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【結果】T-HEARTS6・17新宿

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 堀田祐美子が代表を務める会社『T-HEARTS』による7ヶ月ぶりの新宿FACE大会は、堀田のデビュー38周年記念興行。オープニングであいさつを務めた堀田はT-HEARTSに入団した19歳の練習生・あゆかを紹介。マイクを託されたあゆかは「38年間闘い続ける堀田祐美子選手の、熱い熱い心打たれる試合に私は惹(ひ)かれていきました。堀田祐美子選手のもとで、このリングで感動と勇気を与えることのできるプロレスラーになりたい。堀田さんのプロレスを受け継いでいきたいと思っています」と意気込みを語った。

 



 第1試合はシードリング以外では初お披露目となる『リトルツインベリーズ』笹村あやめ&海樹リコが、星いぶき&梅咲遥と対峙。火花散る激しい攻防は、時間切れで決着つかず。

 



 堀田に憧れてプロレスラーになった星ハム子は網倉理奈とシングル対決。デスバレーボムをカウント2でキックアウトした網倉に、ハム子はダイビング・ボディープレスでとどめを刺す。

 



 第3試合は中島安里紗&本間多恵vs中森華子&関口翔。本間が序盤から先輩である中島をアゴで使いながら試合を進め、首をかしげる中島。しかし終盤では激しいエルボーで関口を黙らせると、ドラゴン・スープレックスで試合を決めた。

 

 



 セミファイナルではT-HEARTS・川畑梨瑚がSareeeと一騎打ち。キックの連打で攻め込む川畑だがムーンサルトプレスは不発に。最後はSareeeの裏投げに沈むも、試合後は笑顔で握手を交わした。

 



 メインイベントは堀田が1年後輩にあたる尾崎魔弓とのタッグで、愛弟子である高橋奈七永&安納サオリと激突。凶器攻撃や場外戦でペースを離さない堀田&尾崎に対し、イス攻撃にキレた安納が猛反撃。ポテリングで堀田を押さえ込むも、尾崎がチェーンを投げつけて阻止し3カウントに届かない。走り込んできた安納にカウンターのラリアットを叩き込んだ堀田が勝者となり、自身の記念興行を飾ってみせた。

 



 マイクで勝ち誇る堀田&尾崎。尾崎は「ババアをナメんなよ!」の決めゼリフで会場を沸かせ、堀田は「ババアでもな、リングに上がり続ける以上はオマエらには負けねぇんだよ」と言い放つ。安納は堀田に対し「1つだけ。私がアンタに勝つまで引退すんなよ!?」と鋭い視線を送った。

 



 続いて堀田は会場のファンに向けて、「8月にヒザの人工関節を両足にすることになりました。38年という長い月日…このヒザは私が引退するまで持ってくれなかったです。この何年かすごくモヤモヤして、できない自分が情けなくて、悔しくて…。尾崎が頑張ってる姿を見て、リングに上がる以上は動けなくてはいけない。ホントに今はロープから飛ぶこともできません。なのでヒザを治して、引退するまでこのリングで走り回って、プロレスの醍醐味をお見せできたらと思って、8月に(手術を)決断しました。まだまだやり残してることもたくさんあるので安納のシングルマッチ、受けてやるよ。その代わり、私がヒザを治してからね。半年ぐらいかかるとは思うんですが、また復帰する時には皆さんよろしくお願いします」と話し、会場が大きな拍手に包まれた。

 



『堀田祐美子デビュー38周年記念大会』
◆2023年6月17日(土)東京・新宿FACE(18:30)

観衆未発表(超満員)

▼15分1本勝負
 △星いぶき&梅咲遥(時間切れ引き分け)笹村あやめ&海樹リコ△
▼15分1本勝負
 ○星ハム子(10分9秒/ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)網倉理奈●
▼20分1本勝負
 ○中島安里紗&本間多恵(14分36秒/ドラゴン・スープレックス・ホールド)中森華子&関口翔●
▼30分1本勝負
 ●川畑梨瑚(15分45秒/裏投げ→片エビ固め)Sareee○
▼30分1本勝負
 ○堀田祐美子&尾崎魔弓(20分0秒/ラリアット→体固め)高橋奈七永&安納サオリ●

 

 


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