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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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JWP9・18板橋(夜)、各選手のコメント

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★中島安里紗
 ━━木村との無差別戦について。
 「木村響子が引退しようがどうしようが構いませんし寂しさも何もないですけど、ただ勝ち逃げだけされるのはシャクなんで。タッグの借りをきっちり返して、きっちり防衛して…まぁ、送り出すつもりはないですけど勝手に引退していったらいいんじゃないかなって思います」
 ━━木村が「ハードヒット主体の闘いは限界が来る」と話していたが。
 「自分が通ってきた道って言いたいのかわかんないですけど、でも私はハードヒットだけではないので。まだまだ中島安里紗というのを見誤ってるんじゃないかなと思います。私はまだまだ、もっともっと磨いてるモノもあるし、それを出していって木村響子をきっちり叩きつぶして、次に進まないといけないと思うので。」
 ━━おそらく最後のシングル戦になるが。
 「そうですね。私が勝って、ここで終わりと…。“もう1回!”って言われても私は受けるつもりはないので。勝って終わりたいです」
 ━━王子での試合について。
 「1回私、行ったことあるんですけど、けっこう小さい会場で時間がない木村響子…私も時間がない。木村響子は“引退決まってるから時間がない”って言うけど私は今、下の子たちを見ててもなんか…時間は無限だと思っている人が多いのかなと思って。時間は有限だし、とにかく時間がないという気持ちは私も変わらないので。私が行きたいところはまだまだもっともっと上で、今ここで、このレベルで闘っている場合じゃないので。同じく時間がない」


★木村響子
 ━━無差別挑戦が決まったが。
 「そうですね。ホント日にちがないんで、ちっちゃい会場なんですけど初心に帰って…。デビューしたばっかりの頃、JWPってまだ(後楽園)ホールに帰ってきてなかったんで。キネマ倶楽部とか板橋とか、ちっちゃい会場で全力でやってたので、あの時の気持ちを思い出していきたいと思います」
 ━━中島とは激しい闘いを続けてきたが、今の中島について。
 「なんか…負け惜しみなのかもしれないけど、今のままの中島安里紗じゃ近い将来、壁にブチ当たると思う…自分がそうだったので。今はハードヒット柱の闘い方だけど、JWPのクラシカルなものって、もっとすごいハッとするテクニックだったり、いろんな要素がJWPの中に詰まってると思うんで。ハードヒットだけに頼る中島安里紗は、どんどんつまんなくなっていくと思います」
 ━━これが最後のシングル王座挑戦になるかもしれないが。
 「そうですね。最後かもしれないし、最後じゃないかもしれないし。ホントにいつも思うのは、引退を決めてなくてもいつどこでケガするかもしれなくて…こうやって当たり前にプロレスしてますけど、それは全然当たり前のことじゃないっていうのを今までのプロレス人生の中で思い知ってきてるので。ひと試合ひと試合を最後だと思って全力でやってます」
 ━━これまでシングル王座には縁がなかったが、最後にベルトを巻きたい?
 「でも、どこのベルトでもいいというわけではなくて。JWPの無差別っていうベルトに、すごく私は宝物というか…無差別の日向(あずみ)さんに憧れた時代が長かったので。その頃の日向さんとは闘えなかったですけど、無差別の闘いはやっぱ特別ですね。まぁ、たぶん中島も縁がある選手なんだと思います。こんな腹が立つ選手ってなかなかいないでしょ。前世でもいがみ合ってた気がしますね」
 ━━娘の花がジュニア2冠王者となったが。
 「実は私ってJWPのジュニアのベルトって巻いてなくて…なんかちょっと悔しいですね(苦笑)。正直、優勝できると思ってなくて…やっぱり今までの試合を見てきた中で本人の“勝ちたい”って気持ちをすごい感じたし、逆に矢子の“悔しい”って気持ちもすごい感じたんで。その思いを2人とももっと育てていってレベルアップしてやってほしいと思います」
 ━━もし無差別を獲ると、タッグ、ジュニアと木村家が総取りとなるが。
 「ホントだ! すごいですね、それ! やりたいな。王手をかけたいと思います」


★Sareee
 「シングルは1年ぶりだと思うんですけど、自分負けてるんですよね。負けて終わってたんで、今日の勝利はすごい嬉しいです。あと今日ジュニアのベルトのトーナメントやってたんですけど、すごい懐かしくて。美兎とか同期なんですけど、自分はデビューして1年ちょっとぐらい(団体の方針で)他団体に出れなくて、ディアナの試合ってその時2ヶ月1回とかしかなくて。試合をまったくしてない中で同期の美兎たちがどんどん試合して、それがずっとすごい悔しくて…。5年間ちょっとやってきて、その差がもうないと自分でも思ってるし、自分のほうが上に行ってると思うし。今日それが示せて嬉しかったし…だけど美兎とはもっともっと対戦していきたいです。今日も何回も負けそうになったし、スリー取られそうになったんですけど、今日は勝ててホントに良かったです」


★木村花
 「今までの自分の試合の中で1番思い切りやれたというか、感情を体で表現することが出来たかなって…1番思い切り出来たと思います。矢子さんは自分と同い年なんですけれども3年先輩で、やっぱり同じ年数を生きてるんですけど経験してきたものの違いっていうのが今日の試合で感じ取れて…矢子さんすごいなって思いました。同い年だからこそすごいなと思いました」
 ━━その試合に勝って2本のベルトを巻いたが。
 「とにかく今は信じられないっていうか、夢の中にいるような感じで…でも試合が終わった後の痛みとか疲労感はまぎれもなく本物だと思うので」
 ━━セコンドの母の声は聞こえた?
 「はい。なんとなくは聞こえました。“こっちこっち”とか誘導してくれてたような気がします(笑)。必死すぎて…いるのはわかったんですけど」
 ━━どんなチャンピオンに?
 「私が思い描いてるイメージだと、すごい強くて誰にも負けない怪物みたいな人…っていうイメージがあるんですけど、私はまだまだ強くならなきゃいけない部分、足りてない部分がたくさんあるので成長していける、どんどん変化していけるチャンピオンになりたいです」
 ━━母が獲れなかったベルトだが、それは意識した?
 「試合の前はあまり意識してなかったんですけど、終わってからお母さんの顔見たら…いつも怒られてばかりいるので、ちょっと“どうだ!”っていう気持ちと、お母さんが獲れなかったベルトを私が獲れたので“獲ったよ!”っていうちょっと両極端っていったらアレなんですけど、端と端の感情があります」


★藤ヶ崎矢子
 「後輩だからって甘く見過ぎたなっていうのが自分の1番の反省点ですね。花ちゃんとは同い年なんですけど、キャリアは自分のほうが上なんで。でも向こうは向こうで“負けたくない”って意思がすごい強くて、その意思に自分は負けたんじゃないのかな? とは思っています」
 ━━負けた瞬間、非常に悔しそうにしていたが。
 「ホントにメチャクチャ…今までタイトルマッチは同期とか先輩とかとやってきたんですけど、1番その中で後輩に負けたっていうのが悔しいっていう気持ちが強かったし、しかも同い年っていうのがやっぱり…」
 ━━ジュニアの期間が残り1年弱だが、それまでにベルトを巻きたい?
 「はい。相手が誰でも、何がなんでも、あのベルトを獲りたいです!」



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