毎月1回、恒例となっているJWPの道場マッチ。この日はかつてジャパン女子プロレスでコーチを務めた山本小鉄さんの命日ということで試合前に黙祷が捧げられ、コマンドボリショイは「これからも小鉄さんに教わった技術や精神を後輩たちに伝えていけるように頑張っていきたいと思います」とあいさつ。第1試合では中島安里紗との初対戦が予定されていたRiNOが、練習中に右ヒザを負傷して試合が出来ず急きょ対戦形式を変更。イントロクイズ、お絵かき、早食いという3本勝負が行なわれ、1-1で迎えたポップコーンの早食い対決で勝利した中島は大喜びでガッツポーズ。マイクを持った中島は「この3本勝負が決まって、私は本当に! 絶対に…ここで負けたらベルトにこととかもいろいろ考えてたんで! 無事に勝てて良かったです」と、RiNOのヒザが治ってからの対戦を約束して握手を交わす。第2試合はKAZUKIとLeonが30秒ごとに試合を止めて優劣を競い、劣勢とみなされると用意された着衣を1枚着込んで、相手が指定した筋トレメニューをこなすという過酷なルールで対戦。10ラウンドが終了したところで耐えきれなくなったKAZUKIは、場外にエスケープするとプールにダイブ。試合放棄と見なされ、Leonの勝利となった。
メインイベントは9月1日(現地時間)からアメリカで行なわれる『CHIKARAプロレス』に参戦するボリショイ、中森華子、勝愛実の壮行試合として、JWP道場の夏の名物であるプールサイド戦。最初にボリショイがプールに落とされて失格となり、その後も各選手が次々とプールに。鋼を投げっぱなしジャーマンでプールに投げ入れて試合を決めた勝は、「アイム・ハッピー!! これで気持ちよくアメリカに行けますね! 私はアメリカに行くことも初めてですし不安とドキドキもありますが、JWPの素晴らしさをアメリカの人たちに届けたいと思っています」とコメント。ボリショイは「6人タッグで男女混合のトーナメントですが、JWPが優勝してきます! センダイガールズも出るらしいので決勝戦は女子プロで!」と意気込みをアピールした。
『第161回・JWP道場マッチ~MUTSUGI USA~』
◆8月28日(日)東京・足立区 JWP道場(13:00)
観衆98人
▼スペシャル3番勝負
中島安里紗(2-1)RiNO
[1]プロレステーマ曲イントロ当てクイズ
RiNO(2問先取)中島
[2]お絵かき対決・お題:コマンドボリショイ
中島(観客の判定)RiNO
[3]ポップコーン早食い対決
○中島vsRiNO●
▼真夏の減量デスマッチ・30秒12R
Leon(10R終了/試合放棄)KAZUKI
※各ラウンド終了後ごとに優劣を判定し、劣勢と見なされた選手は用意された衣装の中から1つを着用し、練習メニューをこなさなければならない特別ルール。
▼六木マリーナ改めマンハッタンビーチサイドマッチ・30分1本勝負
コマンドボリショイ&中森華子&○勝愛実(18分41秒/水没)ラビット美兎&●ライディーン鋼&藤ヶ崎矢子
※相手からフォールまたはギブアップを奪った後、20カウント以内にプールに落とせば勝ち。落とせなければ試合続行。いかなる形であれ、プールに落ちた選手は失格となり試合権利を失う特別ルール。
※退場順…ボリショイ、矢子、中森、美兎、鋼。