前週に続いての開催となるPURE-Jの亀アリーナマッチ。第1試合のライディーン鋼vs谷ももでは、谷がウラカンラナからダイビング・ニーアタックを決めるも、追撃を阻止した鋼がスライディング・ラリアットからの横須賀カッターで快勝。
Leonと大空ちえのシングル対決は、開始から5分はギブアップのみで決着、5分経過から10分までは2カウントフォール、10分経過から15分までは1カウントフォールと、時間ごとにルールが変更される特別ルールに。10分を超えフォールカウントが1で決着となると、体勢を切り返したLeonがクラッチ・デ・ガオーでフォール勝ち。
休憩時間明けに、ディアナ山形大会に参戦のため欠場となった中森から届いたメッセージを読み上げるボリショイ。中森は「綾華タッグで本間多恵選手&尾崎妹加選手の持つW.W.W.Dタッグのベルトに挑戦し、勝ってタッグチャンピオンになりました! これから3冠チャンピオンとしてもっともっと盛り上げていくので、ついてきてくださいね」と報告し、7月でデビュー17周年を迎えるにあたり7・23亀アリーナマッチは中森のプロデュース大会になることを発表した。
メインイベントは『クレアカリ』AKARI&久令愛と、JUST TAP OUTからPURE-J初参戦となる稲葉ともか&rhythmが激突。2019年デビューの同期にあたる4人の負けられない意地が爆発した熱戦は、久令愛が稲葉をジャーマンで投げ捨てると、AKARIがラリアットでrhythmを撃退。稲葉がAKARIにともか刀(首筋へのチョップ)を叩き込むと、久令愛の撃ち回し蹴りを受ける稲葉だがヒザ蹴りを一撃。4人が交錯する攻防で20分時間切れのゴングが打ち鳴らされた。
カーテンコールでは谷が「ウナギ・サヤカ選手に浮気している鋼さんにちょっと一発かましてやろうと思ったんですけど、もっともっと強くなって鋼さんと試合したいと思います」。鋼は「別に浮気もしてないし、私はWANTEDが1番大好きなんですよ」と反論。大空はLeonについて「絶対超えてみせると話し、翌週の神姫楽ミサとのPOP王座戦に「絶対勝ちますので応援に来て頂けると嬉しいです」。Leonは板橋でのKAZUKI&チェリー戦について「2人ともクセ者ですけど私のスピードと鋼のパワーでしっかり勝利したいと思います」と意気込み。
rhythmは「本日は初めましてのPURE-Jさん、ありがとうございました。2人とは初めて闘って決着がつかなかったけど、次、勝つのはこのリ・ズ・ム♪」、稲葉は「PURE-Jさん初参戦ありがとうございました。同期の2人と今日闘えて良かったと思いますが、悔しことにドロー…必ず決着つけましょう」。久令愛は「同期だったけど今まで接点がなくて、(稲葉とは)1度だけ対戦はあったけど…2回だっけ!? 食らって頭クラクラしてるね。それだけ強い人たちと同じ年代にデビューできてる、2019年組? ここから必ず私たちが頑張って“この世代が1番いいよね”って言われるようになりたい。次の板橋大会も同期の梅咲遥選手と対戦します。自分の団体のシングルチャンピオン…同期として尊敬しますが、だからこそ負けたくない。私のその気持ちを見に来てください」。AKARIは「稲葉さんとは組んだことはあるけど、当たるのは初めてです。2人と絶対いつかシングルやりたいです」。最後はAKARI&久令愛のかけ声で大会を締めた。
『第87回・特別亀アリーナマッチ』
◆2023年6月18日(日)東京・PURE-J道場 亀アリーナ(16:00)
観衆未発表
▼15分1本勝負
○ライディーン鋼(9分49秒/横須賀カッター→体固め)谷もも●
▼ミニッツ・バイ・ミニッツ・15分1本勝負
○Leon(10分50秒/クラッチ・デ・ガオー)大空ちえ●
※試合開始から5分はギブアップのみで決着、5分経過から10分までは2カウントフォール、10分経過から15分までは1カウントフォールと、時間ごとにルールが変更される。
▼スペシャルタッグマッチ・20分1本勝負
AKARI&△久令愛(時間切れ引き分け)稲葉ともか△&rhythm