上野での連戦４日目は『らぶりーぶっちゃーず』星ハム子＆宮城もちのプロデュース興行。アイドルライブ２組に続いて３試合が行なわれ、第１試合の６人タッグ戦は世羅りさがセラリズムバスターからダイビング・ニードロップにつないで長崎まる子にフォール勝ち。岡林裕二との一騎打ちに挑んだ松本都は、強烈な逆水平チョップのみで圧倒されながらも３カウントは許さず、ローキックや張り手で激しく抵抗。シャイニング・ウィザードから、レフェリーＭＩＯの手を借りてコーナー上でポーズを決めると、ダイビング・フットスタンプを突き刺していく。しかし、みやここクラッチをクリアした岡林はパワースラムから、アルゼンチン・バックブリーカーの体勢に入ると揺さぶりをかけてギブアップを奪った。
メインイベントは星ハム子＆宮城もちvs藤本つかさ＆つくし。序盤から２人同時のブルドッキング・ヘッドロックを決めたぶっちゃーずが場外戦に誘うと、観客の傘を持ち出して壊したり、水を撒き散らすなど４人ともやりたい放題。ようやくリングに戻ると一進一退の好勝負を繰り広げ、もちがつくしを雪崩式のメタボリックサンドで叩きつけると、ハム子がダイビング・ボディープレスで追撃。最後はもちがダイビング・ギロチンでつくしを仕留めた。ぶっちゃーずによる『プロレスでハッピー♪』のかけ声から２人のテーマ曲が鳴り響くと、出場選手たちがみんなサングラスを着用。リングの前に整列して一緒にダンスを披露した。
夏の上野プロレス祭り２０１６
『アイスリボン７４６～らぶりーぶっちゃーずプロデュースＤａｙ～』
◆８月１９日（金）東京・上野公園みずどりのステージ（１２：００）
▼２０分１本勝負
○世羅りさ＆雪妃真矢＆テキーラ沙弥（９分５９秒／ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め）弓李＆●長崎まる子＆尾崎妹加
▼２０分１本勝負
岡林裕二（６分５３秒／アルゼンチン・バックブリーカー→ギブアップ）松本都
▼２０分１本勝負
星ハム子＆○宮城もち（１６分２４秒／ダイビング・ギロチンドロップ→体固め）藤本つかさ＆●つくし
★星ハム子＆宮城もちのコメント
━━本日のプロデュース興行について。
ハム子「疲れた～っ」
もち「私たちが第１試合から第３試合、プロデュースさせて頂いたんですが、熱い中、選手も連戦で体がきつかったと思うんですけど、最後まで乗り切って…最後私たちのダンス…まさか自分たちの入場曲をみんなで踊るなんて思ってなかったので！ 成功じゃないですかね？ すごい楽しかったです！」
ハム子「試合も勝てたしね！ ハチャメチャに場外やっちゃったけど楽しかったよね？」
もち「お祭りなので、この連戦を楽しまないとたぶん乗り来れないと思うので。みんなのテンション上げて、お客様のテンション上げて…熱中症予防にもなると思うので。“プロレスでハッピー♪”なんですよ」
━━今後の目標は？
ハム子「マイクでも言ったんですけど、私たち若くもない、可愛くもない…」
もち「可愛いよ！」
ハム子「まぁ“可愛い”っていうか“美しい”んですけど、やっぱり私たちこの体を武器にしてお客様を魅了してると思うので」
もち「人と違うことやってきてるからね」
ハム子「そうなんですよ。私たちは“この体を生かしてもっともっと強さに磨きをかけます”って誓ったので。イロモノだけじゃないっていうことを知らしめていきたいと思います」
もち「いよいよニコイチ（※２人で１人）になってきてると思うんですよ。ハムさんと宮城もちがあっての『らぶりーぶっちゃーず』だと思うんで。私が思ってることも全部ハムさんに言われちゃったんですけど、やっぱり人と同じことしても上には行けないと思うので。これから人が出来ないこと、やらなそうなことをもっと探して、いろんなところで『らぶりーぶっちゃーず』っていう名前を知ってもらって、アピールをしていきたいです」
ハム子「なんでもやります！ どこでも参戦オファーくださ～い！（笑）」
もち「体、張りま～す！（笑）」
▼ＪＰＲ
