第1試合の“まなみ対決”はムーンサルトプレスをかわされた豊田だが、すぐさま勝を丸め込んで3カウントを奪取。続いての6人タッグマッチは尾崎の毒霧から雪妃が倉垣を丸め込み、まさかの大金星をゲット。すっかり上機嫌の尾崎は自身の30周年興行となる8・21名古屋大会で桜花との一騎打ちをアピールすると、桜花も笑顔で応じノールール戦として合意して握手を交わす。「査定試合」としてアジャに挑んだ木村花は、まだデビュー数戦目ながら果敢なファイトで会場の声援を集める。セコンドに付いた母・響子も大きな声でアドバイスを送る中、アジャの背中にしがみついてのスリーパーや、フロントネックロックでも披露。「よく頑張った!」と垂直落下式ブレーンバスターでとどめを刺したアジャは、7・18後楽園大会での木村響子&花vs里村&岩田を発表した。
セミファイナルではラリアットの応酬からグリーンフォールにつないだ関西が松本に快勝。メインイベントの8人タッグマッチは、加藤が朱里を破りMK4の勝利に。試合後、マイクを持って現れたアジャは7・18後楽園の加藤vs尾崎の無差別戦をノールールで、セコンドの帯同なども自由にすると宣言。さらに尾崎&桜花&赤井沙希vs志田&朱里&チェリー戦を発表し、その6人タッグ戦のすぐ後にタイトルマッチ(尾崎は2試合)をすることを通告する。怒りを露わにした尾崎は、8・21名古屋でのアジャvs関西戦をさらっと発表して引き上げていった。
『TOUCH DOWN』
◆6月19日(日)東京・新宿FACE(18:00)
観衆420人(満員)
▼20分1本勝負
豊田真奈美(12分25秒/ムーンサルトプレスをかわされたところを捕らえて→エビ固め)勝愛実
▼45分1本勝負
尾崎魔弓&桜花由美&○雪妃魔矢(17分58秒/尾崎の毒霧→エビ固め)●倉垣翼&米山香織&木村響子
▼査定試合・30分1本勝負
アジャ・コング(9分37秒/垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)木村花
▼ダイナマイト関西引退ロード・30分1本勝負
ダイナマイト関西(17分35秒/グリーンフォール→片エビ固め)松本浩代
▼60分1本勝負
○加藤園子&AKINO&花月&小林香萌(22分30秒/クーロンズゲート→片エビ固め)希月あおい&志田光&●朱里&山下りな