2012年7月には中国遠征を成功させているバトルエイドの新木場大会。第4試合ではディアナ提供のタッグマッチがラインナップされ、体格を生かした伊藤のファイトに苦戦を強いられたSareeeだが、顔面をめがけての低空ドロップキックからジャーマンを成功させて会場をどよめかせる。京子が両腕でのラリアットで伊藤と藪下をまとめてなぎ倒すと、最後は藪下を豪快なパワーボムで沈めてみせた。
セミファイナルのミックスドタッグ戦では、ダンプ松本とCOMBO所属のCHOCOが初対戦。必死にエルボーを打ち込んでいくCHOCOだがダンプを揺るがすことはできず、動きの止まったCHOCOにダンプの怒りが爆発。ラリアットから足で踏みつけて3カウントを奪うと、「リングの上で泣いてんじゃねぇ! 悔しかったらな、もっと練習して強くなれ! 遊びでやってんじゃねぇんだよ! 泣くほどやってねぇだろ!」と痛烈にゲキを飛ばした。
バトルエイドプロレスリング『雷電デビュー5周年記念興行』
◆7月17日(日)東京・新木場1st RING(18:30)
観衆400人(超満員札止め)
▼第4試合 中国遠征組再会!ディアナ女子プロレス提供タッグマッチ・60分1本勝負
○井上京子&Sareee(16分5秒/パワーボム→エビ固め)伊藤薫&●藪下めぐみ
▼ セミファイナル「バトルエイドvs極悪」 因縁再熱!ミクスドマッチ・60分1本勝負
○ダンプ松本&松崎和彦(8分45秒/ラリアット→踏みつけ式体固め)戸井克成&●CHOCO
★Sareeeのコメント
「京子さんとタッグですごい心強かったですね。伊藤さんには毎回毎回、敵わなくて負けてしまうのがすごい悔しくて…逆エビとかで体力を奪われてしまうので、次に生かしたいです。でも、凶器とかのない試合ですごい気持ち良かったです」
━━夏に向けての意気込みを。
「強くなりたいですよね。デビューしてからずっと言ってるので…でも強くなることしかないです。今年の夏も、もっともっと成長して強くなりたいです」