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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】ファイヤープロレス旗揚げ戦8・26有明

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 大仁田厚が新たに立ち上げたファイヤープロレスの旗揚げ戦。女子部のプロデューサーとしてマッチメークなどを務めることになった堀田祐美子は、その素質とやる気を高く評価しているアクトレスガールズの安納サオリ、万喜なつみ、中野たむと4WAYマッチで対戦。序盤は3人がかりで堀田にストンピングを見舞ったり、堀田と手を組もうとするなどの立ち回りで会場を沸かせると、場外戦に誘った堀田がチェーンを持ち出すシーンも。再びリング内での攻防になると、堀田が安納と中野にダブルのフェースクラッシャーを決めたところで、万喜が中野をバック・クラッシュ(Rayのバックラッシュと同形)で押さえ込み3カウントを奪取。堀田のマイクアピールに会場から拍手が沸き起こった。




★試合後のマイク
 堀田「まだまだです。“まだ”にもなってない。だけど今、私が目指してるものは、やっぱりこういう若い子が女子プロレスで華やかに、女子らしい試合をしてほしいなっていうのが、ファイヤープロレスをお手伝いさせて頂こうと決めたことです。私も女子プロレス32年目になるんですが、魅力があって辞めれない。だけどこうやって若い子がやる気になって、がむしゃらになる気持ちだけ今日は出てればいいなっていう思いで。ホントにチャレンジしたというか、旗揚げ戦でこの子たちを持ってくるか? もっと強いアジャとか神取とか…そこらへんを持ってこようか? いろいろ悩んだんですけど、あえて私は新しい出発としてこの闘いを選びました。フォールを取られた(中野)たむは、まだ試合2回目です。このリングに上がるという気持ちって、どれだけ恐怖かっていうこと。それを感じ取ってもらえたらなというところが彼女の試合で出ていれば、私は成功だなと思っております。いい試合を見せることは出来なかったと思いますが、必ずまたこの子たちが成長して、もう1歩2歩3歩と…女子プロレスを任されるような、ファイヤープロレスで目指していきたいと思います。また今度このリングに上がる時にはもっともっと恥のないプロレスを見せれることを…約束ね!(3人「はい!」)女子プロレスいろいろありますが、女の子が闘ってる姿、キレイにカッコよく見せれるようにこれからも頑張っていくので、応援よろしくお願いします」


『ファイヤープロレス旗揚げ戦』
◆8月26日(金)東京・ディファ有明(19:00)
観衆1014人(超満員札止め)


▼セミファイナル アクトレスガールズ初の4WAYダンスマッチ・30分1本勝負
 万喜なつみ(11分8秒/バック・クラッシュ)中野たむ
※あとの2人は堀田祐美子と安納サオリ。


★試合後のコメント
 堀田「私がファイヤープロレスの女子部を担当させてもらうことは、私の好きなようにさせてもらうこと。大仁田さんの団体であってデスマッチではないものを目指したく、その許可を得ての女子の枠であって。水と油という合わないものを無理に合わすんではなく、2つが合わなくてもいいんじゃないかなという…そこに魅力を感じる人は感じてもらえたらいいという私の策略的なものもあって。やるならば新しいこと、新しいものからスタートしたいと。アクトレスガールズの練習を任されて教えてる中で、彼女たちの前向きさっていうのをすごく感じて。もし、この子たちが前向きな姿勢でなければ私はこの試合は入れなかったし。その気持ちは1番大切であって、私が32年目に入って気持ちというものは1番に考えてる。絶対それが必要なことで。それを1年目の彼女たちに…まだプロレスやって2回目の子(中野たむ)に会ったっていうことに対して私は魅力を感じたことから、今回抜擢したっていうことなので。これから彼女たちはどんどんステップアップしていくと思うし、彼女たちがこれからの女子プロレス界を背負っていってくれれば。そのために私が協力するだけなので。今日はプロレスとして技とか、いい試合は見せれなかった。でも私の中では、第一歩としては満足いってるので、今後温かく彼女たちを見守ってほしいなと思います」


 安納「堀田選手にはホントに大切なことを教えてくださってて、いつも気持ちをしっかり持って、特にリングに立つ時はホントに気持ちで動こうって、私も堀田さんから教えてくださった通りに動きたいなってずっと思ってて。今日の試合で、今の気持ちはホントに悔しくて…悔しいって気持ちがすごいあります。でも、だからこそ、ここからまた前に進まなくちゃいけないなって思ってますし、もっともっと学んで強くなってお客様に届けれるような試合を…これからもアクトレスガールズで一緒に進んでいきたいなって思ってます。ホントにファイヤープロレスさんの旗揚げ戦に出ることができて、そして堀田選手と私は初めて闘ったんですけど、闘うことができてホントに良かったなって思ってます。結果は勝敗には関係なかったんですけれども、堀田さんにちょっとパワーをぶつけられたことは、今日は良かったなって自分の中では思います」


 万喜「ファイヤープロレスの旗揚げ戦に、こうして呼んで頂いたことがホントにまず嬉しくて。先ほど(堀田が)リングの上でアジャ・コングさんとか神取さんだとか、すごい方の名前を聞いた中で、出させてもらえたってことがホントに身に染みて嬉しいなっていうのを感じました。だけどすごい…今日勝てたんですけれども、悔しいという気持ちは残ってしまってて、やっぱりまだまだ女子プロレスのトップに行きたいと思っている私からしたら、全然届かない世界がいっぱいあって。まだまだなんだなっていうことも、すごい感じます。でも、悔しいって気持ちがあるからこそ次があるってことも堀田選手から教えて頂いてますし、勝ち負けばっかりこだわってた私が負けてばっかりで…ずっと負けしかなかった中で堀田選手に出会って、勝ち負けだけじゃないってことも教えて頂いたので。これからも気持ちと夢を強く持って、もっともっとトップの試合を見せれるように成長していきたいなと思います」


 中野「ホントにこのファイヤープロレスさんの旗揚げ戦に出場させて頂くことができて…嬉しかったんですけど…(涙)。堀田選手にトレーニングして頂いてて、堀田選手は私たちに技術だけじゃなくて、プロレスの心を教えてくださるんですよ。そんな尊敬する堀田選手に恩返しできるぐらいの試合ができたか? って言われるとホントにまだまだで…。堀田選手から3カウント取るどころか、3カウント取られて負けという結果にもなってしまって、悔しい気持ちでいっぱいです。でも、こうして2戦目の私をこの大きな舞台で闘わせて頂くことができて、リングの上でも先ほど堀田選手がおっしゃっていたプロレスの本当の怖さだったりとか、心だったりとかをホントに身に染みて学ばせて頂く時間になりましたし、今日見て頂いたお客様には次…もっともっと心が震えるような試合を見せたいなっていう、すごく前向きな気持ちです。本当に今日はありがとうございました!」


















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