Quantcast
Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
Viewing all articles
Browse latest Browse all 11127

【結果】OZアカデミー2・19大阪

$
0
0

 

 

 2023年初のOZアカデミー大阪大会。20代の選手によるAKINOの持つ無差別級シングル王座への挑戦権を争うトーナメントは準決勝2試合が行なわれ、狐伯と海樹リコはこの試合が初対決。序盤は優位に立った狐伯だが、海樹は持ち味である当たりの強いエルボーやサッカーボールキックで会場のどよめきを誘うと、丸め込みの攻防を制して3カウント。1回戦の清水ひかりに続き、先輩選手からの勝利で決勝進出を決める。

 



 もう1つの準決勝・青木いつ希と関口翔の同期対決は、関口が青木の右腕に攻撃を集中。しかし仕留めきれずに15分時間切れになると、そのまま3分間の延長戦に突入。それでも決着はつかず3分間の再延長戦に入ると、青木がラリアットの連打から豊田真奈美さんから受け継いだジャパニーズオーシャン・バックドロップホールドを決めて決着。3・12新宿での決勝戦は青木いつ希vs海樹リコに決定する。

 



 ラム会長・尾崎妹加・安納サオリによる3WAYマッチは『レベル&エネミー』の会長と妹加が結託すると、安納は「会長がずっと妹加の悪口を言ってた」と吹き込んで混戦に。ポテリングを阻止しての怨霊クラッチで勝利した会長は、妹加の手を取って2人で勝ち名乗り。

 



 セミファイナルでは『獣友』松本浩代&米山香織と『正危軍』尾崎魔弓&雪妃魔矢が対峙。試合前にマイクを持った米山は、前週の新宿大会で45歳以上の選手によるR-45トーナメントで優勝した尾崎を称えると疑いの眼差しを向ける尾崎だったが、会場からの祝福の声に上機嫌に。すると米山は、「ウワサで聞いたんですけど、5試合闘い抜いた代償で“裏拳やりすぎちゃって右手の甲が折れてるかもしれない”って聞いたんですよ」と奇襲を仕掛けると、尾崎の右手に攻撃を集中していく。試合中に雪妃が会場の備品と思われるボクシンググローブを見つけてリング内に投入すると、グローブを奪い合いながらパンチが飛び交う展開に。しかし松本に気を取られた尾崎のバックを取った米山は、後方回転から3カウントを奪ってみせた。

 

 



 メインイベントは無差別級王者のAKINOと『H2D』加藤園子&水波綾がトリオを結成し、山下りな&優宇&花園桃花と激突。開始前からチンクラッシャーのジェスチャーを繰り返しAKINOを「師匠!」と呼ぶ山下に、敵からも味方からも「師匠!」とイジられるAKINOは苦笑い。6人が入り乱れると、加藤が相手3人によるコーナーからの3連弾を受けてピンチに。水波のラリアットの誤爆からさらに追撃を受けた加藤は、優宇のラストライドで叩きつけられて力尽きる。

 



 勝ち誇る優宇は「3月12日にチーム200kgとタッグタイトル決まってるけど、結果は同じだから。なんか言いたいことがあったら言わせてあげる」。加藤は目の前に差し出されたマイクを手に持たず、「負けたヤツがマイク取るって1番ダサイんだよね。だけど絶対オマエらからベルト剥ぎ取ってやるから! 今のうちにそのたくさんのベルト、堪能しときな。ウチらの熱さにはオマエら敵わないよ」と返答した。

 



『~Restricted-18@大阪~』
◆2023年2月19日(日)大阪・176BOX(12:00)
観衆328人


▼【U-30】OZアカデミー認定無差別級選手権 次期挑戦者決定トーナメント2回戦・15分1本勝負
 ●狐伯(11分21秒/逆エビ固めを切り返す→片エビ固め)海樹リコ○
▼同トーナメント2回戦・15分1本勝負
 △青木いつ希(時間切れ引き分け)関口翔△
▽延長戦・3分1本勝負
 △青木いつ希(時間切れ引き分け)関口翔△
▽再延長戦・3分1本勝負
 ○青木いつ希(1分14秒/ジャパニーズオーシャン・バックドロップホールド)関口翔●
▼3WAYマッチ・30分1本勝負
 ○ラム会長(11分19秒/怨霊クラッチ)安納サオリ●
※もう1人は尾崎妹加
▼30分1本勝負
 松本浩代&○米山香織(16分10秒/後方回転エビ固め)尾崎魔弓●&雪妃魔矢
▼45分1本勝負
 AKINO&●加藤園子&水波綾(22分18秒/ラストライド→片エビ固め)山下りな&優宇○&花園桃花


★【U-30】OZアカデミー認定無差別級選手権 次期挑戦者決定トーナメント
 試合はすべて通常のプロレスルールで1回戦&2回戦は15分1本勝負、決勝戦は時間無制限1本勝負。15分時間切れとなった場合は3分間の延長戦を最大で2回行い、これも引き分けの場合は両者失格。優勝者は4・23後楽園ホール大会で現王者・AKINOの持つ無差別級タイトルに挑戦する。



★海樹リコのコメント
 ━━狐伯との初対決について。
 「似てると言ったら失礼かもしれないんですけど、たぶんタイプは似てると思うんでそれなりに対策は練ってきたんですけど、思った以上に速すぎて…。ちょっと危ないところはあったんですけど、どんな勝ち方でも勝てたことは良かったです」
 ━━決勝戦の相手は青木いつ希となったが。
 「このトーナメントで強敵だと思ってたのが狐伯選手と青木いつ希だったので。もう1人を倒せばAKINOさんのベルトに挑戦できるんだから、ここまで来たなら絶対勝ちたいですし。青木いつ希はいろんなところで当たってるけど、シングルでは初めてです。ちゃんと仕返しをできてないので絶対に勝ちたいと思います。青木いつ希は(笹村)あやめさんと同期なので、あやめさんにいろいろ聞こうかなと思ってます」
 ━━OZのリングについて。
 「楽しいです。自分の5番勝負の4番目の相手が尾崎魔弓だったんですけど、あの時にボコボコにされてたから“闘いたいな”と思ってたら、初めて参戦させて頂いた時に当たれたので。このトーナメントで勝ってAKINOさんのベルトを獲って、尾崎魔弓を逆指名してやろうかなと思ってますので。尾崎魔弓と闘いたいなと思ってます」

▼オープニングでAKINOは6・25(日)沖縄・那覇でデビュー25周年記念大会の開催を発表。

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 11127

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>