シードリングの新木場大会。第1試合は負傷欠場の松本浩代の代わりにLeonが参戦し、関口翔を相手にスピアーからマッド・スプラッシュにつないで貫録のフォール勝ち。
ハイスピードマッチは本間多恵・川畑梨瑚・ラ・ピディータによる3WAY戦。スペイン語で通じ合ったピディータと本間が結託して口火を切ると、その後はピディータと川畑がダンスで競演。巧みに立ち回ったピディータが2連勝で勝ち名乗りを受ける。
第3試合は世代闘争真っ只中の中島安里紗&水波綾vs青木いつ希&神姫楽ミサ。青木を追い込んでいく中島&水波だが、水波のラリアットをミサがかわしたことで中島が背後から誤爆を受けて形勢逆転。ラリアットの2連発で青木が中島から初勝利を上げ、次回6・28新宿大会で中島の持つビヨンド・ザ・シー・シングル王座への挑戦が決定した。
後半戦2試合は6・28新宿で行なわれるタッグ王座戦を前に、シングルマッチでの2番勝負。まずは海樹リコが朱崇花に挑むが、場外で激しくイスを投げつけられて大流血に。それでも食い下がる海樹だが、最後はみちのくドライバーⅡの前に力尽きる。
メインイベントは真琴と笹村あやめがシングル初対決。気迫のファイトを展開する笹村に対し、真琴はデスバレーボムからバズソーキックを叩き込むと、最後は盛艶のうねりで3カウント。前哨戦は王者チーム・真琴&朱崇花の完勝に終わり、上機嫌の2人が「d」のジャンプで大会を締めた。
『SHINKIBA SERIES 2023 Vol.3』
◆2023年5月25日(木)東京・新木場1st RING(18:45)
観衆130人
▼20分1本勝負
○Leon(9分44秒/マッド・スプラッシュ→片エビ固め)関口翔●
▼ハイスピード3WAY・20分勝ち残り戦
本間多恵 vs 川畑梨瑚 vs ラ・ピディータ
[1]○本間、○ピディータ(9分40秒/2人で押さえ込む→エビ固め)川畑●
[2]○ピディータ(13分7秒/120% escuela niño)本間●
▼30分1本勝負
●中島安里紗&水波綾(19分17秒/ラリアット→片エビ固め)青木いつ希○&神姫楽ミサ
▼ビヨンド・ザ・シータッグ前哨戦・シングル2番勝負①・20分1本勝負
○朱崇花(17分41秒/みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)海樹リコ●
▼ビヨンド・ザ・シータッグ前哨戦・シングル2番勝負②・20分1本勝負
○真琴(17分18秒/盛艶のうねり→片エビ固め)笹村あやめ●