12日(月)14時よりシードリングが株式会社リアルクロスにて記者会見を開き、年内最終戦となる12・28後楽園ホール大会に出場する選手たちがコメントを発表。BTSシングル王座戦・松本浩代vs中島安里紗の調印式が行なわれた。
『SEAdLINNNG of the year 2022!』
◆2022年12月28日(水)東京・後楽園ホール(18:30)
▼20分1本勝負
アマゾン vs MIKAMI
アマゾン「(週刊プロレスの選手名鑑を見ているMIKAMIに対し)何故study? こっちを見ろ!私はシードリングNo.1モンスターだ! 私の恐ろしさを思い知らせてやる! アブラカタブラ・アマゾンプライム!」
MIKAMI「こういう感じなんだ…。全然知らないから。(選手名鑑を見て)180cmくらいあるんだデカいね。得意技・アマゾンドライバー? アマゾンボムだ? これ食らったらイチコロだ! やばくね? 何でこんなカード組まれてるかわからないけど。なになに好きな食べ物はダンゴ? そこだけ可愛いね急に。俺がダンゴみたいにしてやるよ! こねくり回して丸め込んでやるよ! アマゾン川の未知の秘境? 未開の地を俺が行こうじゃないか! 28日は俺の誕生日だから、どうしようかと思ったけど…神様からの誕生日プレゼントだと思って。俺がアマゾンとやることで来年以降、男がシードリングに上がるってことを普通になるように何だろ? 助っ人? 対抗勢力なのかわからないけど俺が上がったことにより、もっとほかの選手も上がってくれたらな。俺がリトマス試験紙になりましょう。アマゾン川! 俺が試してやるよ、どんなものか」
▼20分1本勝負
海樹リコ&真白優希 vs 大空ちえ&石川奈青
真白優希「12月31日で引退させて頂く真白優希です。引退前にシードリングさんに上がれることを嬉しく思います。このカード全員が同期ということで、私にとって同期は負けられない存在でもあり、共に成長し合える存在でもあります。隣にリコが居てくれることを誇りに思いながら、最後まで走り抜けたいと思います!」
海樹リコ「優希とタッグを組んで頂き本当に嬉しいです。優希が12月31日で引退をするということは本当に…(涙)。自分の中で寂しくて心にフワって穴が空くような感じはあるんですけど“令和のベストフレンズ”という名前で呼んでもらえることが嬉しいですし、ラストタッグとなるんですけれどもベストフレンズの連携技とかを今2人で勉強しているので、それを出せたらなと思っています。そして自分たちが勝利したいと思います!」
▼SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship・30分1本勝負
(王者)松本浩代 vs 中島安里紗(挑戦者)
中島安里紗「8月の大会で松本浩代とのシングルがあり、そこでケガをして今回約4ヶ月半ぶりの試合となります。17年くらいこの業界にいて初めての長めの欠場、復帰戦というのも初めてで、これだけ長いことプロレスをやっていてまだまだ初めてのことがあるというのはすごくいい経験をしたなと思います。今年シードリングが新体制となり、自分がしっかり引っ張ってやっていかなくちゃいけない中で欠場してしまったことはすごく悔しいですし、リコたちにも負担をかけたと思うんですけど、でもそれ以上にリコの成長が嬉しかったりなど、いいこともたくさんあったと思っています。すべてが私の糧(かて)になっていると思うので、この復帰戦が楽しみです。8月に松本とシングルをやるとなった時“すべてが整ったね”っていろんな人に言われて。団体の新体制、周年の大会、メインでシングルで闘う。お互いの気持ちもすごく高まっていて。だから“整ったね”って言われてたけど、私はそこに足りなかったものはやっぱりこのベルトだと思っているので。今こうして2人の間にベルトがある。このシードリングのベルトを懸けて闘うことができるというのはすごく嬉しい。まぁどんな形であれ立場(王者)も逆になりましたし、欠場というマイナスもありましたけど、なるべくしてなったというか、すべてに意味があると思ってます。このベルトを懸けて闘うための道のりだった。松本浩代と念願のベルトを懸けたシングルマッチを全力で楽しみたいなと思います」
松本浩代「第8代ビヨンド・ザ・シー・シングルチャンピオンの松本浩代です。12月28日は絶対に中島安里紗と決着をつける。前回8月決着をつけられなかったということもあり、その時“シードを背負う”と言った言葉にウソはないし、その後にシードからもらえたチャンス。1DAYトーナメントで優勝したことは自分自身の自信にもつながったし、またそこでシードに上がるメンバーたちとの闘いの楽しさだったりとか、“コイツには負けられねぇな”っていうまた新たな出会いだったりとか。中島が休んでいた4ヶ月半というのは私自身の強さなども含め、気持ち的にも大きく変わる4ヶ月半だったなと思います。ベルトができた当初から“ベルトはいらない”って言い続けてきた私がベルトを持っているというのは、なんかベルトが訴えかけてきているのかな? ガラでもないんだけどそういうロマンチックなことを感じたり、いらないって言ってた奴のところに来るって“ベルト自身も勝負に来てるのかな”って。シードが境目の今、ベルトはいらないと言い続けた松本浩代がベルトを持つ意味。そして今回、年末というビッグマッチで過去からずっとライバルの中島安里紗と闘うこと。いろいろ感じながらも12月28日、中島安里紗と決着をつけたいなと思います」