上野公園7日目は10代の選手によるプロデュース興行『Teens』。入場式ではつくし、柊くるみ、弓李があいさつを務め、ほかの選手たちを1人ずつ「○○おばさん」と紹介しながらリングに呼び込む。第2試合はつくし&くるみが藤本つかさ&星ハム子と対戦。つくしと藤本のスピーディーな攻防からハルカゼを決めたつくしだが、体勢を切り返した藤本が3カウントを奪った。
メインイベントはデビュー3周年を迎えた弓李が長崎まる子とのタッグで『アジュールレボリューション』世羅りさ&雪妃真矢と対戦。場外戦ではライトセイバーを手にした世羅のフォースの力が暴走し、対戦相手はおろかセコンドの選手たちまで次々と斬り捨てていく。この事態にリングアナの千春は「あなたたちが試合をしないんだったら、歌います!」と本部席を離れてリング前で歌い始めてしまうが、世羅に斬られてようやく選手たちがリング内へ。まる子が世羅にまる投げを決めると、弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスから腕サソリ固めを極めるなど攻勢を見せるが、アジュレボはダブルのチョークスラムから世羅がエアーズロック、最後はコーナー最上段からのダブルニードロップで弓李を仕留めた。
試合後、真顔で弓李に詰め寄ったつくしは「なに負けてんの!? メイン任せた意味ないよね? つくし&くるみで良かったと思うんですけど」と怒り心頭。くるみが「ウチら負けたじゃん」と止めに入るが、つくしは「助けにこなかったのが悪いんでしょ?」とくるみとつかみ合いに。周りの選手たちがあわてて止めに入るが、つくしは「3周年、おめでとう!」と弓李に花束を差し出す。すっかりだまされてしまった弓李は号泣。マイクを渡されると「言おうと思ってたこと、全部忘れちゃいました…4年目はこういう激しいドッキリにだまされないように成長したいと思います。メイン立たせて頂いたのに負けてしまってすごく悔しいです。(ドッキリは)すごい怖かったです。くるみさんもつくしさんも怒らないんですよ。だから…」とまた泣き出してしまいながら、最後は3人のかけ声で締めた。
夏の上野プロレス祭り2016
『アイスリボン750~弓李3周年&TeensプロデュースDay~』
◆8月25日(水)東京・上野公園みずどりのステージ(18:30)
▼10分1本勝負
宮城もち(分秒/棚からぼた餅→片エビ固め)松屋うの
▼20分1本勝負
○藤本つかさ&星ハム子(分秒/ハルカゼを切り返す→エビ固め)●つくし&柊くるみ
▼30分1本勝負
○世羅りさ&雪妃真矢(分秒/ダイビング・ダブルニードロップ→体固め)●弓李&長崎まる子
※観衆&試合時間はのちほど追記します。
★つくし&くるみ&弓李のコメント
つくし「きゅーちゃん(弓李)泣かせちゃったよ!(笑)」
くるみ「2回目ですよ」
つくし「そう。去年も泣かせてしまったんですけど」
くるみ「今年もやってやろうじゃないか! ということで…」
つくし「ウチら“負けたから”とか思ってないからね! つくしたちがセミで良かったと思ってます。きゅーちゃんおめでとう! 負けてしまったんですけど、まだまだこれからだと思っているし、(タッグ王座の)前哨戦はまだあるので全然気持ちは折れてません! これからも頑張ろう!」
くるみ「頑張るぞ!」
━━3周年について。
弓李「自分、1年ちょっとで辞めるんじゃないかってデビューした時からずっと思ってて…この通りといいますか太りにくいので。筋肉もできないし、ずっと下っぱっていうか、弱いままなんじゃないかって。今も弱いですけど(笑)。3年もやってこれて良かったです。素直に嬉しいです」
━━今後の目標は?
弓李「どこからでも関節(技)に入れるようになりたいです。あの…サブミッション・クイーンの…もうグランドスラム(※すべてのベルトを奪取)をしたいと思います!…言っちゃった」
くるみ「いいんだよいいんだよ。言ったもん勝ちだ!」
弓李「4年目はグランドスラムとサブミッション・クイーンになることを目標に頑張りたいと思います!」