2ヶ月ぶりとなる超戦闘プロレスFMWの後楽園大会。第0試合のミックスドタッグ戦では、ローンバトルを強いられた花月がKENSOの重い攻撃の前にグロッキーとなるが、ブレーンバスターで投げて意地を見せつける。しかし最後はKENSOがラリアットの連打で吾作を下し、雫有希とともに勝ち名乗りを受けた。第3試合の極悪同盟とモンゴル軍のタッグマッチは、担架に乗せられて入場口まで運ばれたら負けとなる変則ルール。奇襲を仕掛けたモンゴル軍だが、すぐに形勢を逆転されるとその後は手も足も出ず。ダンプがモンゴルの額にフォークを突き立てて流血に追い込むと、ダンプに肩車されたモンゴルの頭にZAPが一斗缶を叩きつけてKO。担架に乗せられて運ばれていくモンゴルをコハルは止めることが出来ず、悔しさをにじませた。あまりの手応えのなさに怒り心頭のダンプは「これで済むと思うなよ!」と叫ぶが、穏やかな口調に切り替えると「大仁田さんを倒したい」とアピール。会場のファンも拍手で支持した。
休憩明けには脳腫瘍を公表したRayがコスチューム姿でリングイン。これまでの経緯を説明し、時おり言葉を詰まらせながらも病と闘っていく決意を示した。バックステージでは、まだ治療方法は確定しておらずセカンドオピニオンとして別の治療法も模索していくとコメント。次回3・12埼玉・宮代町大会では、女子の試合をRayがプロデュースする。
超戦闘プロレスFMW
『2.26FMW事変~満員にならなかったら、即刻、解散スペシャル~!!!!!!!!!!』
◆2月26日(金)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆1800人(満員)
▼第0試合 ミックスドタッグマッチ・30分1本勝負
○KENSO&雫有希(10分20秒/ラリアット→体固め)●五所川原吾作&花月
▼第3試合 極悪同盟対モンゴル軍団 担架マッチ・30分1本勝負
○ダンプ松本&ZAP T(12分11秒/失神→担架で運ばれる)●ミス・モンゴル&ミス・コハル
※女子の試合のみ掲載