センダイガールズの東京大会。第1試合では岡優里佳&ななみが、初タッグとなる安納サオリ&ウナギ・サヤカと激突。フィッシャーマンズ・スープレックスの連発で岡を追い込んだ安納がポテリングで3カウントを奪う。
水波綾の胸を借りたGLEATの細川ゆかりは、持てる技をぶつけていくと向かい合ってのエルボーを果敢に連打。しかし最後は水波が回転を加えての肩固めでギブアップ勝ち。
8ヶ月ぶりのシングル対決となる松本浩代と川畑梨瑚。パワーボムから唸れ!剛腕を叩き込んだ松本がロックドロップで完勝すると、盟友のDASH・チサコがリングイン。7・16後楽園での復帰戦で一騎打ちを求めると松本も笑顔で快諾し、2人で『令和アルテマパワーズ』のポーズを決めた。
セミファイナルは『チーム200kg』橋本千紘&優宇の持つタッグ王座に、『レッドエナジー』岩田美香&高瀬みゆきが挑戦。橋本への集中攻撃で勝機をつかんだ岩田&高瀬だが、両腕でのラリアットで2人まとめてなぎ倒した橋本は高瀬に強烈なパワーボムを決めて形勢を逆転。200kgプレスからのオブライトで高瀬を仕留めV2に成功する。
メインイベントは仙女のシングルチャンピオン・朱崇花に愛海が挑戦。仙女のシングル王座へ初挑戦となる愛海は奇襲から場外戦を仕掛けるなど積極的なファイトで会場を沸かせると、朱崇花のみちのくドライバーⅡもカウント2でキックアウト。最後はムーンサルトプレスに沈んだものの、会場からマナミコールも沸き起こるなど期待を上回る熱闘を繰り広げた。
勝利した朱崇花は「色も華もない愛海ちゃん、やればできるじゃん」と不敵な笑顔を浮かべると、「7月16日の後楽園、私にふさわしい刺激のある相手を用意しとけ」と、トロフィーを踏みつながら勝ち誇った。
『センダイガールズプロレスリング』
◆2023年6月11日(日)東京・新宿FACE(18:00)
観衆未発表
▼15分1本勝負
●岡優里佳&ななみ(9分3秒/ポテリング)安納サオリ○&ウナギ・サヤカ
▼15分1本勝負
○水波綾(10分39秒/イチジク→ギブアップ)細川ゆかり●
▼15分1本勝負
○松本浩代(11分3秒/ロックドロップ→片エビ固め)川畑梨瑚●
▼センダイガールズ ワールドタッグ選手権試合・30分1本勝負
○橋本千紘&優宇(19分25秒/オブライト)岩田美香&高瀬みゆき●
※第16代王者組が2度目の防衛に成功。
▼センダイガールズ ワールド選手権試合・30分1本勝負
○朱崇花(14分34秒/ムーンサルトプレス→片エビ固め)愛海●
※第11代王者が2度目の防衛に成功。
▼休憩時間明けに試合が組まれていないアイガーが登場。場内に旧姓・広田さくらの声がアナウンスされ、7・16後楽園でのシングル対決が決定する。