21日(木)17時15分より都内・株式会社ダイヤモンド・ジャパン・ホールディングにてFMWが記者会見を開き、8・7板橋で開催される『Rayエイド』のJWP提供試合について発表。会見にはRay、コマンドボリショイ、Leonが出席し、FMWの山近代表が司会進行を務めた。
Ray「今回はLeonさんとボリショイさんに協力して頂くということで、すごく安心できるというか心強いです」
ボリショイ「今回開催になったのは5月4日のJWPのRayエイドに協力してくださった山近社長のほうから、“ぜひFMWでも、1回だけじゃなくて続けてられたら”というお話を頂いて、“8月7日の板橋を1日おさえてあるので一緒にやりましょう”ということで開催することになったんですけれども、不安材料はFMWといえば(規制・制約の多い)区の施設とは縁遠い感じがするんですけど、大丈夫でしょうか?(苦笑) 水を撒いたりして板橋グリーンホールに怒られるかどうかヒヤヒヤなんですけども…。なんとかこの大会を盛り上げて、Rayには安心して治療に専念できるように。ファンのみんなもRayのことを忘れることはないし、ずっと待ってるし。治療にはお金もかかると思うし、そういった面でもプロレスの力で、みんなでサポートできたらいいなと思ってます。JWPからの提供試合ということで、Rayと1番ゆかりの深いLeon。Leonが“この選手となら男子のプロレスファンにも喜んでもらえるんじゃないか”っていう選手をチョイスしてもらったので。私は別の大会に出なくちゃいけなくて残念ながらこの大会には出れないんですけども、出来ることは全面的にサポートしていくので安心して大会に臨んでください」
Leon「対戦相手はライディーン鋼です。鋼は体もパワーも男子選手に負けないと思っているので、鋼と2人でJWPのすごさを皆さんに見て頂きたいと思います。前回のJWPのRayエイドで自分は欠場中だったので、Rayの前で試合を見せることは出来なかったので、そのぶんも熱い闘いをしてRayを少しでも励まして勇気づけられるように頑張りたいと思います」
ボリショイ「鋼はデスマッチをやりたがってるので、もし大仁田さんと接点を持てたらRayが架け橋になって鋼の新しい道が開けるかもしれない。私たち3人はけっこう共通点があって、プロレスではマスクマンで筋トレ好き。音楽が好きで一緒にライブしたりとか。そしてお酒好きで。まだ3人で朝まで飲んだことがないので、まずRayの完全復活をみんなでお祝いできるように頑張りましょう」
山近代表は会場のルールに則り、大仁田をはじめとする選手たちに「凶器とか水は一切禁止」を徹底することを宣言。11・24(火)後楽園大会での鋼のデスマッチを提案した。
━━鋼について印象や期待などは?
Ray「鋼はやっぱりパワーですよね。パワーとムーンサルトですよね。今回ムーンサルトを上手く決めてもらいまして、そうしたら私がしっかり教え込もうかなと思ってます」
ボリショイ「いまいち命中率というか、いろいろ改善点はあると思うので。(以前の試合で)Rayに習う権利を獲得してるから」
━━JWPからのエールについて。
Ray「ホントに普段一緒に練習してる選手たちと、いま練習ができない自分がもどかしくて。悔しい気持ちもすごくいっぱいあって。“どうしたら治ってくれるのか?”っていうのもあるんですけど、自分を信じてやっていくしかないと思うので。8月7日もきっといい興行になると思いますので、皆さん見に来てください」
ボリショイ「JWPのファンの人たちがすごい温かくて、いつも募金箱を設置してるんですけどグッズとか買った時にお金を入れてくれるの。ちょっとずついつも貯まって。1人1人のお客さんが自分で自由に使えるお金を“Rayのために”って入れてくれるのが…Rayが復活するのが一番の恩返しだと思うから。一緒にみんなで頑張りましょう」
━━Rayの代わりにFMWに継続参戦とされていたが。
Leon「ホントにRayのぶんまでFMWさんで頑張ろうと思った矢先に自分がケガしてしまって、すごく申し訳ない気持ちと悔しい気持ちもあったんですけど、今はもう万全に復帰して。あと、コスチュームもRayちゃんとFMWさん用のを作ってる最中なので、RayちゃんとLeonを合体させたようなコスチュームを着て、今度出させて頂くので期待してください」