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【結果】JWP10・20浅草

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 11・3後楽園を2週間後に控えたJWPの浅草大会。藤ヶ崎矢子と小林香萌の同期対決は小林が120%スクールボーイで丸め込み3カウントを奪取。弓李を受け止めたLeonはマッド・スプラッシュでとどめを刺した。中森華子はシャイニング・ウィザードからディスティニー・ハンマーにつないで夏すみれに快勝。マイクを持った中森は「いいね! キレイだし可愛いし美しい…今日初めて試合して、夏すみれはただの見かけだけじゃないって私は思った。でも! 真のアイドルレスラーは強くなきゃダメ。私も負けない! だから、またどこかで試合しましょう」と呼びかける。すると矢子が割って入り、「中森さん…なんでこいつ(夏)を可愛いって言うんですか! こんな化粧落としたらただのババアみたいな…私ホントすごい悲しいんですよ! まぁ、わかってることなんですけど、あえて聞きますけど…自分と夏、どっちが可愛いんですか?」。中森は「私JWPがやっぱり1番だし、聞かなくてもわかるじゃん。 夏すみれに決まってんじゃん!」。矢子は言葉にならない怒りを訴え、「こうなったらな11月3日の後楽園ホールでな、自分のこと可愛いって思ってるヤツを全員つぶしてやるよ! 夏おぼえとけよ!」と対戦をアピール。夏は「なんか矢子ちゃんって…見るからに可哀想」と言い放った。


 セミファイナルの6人タッグマッチは、ベストフレンズとWANTED'14による『チーム・サファリパーク』が藤本つかさは不在ながらもプレ始動。そしてコマンドボリショイとラビット美兎がダイナマイト関西とトリオを結成して激突した。関西を相手にラリアットの応酬で見せ場を作ったライディーン鋼だが、コーナーポストに登ったところで捕まると、関西のスプラッシュ・マウンテンが爆発。すかさずボリショイがタイガー・スープレックスにつないで3カウントを奪った。
 マイクを持ったボリショイは関西に対し「未熟ながらもJWPを支えてこれたのも、先輩たちが作ってくれた土台がしっかりしているからだと、いつも感謝しています」と話すと、「今日が最後のJWP参戦…だと思ってたんですけど、スケジュールを綿密に調べたところ…昔から先輩のこと調べるの好きなんで(笑)」と、12月4日が空いているとしてJWPの仙台大会に公開オファー。「無理です! もう引退前でいっぱいいっぱいです」と拒否する関西だが、その日は関西の47歳の誕生日。ボリショイから「誕生日にプロレスということはプロレスラー冥利につきる。皆さん、お祝いしたいですよね?」と説得されると、関西は困り果てながらも「ええよ!」と参戦を決意した。


 続いてボリショイは11・3後楽園に高橋奈七永と世志琥の出場を発表。2人と対戦したい選手を募るとKAZUKI、鋼、Leonがリング上で意気込みをアピールする。Leonは奈七永との対戦、鋼は世志琥との対戦を希望し、KAZUKIはチーム・サファリパークvs全力バタンキューを訴えた。ボリショイがLeon&鋼vs奈七永&世志琥を決定すると、KAZUKIは“サファリパーク”ということで「私の力でジャガーさんを呼びます! 私はジャガーさんの弱みを握ってるんで大丈夫です。私の言うことを聞いてくれます」とパートナーとして呼ぶことを宣言。1日限定のチーム・サファリパーク入りとして、ボリショイ&中森&チサコvsKAZUKI&藤本&ジャガーの6人タッグマッチが決定する。


 メインイベントでは10・9王子大会で挑戦をアピールした勝愛実が、木村響子の無差別王座に挑戦。ダイビングエルボー、イナズマバスターに続いて雪崩式のオレンジ☆ブロッサムなど持てる技をフルに繰り出していく勝だが3カウントを許さない木村は、走り込んできた勝の顔面にカウンターのビッグブーツを叩き込んで試合を決めた。試合後、木村は「日向さん、お願いがあります。ベルトを巻いて頂いてもよろしいでしょうか…?」と売店から観戦していた日向あずみさんをリングに招き、ベルトを腰に巻いてもらうと感無量の表情に。しかし、ここで美兎がリングに上がり、「おい木村!! これで終わりだと思うな! 今すぐそのベルト懸けてやれ」と対戦を要求。木村は「若者。見てたか、今の激闘を? そんな体力が残ってると思うか!? 39歳だぞ!」と叫ぶが、美兎があきらめないとみると「どうしてもやりたいの?(観客に)見たいの? ボリショイさん、あんなこと言ってますよ?」と判断をゆだねる。ボリショイは「やりましょう! もう木村にはスケジュール(の空き)がない。美兎と最後思い切り、このベルト懸けて…!」とGOサインを出し、急きょ2試合目の無差別戦が開始されることになった。


 キャメルクラッチの体勢で腕も固めるキムラロックⅢで連続防衛に成功した木村は、「1つだけお願いがあります。春山さん!」と観戦していた春山香代子さんをリングに呼び、先ほどと同じようにベルトを巻いてもらう。すると今度は中島がリングに上がり、木村に対し「とってもとっても感動的でした。お疲れさまでした。後楽園のルール、決まったのかよ?」。木村は「JWPで1つだけやり残したことといえば…ドレスアップしかねぇんだよ(※ドレスアップ・ワイルドファイト=私服で闘うJWP発祥のストリートファイト形式)。その代わりオマエがホントに全力で私の首を獲るつもりなら…このベルトも懸けてやってもいいですよ」。しかし中島は「確かに“ルールは任せる”って言ったけど、無差別が懸かるっていうんだったら、私は(凶器などを使用せずに)この身1つで闘いたい。今さら“なにオマエがキレイごと言ってんだ”って思うかもしれないけど、それが私の気持ちです。会見まで考えといてやるよ」と返事を保留した。


『FLY high in the 25th anniversary』
◆10月20日(木)東京・浅草花やしき座(19:00)
観衆121人


▼20分1本勝負
 小林香萌(9分38秒/120%スクールボーイ)藤ヶ崎矢子
▼20分1本勝負
 Leon(12分18秒/マッド・スプラッシュ→片エビ固め)弓李
▼20分1本勝負
 中森華子(11分2秒/ディスティニー・ハンマー→エビ固め)夏すみれ
▼スペシャル6人タッグマッチ・30分1本勝負
 ○コマンドボリショイ&ラビット美兎&ダイナマイト関西(16分53秒/タイガー・スープレックス・ホールド)中島安里紗&KAZUKI&●ライディーン鋼
▼JWP認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
 木村響子(22分1秒/ビッグブーツ→片エビ固め)勝愛実
※第28代王者が初防衛に成功。
▼JWP認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
 木村響子(5分25秒/キムラロックⅢ)ラビット美兎
※第28代王者が2度目の防衛に成功。
























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