29日(木)13時より水道橋・闘道館でGPSプロモーションが記者会見を開き、8月にREINAを退団した小波がGPSプロモーションの所属選手となることが発表された。これまでカナプロマニア(※華名主催の後楽園大会)を共催してきたGPSプロモーションは聴覚障がい者によるプロレス団体『HERO』を含んだ組織となっており、代表取締役は故・ヤミキさんの息子である佐藤剛由氏、会長は豊島修二氏。ほかの所属選手は友龍、百太聾、橋本真他、ひょうどるつぅ。会見には豊島氏と小波が出席し、11・5『WILD HERO』新木場大会で小波の復帰戦が行なわれることも併せて発表されている。
小波「11月5日の『WILD HERO』新木場大会にて復帰させて頂くことになりましたGPSプロモーション所属、小波と申します。復帰戦では今までの小波と違った自分を出していけたらと思っております。よろしくお願いします」
豊島「プロレスラーとしての所属ということだけではなくてですね、GPSプロモーション株式会社の正社員でもございますので。いろんな仕事をして頂きますので、よろしくお願いします」
━━GPSプロモーションの所属を選んだ理由について。
小波「豊島代表にはですね、自分が練習生になって初めて東京に来た時からすごいお世話になっていて。所属が変わってもずっとお世話になっていたんですね。それはプロレスのほうでもですし、プライベートでもご飯に連れて行って頂いたりとか…。すごい信頼できる方だなと思って、自分が活動休止する時もいろいろサポートしてくれて声もかけて頂いたので、一緒にプロレスをやりたいなと思いまして。復帰するってなった時に“1番最初はGPSプロモーションで”という考えに至りました」
━━先ほど「今までと違った自分」と話していたが具体的には?
小波「それは…当日、会場で見て頂ければばと思ってます(笑)」
━━ヤミキさんの追悼興行だが、これまでもHEROに参戦してきてヤミキさんとの思い出などは?
小波「ヤミキさんはすごいフレンドリーというか、いつも会場でお見かけしたらごあいさつして“元気?”みたいに声をかけてくださる方で、すごい優しいイメージがあります」
━━プロレス以外で、小波にはどんな業務内容を?
豊島「あらゆる業務のサポートをやってもらおうと思います。総務とか経理とかも含めまして。数人しかいない事務所でございますので、何でもやってもらおうと。さらにレスラーもやってもらおうと…」
━━社会人にもなるが意気込みを。
小波「二十歳にもなったので、大人としてちゃんとしていきたいなと思ってます(笑)」
豊島「先ほど“新しい小波を”と言ってましたがちょっとだけお話しさせて頂くと、復帰したいという意向が出てきてからですね、体作りのほうでもトレーナーさんを1名付いて頂いていますし、プロレスのほうも…本人の承諾を得てないのでお名前は申し上げられませんが、プロレスファンでしたら誰もが知ってるようなバリバリの男子の方にコーチを、GPSとして契約してお願いしております。体を作り、技を磨きという日常を送ってますので、私としても当日は非常に楽しみにしております。復帰戦で闘いたい選手はいますか?」
小波「なんか…まだ当たったことのない人とやりたいです。思いっきりぶつかっていける人で、女子がいいです」