久々の開催となるJUST TAP OUTの新木場大会。第1試合でHiskoAと稲葉あずさが2度目のシングル対決に臨み、HisokAが腕を取りながら放つ延髄ギロチンドロップでデビュー3戦目のあずさから3カウント。ついに初の自力勝利を飾ってみせる。
第3試合はランキングマッチで4位のrhythmと6位のAoiが激突。最下位での低迷を続け巻き返しを誓うAoiだったが、rhythmにギブアップを奪われランキングの変動はなし。
第5試合は同期タッグ『1111』(フォーワン)柳川澄樺&神姫楽ミサが山縣優&優宇を迎え撃つタッグ対決。圧巻のパワーファイトで会場をどよめかせた優宇はキャノンボールを叩き込むと、コーナー2段目からのダイビング・ボディープレスで柳川にフォール勝ち。
セミファイナルはQueen of JTO。JTOガールズのトップに立つ稲葉ともかに、JTOからガンバレ☆プロレスに移籍したYuuRIが挑戦。蹴り合いを望むYuuRIの挑発に乗らず余裕の試合運びを見せるともかだったが、執拗な絞め技に2つのロストポイントを奪われると、YuuRIの肩口に向けて一撃必殺ともか蹴りを発射。すかさず腕を固めて勝利し、Queenのベルトを防衛した。
試合後、リングに上がったあずさが姉・ともかへの挑戦を表明すると、各選手が次々とリングに上がり、次回5・6横浜にぎわい座で開催される『JTO GIRLSトーナメント』に向けての意気込みをアピール。出場辞退を申し出た山縣は、自身の代わりに優宇に出場権を譲渡。このトーナメントの優勝者がQueen・ともかへの次期挑戦権を獲得することになっている。
『JTO新木場大会』
◆2023年4月9日(日)東京・新木場1st RING(12:00)
観衆190人
▼第1試合・10分1本勝負
○HisokA(9分58秒/ひそかったー→エビ固め)稲葉あずさ●
▼第3試合 ランキングマッチ・15分1本勝負
〔4位〕○rhythm(8分32秒/rhythm cross→ギブアップ)Aoi●〔6位〕
▼第5試合・10分1本勝負
●柳川澄樺&神姫楽ミサ(8分19秒/ベアベアーズ→片エビ固め)山縣優&優宇○
▼セミファイナル Queen of JTO・30分1本勝負
〔1位〕○稲葉ともか(14分35秒/手殺ともか固め→ギブアップ)YuuRI●
※第4代王者が3度目の防衛に成功。