全10試合が行なわれたJUST TAP OUTの後楽園ホール大会。第2試合ではrhythmが山縣優を相手に執拗なヘッドロックで攻め込んでいくも、延髄斬りからフェースバスターで叩きつけた山縣は、フェースロックで絞め上げて電光石火のギブアップ勝ち。
第8試合では令和2年に3人で同日デビューを果たした柳川澄樺&神姫楽ミサ&YuuRIの『ズッコケ3姉妹』が、YuuRIのJTO退団以来となるトリオを結成。『ドクペカブキ』Aoi&ウナギ・サヤカに、初の自力勝利を目指すHisokAと激突した。HisokAはミサの腕を極めて初勝利まであと一歩に迫るも柳川が救出。それでもウラカンラナでミサを押さえ込むHisokAだったが、カウント2でキックアウトしたミサはラリアットの連打からミサボムにつないで3カウントを奪う。
セミファイナルでは目標に掲げていた中学生でのデビューを果たした稲葉あずさが、姉でありJTOガールズのトップである稲葉ともかと一騎打ち。ともかのコスチュームを譲り受けて(※ニーパット&レガースは自前)初陣を迎えたあずさは得意のキックを連打するも、とどめを狙ってのヒザ蹴り『稲葉あずさのアネゴエ』はともかがキャッチして阻止。腕を極めて貫録の勝利を上げたともかはあずさの手を上げて健闘を称えるが、あずさはその手を振り払い悔しさを露わにした。
『格』
◆2023年3月3日(金)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆389人
▼第2試合・10分1本勝負
●rhythm(5分22秒/フェースロック→ギブアップ)山縣優○
▼第8試合・10分1本勝負
柳川澄樺&○神姫楽ミサ&YuuRI(7分41秒/ミサボム→片エビ固め)Aoi&HisokA●&ウナギ・サヤカ
▼セミファイナル 稲葉あずさデビュー戦・10分1本勝負
○稲葉ともか(6分13秒/手殺ともか固め→ギブアップ)稲葉あずさ●
▼あずさのコメント中に割って入ったHisokAは、3・18JTOアリーナ千葉本店でのシングル対決を要求。早くも同期対決が実現…?