2試合目からメインイベントまでがすべて有刺鉄線デスマッチが行なわれた後楽園大会。第2試合では「負けたら極悪同盟入り」が課せられていたミス・モンゴルがダンプ松本に挑むが、開始早々から場外で流血に追い込まれると、有刺鉄線にホイップされるなど早くもピンチに。モンゴルが羽交い絞めにしたところにセコンドのミス・コハルがエルボーを打ち込もうとするが、ダンプがかわしたためモンゴルに誤爆。怒ったモンゴルはコハルに攻撃を加える。ダンプがラリアットからのボディープレスでフォールに入るとコハルがカット。場外に下りたコハルに目を向けるダンプに、モンゴルが背後からの体当たりでダンプを有刺鉄線に追い込むと、すかさず丸め込んだモンゴルが3カウントを奪った。
しかし試合内容に納得がいかないモンゴルは「極悪同盟に入ってやるよ」と言い放つと、コハルを罵倒して張り手を叩き込む。バックステージでモンゴルはダンプの隣で学びたいという心境を吐露。コハルは突然の事態に困惑する。モンゴルの極悪入りについてその場で返答しなかったダンプだが、「嫌々じゃなくて自分から“入ってやる”っていうところだけは、ちょっとだけ買ってあげる」とコメントした。
超戦闘プロレスFMW『ジューン・ブラッド』
◆6月21日(火)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆1600人(満員)
▼第2試合
FMW女子プロレス・ノーロープ有刺鉄線デスマッチ・30分1本勝負
ミス・モンゴル withミス・コハル(6分12秒/スモールパッケージ・ホールド)ダンプ松本