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【結果】JWP12・18両国

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 後楽園を10日後に控えての両国KFC大会。試合前には3日前に亡くなったハーレー斉藤さんへの黙祷が行なわれ、腰の負傷により欠場中の勝愛実があいさつ。後楽園大会も断念せざるをえない状況に対し、ラビット美兎は引退試合の相手がSareeeに変更されたことを発表した。第1試合は『WANTED’14』KAZUKI&ライディーン鋼がLeon&つくしのハイスピードタッグと対戦。Leonを相手にクラッチ・デ・ガオーを逆に仕掛けるKAZUKIだが、これを切り返したLeonが3カウントを奪取する。


 第2試合は藤ヶ崎矢子がダイビング・ボディープレスから旋回式の一撃につないであきば栞に快勝。「ビジュアルハント、2連勝しました~っ!!」と喜ぶ矢子に対し、栞は「後輩に勝って“勝ちました~!!”とか、どうなんですか? 後輩から2連勝して喜んでるだけじゃダメだと思うんですよね。後輩ばっか狙ってないで、先輩とやってみたらいかがですか?」と提案。矢子は「弱虫みたいに言われてなんかムカつきますよね。」と、12・25マーベラス新木場大会に出場することに触れ、「KAORUさんをハントしたいと思います! KAORUさんのブログとかでミッドブレスでスマイルトレーニングって言うけど…写真の時だけ可愛くしてどうすんですかね!?(客席に向かって)KAORUさんを成敗していいですか!?」と叫ぶ。続いて矢子はコマンドボリショイに対し、2日後に迫る夏すみれとのワンマッチ興行について、「夏と自分だけで体力持つと思いますか? GAMIさんとボリショイさんにもなんかしらルール考えるので、代理戦争してもらっていいですか? お互いの代表同士で対戦みたいな…」と提案。ボリショイはJWPのDVD10枚を売ることを条件として課すが、今回も休憩時間にはノルマをクリアしてしまった。第3試合は12・4仙台大会ではタッグで対戦しているラビット美兎とカサンドラ宮城がシングル対決。切り札のラビット・スープレックスを決めた美兎が勝利し、不完全燃焼に終わってしまった仙台大会の借りを返した。


 セミファイナルはボリショイと中島安里紗が一騎打ち。序盤はグラウンドでのスリリングな攻防を見せると、裏の裏を読み合う切り返しの応酬。1月の両国大会に続いて今回も30分時間切れに終わった。マイクを持ったボリショイは、「わがまま娘の安里紗。本当にいつも私を悩ませてくれて、オマエにはずいぶん成長させてもらったよ。悔しいけど、安里紗が抜けて寂しくなる。でも、私たちは立ち止まるわけにいかないんだよ。25周年、さらにその上を胸を張って、女子プロレスナンバーワンの団体と言われるように。女子プロレスを背負っていくのはオマエじゃない。JWPだよ。もう1つ、私は安里紗との闘いが本当に好きだった。ありがとう」。中島は「本当に本当に…私がプロレスに関わってきた約8年間、今の私があるのはJWPがあったから。ボリショイさんがいてくれたからです。本当にありがとうございました。(会場から拍手)でも、この借りは絶対返してもらうからな! 今のところはな、まだ貸しといてやるよ。28日、JWPの無差別のベルトは私が巻いたまま、このリングを去りたいと思います! ありがとうございました」と返答。ボリショイは観客に向かって、「皆さん、見ての通りわがままな娘が旅立ちますが、JWPはこれからもさらなる高みを目指して頑張っていきます。道はそれぞれ分かれていきますが、これからも応援のほうよろしくお願いします!」と締めた。


 メインイベントは中森華子&木村響子の持つ2冠タッグ王座にDASH・チサコ&木村花が挑戦する『全力バタンキュー』対決。中森&木村響子の合体式フェースクラッシャーから、中森がダイビング・ギロチンにつないでチサコをフォール。マイクを持った中森は「2度目の防衛成功したぞ! 木村響子の引退まであと35日…あと何回防衛できるかできないかの中で、全力バタンキュー同士で闘えたこと、本当に良かったです。最後まで命がけでこのベルト、守っていきたいと思います! そして28日後楽園大会、中島安里紗のベルトに挑戦します。絶対私が勝って3冠チャンピオンになって、新時代の幕開け…皆さんに見届けて頂きたいので応援よろしくお願いします!」とアピール。続いて木村響子は12・28後楽園でボリショイとのタッグ結成を訴えると、さらに「辞める前にちょっとやっとかないと気が済まないヤツがいます」とLeonとの対戦を要求。木村とのタッグを承諾したボリショイは、もう1人の対戦相手に里村明衣子の名を挙げた。




『FLY high in the 25th anniversary』
◆12月18日(日)東京・両国KFCホール(13:00)
観衆210人


▼20分1本勝負
 ○Leon&つくし(12分53秒/クラッチ・デ・WANTEDを切り返す→片エビ固め)●KAZUKI&ライディーン鋼
▼ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い・20分1本勝負
 藤ヶ崎矢子(8分59秒/旋回式ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)あきば栞
▼ラビット美兎引退ロード・20分1本勝負
 ラビット美兎(9分54秒/ラビット・スープレックス・ホールド)カサンドラ宮城
▼スペシャルシングルマッチ・30分1本勝負
 コマンドボリショイ(時間切れ引き分け)中島安里紗
▼JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
 ○中森華子&木村響子(20分26秒/ダイビング・ギロチンドロップ→エビ固め)●DASH・チサコ&木村花
※第48代JWP認定タッグ&第21代デイリースポーツ認定女子タッグ王者組が2度目の防衛に成功。


▼ハーレー斉藤さんへの黙祷。













▼ロビーでDVDを売り歩く矢子。10枚のノルマを達成。












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