻いて、このベルトをトップのベルトに持っていきたいと思っています」




 ━━中島の「負ける気がしない」というコメントについて。
 中森「この無差別のベルトを“1番じゃないって思ってる”って中島が言ってて、それを来年以降…何をするのかわかんないけど、そういうベルトに想いがない奴が、今の中森華子に絶対勝てると思えないので。私が必ず勝ちます」


 ━━退団まで残り数日だが心境の変化や実感などは?
 中島「特に…ないんですけど、でも来年以降のことを考えて、このベルトの防衛も当然だと思ってるので。来年以降どうやって防衛ロードを組んでいくかっていうこともすごく楽しみですし、今までベルトを持って団体を辞めてチャンピオンとしてやっていくっていうのは誰もやってきてなかったことだと思うので。そういう新しいことができるかと思うと、今からすごくワクワクして楽しみですね」


 ━━防衛した場合、25周年記念大会にフリーの中島安里紗として参戦する可能性もある?
 中島「その時にJWPの中に自分と対戦するにふさわしい相手がいればということじゃないでしょうか。JWPを背負ってきたこの中森華子が負けたのであれば、次にじゃあ誰がくんのか? っていう…“次”がいない状態だと思うので…。そういうことだと思います」
 中森「その頃には中島安里紗が上がれるリングではないと、私は思っています」


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