第1試合では巨漢・ニコルを相手にした藪下が、体重の乗った逆エビ固めにたまらずギブアップ。宮城もちの初参戦により、らぶりーぶっちゃーずがディアナ初登場。B・R・Mを相手にお色気ポーズで会場を沸かせると、最後は永島のイスがレフェリーの頭を撃ち抜いて反則裁定ながら勝利を飾る。Sareee&盟子の『ストダマ』は伊藤&ボリショイの同期タッグと激突。今の勢いを発揮し堂々の闘いぶりを見せるも、ボリショイのピコニー・スマッシュが盟子にクリーンヒット。およそ20年のキャリアの差を見せつけた。メインイベントでは巧みなラフファイトを生かしたクライシスが、堀田のパンチからジャガーが京子を丸め込んで勝利。マイクを持ったジャガーは京子に対し「完全勝利…見たか? 1番強いチャンピオンだったよね? ちょっと恥ずかしいね。チャンピオンは絶対負けちゃダメだよ。ちょっと考え直したほうがいいよ」と憎々しげに語りかけた。
『川崎大会』
◆2月21日(日)神奈川・ラゾーナ川崎プラザソル(17:30)
観衆未発表
▼20分1本勝負
ビッグバン・ニコル(7分24秒/逆エビ固め)藪下めぐみ
▼B・R・M VS アイスリボン・20分1本勝負
○星ハム子&宮城もち(12分16秒/レフェリー暴行→反則勝ち)青野敬子&永島千佳世●
▼ベテラン VS ストロング・ディアナ魂・30分1本勝負
伊藤薫&○コマンドボリショイ(17分36秒/ピコニー・スマッシュ→片エビ固め)Sareee&●田中盟子
▼本隊 VS CRYSIS・30分1本勝負
○ジャガー横田&堀田祐美子(13分52秒/ラ・マヒストラル)●井上京子&下田美馬
★ストダマのコメント
Sareee「盟子はすごい勢いあって良かったと思うし、自分たちは若手のタッグだったら1番勢いもあるし、1番乗りに乗っててナンバーワンのタッグだと思ってるし、WAVEでのヤングのタッグトーナメント優勝したし…。自分たちが勝ててないのは先輩たち…ベテランの方たちなんですよ。ヤングの中では自分たちは強いに決まってるので、上の世代に向かっていって自分たちが勝たないと次に進めないと思うので。そのためには自分もまだまだだし、ヤングの中から出れてないところだと思うから。盟子は2年で自分は5年目なんですけど、盟子は自分と同類の立場に立ってほしいし、絶対に自分たちは強くなります」
盟子「Sareeeさんが言った通り、ディアナのリングでは“大御所の人たちばっかりと闘うからしょうがない”ってなるのがすごいイヤなんで。大御所と闘ってもストダマっていう部分を出して、ちゃんと勝ちたいなっていうのがあります。ストダマとして勝ちたいので、個々の力じゃなくてちゃんとタッグチームとして、これからどんどん自分もSareeeさんも上がっていけたらいいなと思いました。まずは自分の力をSareeeさんに追いつけるように、もっともっと頑張ります」