30日(木)15時より都内・ニコプロスタジオにてSEAdLINNNGが記者会見を開き、7・11後楽園大会の全対戦カードを発表した。まずはニコプロ×スポーツナビのコラボ企画として7・3アイスリボン、7・6WAVE、7・11SEAdLINNNGの後楽園3大会をすべて観戦した人の中から抽選で、高橋奈七永&藤本つかさ&二上美紀子ZABUN代表との食事会、3団体のロゴ入りTシャツが当たることを発表。続いて、7・11後楽園の出場選手たちが意気込みを語った。
▼~OPENING POP UP!~・20分1本勝負
井上貴子&浜田文子 vs 彩羽匠&門倉凛
奈七永「オープニングから貴子選手と文子選手が組んで豪華になってるんですけど、前回彩羽選手と門倉選手が初タッグを組んで、とってもフレッシュというか雰囲気のあるタッグでとても良かったので、ぜひ第1試合をお願いしたいと思い、このカードにしました」
▼スペシャルタッグマッチ・20分1本勝負
田中将斗&日高郁人 vs 佐藤耕平&鈴木鼓太郎
奈七永「田中選手と日高選手、佐藤耕平選手はZERO1でプロレスリングSUNという団体の時に南月と私が出会って、非常にプロレスリングということを教わって。佐藤耕平も浜口ジム出身ということですごく接点があって、鈴木鼓太郎が実は私と同じ地元でして同い年で。私、中学から私立の学校に行っちゃったんですけど、もし公立の中学校に行ってたら同級生になってたかもしれないっていう縁があるんですよ」
▼NANAE PRESENTS~HOT HISPEED~・20分1本勝負
堀田祐美子&藤本つかさ vs 宮崎有妃&柊くるみ
※レフェリー:南月たいよう
南月「ちょっと待って!“南月プロデュース試合”っていうのがないんですけど…? なんですか“ナナエ・プレゼンツ”って(苦笑)」
藤本「てっきりハイスピードだと思ったんですけど、これじゃロースピードじゃないですか!」
奈七永「ホット・ハイスピードですよ。熱いハイスピードですよ!」
南月「熱いとかじゃなくて速さをやってるんですよ。堀田さん(の参戦)は許したけど、堀田さんだけで精一杯なんですよ」
奈七永「女子プロレスラーはもっと頑張んなきゃいけないんだよ、みんな! 堀田祐美子選手に憧れて私は全女に入った。本当に堀田選手には感謝している。でも今、頑張ってない。もう女子プロレス界の老害となりそうな瀬戸際にいるんですよ。みんな進化していってほしいという想いがあるので。堀田選手は“お母さん”、つっかは若手の頃から一緒に練習したりして“妹”ですよ、言うなれば。ゆっきーは同い年で親友、そしてくるみ選手は2歳ぐらいの時から全日本女子プロレスに来てくれて応援してくれてた選手で。こういう節目に参戦してくれたらいいなぁって思って…“子供”みたいなもんですよね。私が産み落としたみたいなもんなんで。そういう意味のある選手たちに“挑戦してください”っていうモノなんで…南月、お願いします!」
藤本「私、いつもやってんじゃん!」
南月「(ロープワーク)5往復ぐらいしなよ?」
藤本「は…?」
奈七永「いつものように高速カウントでいきましょうよ。ルールは任せますから、この選手たちをいかに動かすか? どうにかして堀田選手を走らせて動かして、頑張らせるものを考えて下さいよ。ナナエ・プレゼンツなんで勝者にはお宝を用意しております! 今は言いませんよ。勝者に渡すものなんで」
藤本「でも、どう考えてもウチのチーム不利ですよね? この試合は完全なるロースピードですよ。なので私は前代未聞の、レフェリーとハイスパートをします」
南月「バカじゃないの? また…スタンガンとか全部自爆してんだから止めなよ(苦笑)」
藤本「レフェリーとハイスパートします!…でも結局はナナエが1番悪いんですよ」
奈七永「ナナエじゃねぇよ!」
南月「ナナエが1番悪い」
▼~SEAdSCRAMBLE~・30分1本勝負
水波綾&山下りな vs 中島安里紗&Sareee
(4人がクジ引きで組み合わせが決定)
Sareee「このカードにいる人たち全員と自分は試合がしたかったので。前回のシードリングの後楽園大会で自分はメインに入れなくて、ずっごい悔しい思いをしました。でも悔しい思いをたくさんした人のほうが気持ちもあると思いますし、強いと思ってます。こないだのイラ立ちと悔しさを、この試合にすべてぶつけたいと思います。今回組むことになった中島安里紗も自分にとっては敵です」
中島「女子プロレス界で“誰がおもしろいか?”って見渡した時に思い浮かぶメンバーがそろったと思っているので。誰と組もうが誰と当たろうが、おもしろい試合になるだろうなとは思っていましたが…前回のシードリングでタッグを組んで、山下にはすごくムカついてたんで今回対戦できてよかったなと。いい機会だなと思います。他団体の選手試合することも最近少なかったので、この機会にまた新しい敵を作っていけたらいいなと思うのと、高橋奈七永20周年ということですが…実力と勢いと、いま1番充実しているこのメンバーでメインを食ってやりたいと思います」
山下「また試合に呼んで頂けてすごい嬉しいですね。水波選手と組むの初めてですね。どうなるか当日、楽しみにして頂ければと思います。前回組んでた中島なんですけど、腹立ってるのは中島だけじゃなくて私もなんで。試合後バックステージで、頭打って記憶とんでたんですけど“覚えてない”って言ったら、中島が“WAVEお得意の…”って言い出して、それ水波のことだろ?(※奈七永との試合で記憶を飛ばした)」
中島「それしかなくない? 今回もな、最後言わせてやるよ、同じセリフ」
山下「…こんな感じですけど、中島に“覚えてません”って言わせてやろうと思いますよ」
水波「(元気よく自己紹介して)山下も言ってましたけど初タッグです。それはどうなるかわかりません! あと試合後のコメント? 水波に直接言えば? って思うんですけど、普通に考えれば腹が立ちますよね? WAVEの選手がみんなそうと思われるのはシャクだし。そういう言い方しかできないのは、さすが中島クオリティだなと思いました。このメンバーで試合するのは初めてだし、すげーワクワクしてますけど、Sareeeちゃんとはあんま当たったこともないし、ガツガツした試合ができるんだろうなと思いますし。中島ともあまり対戦も最近ないんでね、それだけ言うってことはそれだけの試合をする選手なんだろうなとは思いますし。試合後、逆に同じこと(「覚えてない」)言わせてやりたいなと思います」
━━山下のどこが気に入らない?
中島「顔です。すごく殴りたくなる顔をしていたので。今回楽しみです」
山下「はぁ? どんな顔だよ!」
中島「そんな顔だよ」
山下「言っていることがムチャクチャすぎて…さすがですね。ぶっとばしてやりますよ」