JUST TAP OUTの年内最後となる後楽園大会。第2試合では17歳のHisokA(ヒソカ)がデビューを果たし、剣道の「面」や「胴」のフォームから繰り出す打撃や、憧れの選手である小波が得意とするトライアングルランサーも見せるが、Aoiが腕を極めて勝利。
デビュー2周年を迎えた神姫楽ミサと柳川澄樺がランキングマッチで一騎打ち。3カウントフォールのないJTOルールでの闘いは、柳川が変形の鎌固めで勝利しJTOガールズランキング3位に浮上。試合後は互いに健闘を称え合った。
セミファイナルでは稲葉ともかが、現在さまざまな女子団体に乗り込んでいるウナギ・サヤカと激突。序盤は場外戦でウナギがペースを握り、その後は激しいエルボーの応酬も。しかしQueenとして負けられない稲葉が豪快なハイキックで3カウントを奪う。
試合後、リングに上がったAoiは稲葉の手を振り払うと、ウナギと握手を交わし2人で引き上げていく。呆然とする稲葉の前にプロミネンスの鈴季すずと藤田あかねが現れ、稲葉に手を差し伸べると見せかけて襲撃する2人だったが、山縣優が稲葉を救出。次回11・29王子でのアオトモプロデュース興行で、稲葉&山縣vsすず&あかね戦が決定した。
『乱』
◆2022年11月4日(金)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆383人
▼第2試合 HisokAデビュー戦・15分1本勝負
○Aoi&rhythm(7分41秒/A-wing→ギブアップ)HisokA●&山縣優
▼第4試合 ヒロ飯島デビュー戦&ケンイチ軍団負けたら即解散マッチ・15分1本勝負
TAKAみちのく&○ARA&MIKA&ジャタップくん(12分45秒/ARA→片エビ固め)ヒロ飯島&ケンイチ&ケンスケ●&Mr.マスク
▼第5試合 JTOガールズランキングマッチ・15分1本勝負
●〔3位〕神姫楽ミサ(13分32秒/1002〔トワニ〕→ギブアップ)柳川澄樺〔5位〕○
※JTOルール。ロストポイントは神姫楽1、柳川2。柳川が3位、神姫楽が4位となる。
▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ・30分1本勝負
○稲葉ともか(11分27秒/一撃必殺ともか蹴り『改』→片エビ固め)ウナギ・サヤカ●
▼ダンサーのMIKAは8人タッグマッチで奮闘