アイスリボンの2018年最終戦は、後楽園ホールでの1000人超えを達成。第1試合では自転車事故によるケガのために出遅れていた鈴季すずが満を持してのデビューを果たし、ジャーマン・スープレックスで朝陽から3カウントを奪取。トライアングルリボンのタイトルマッチは3人の選手と2人のレフェリーが入り乱れる混戦となり、バニー及川がトップロープからのボディーアタックで都からフォール勝ち。新チャンピオンとなりベルトを腰に巻いたバニーは、来年からレスラーに転向することを発表して会場を驚かせた。
世羅りさは8・26横浜文体で敗れている志田光との再戦にラダーを持参して登場すると、ハードコアマッチへのルール変更を要求。志田もこれに応じ、竹刀やイスが振り回される中、世羅がリベンジに成功する。タッグ選手権試合は『らぶりーぶっちゃーず』星ハム子&宮城もちに『GEKOKU娘』弓李&尾崎妹加が挑戦。弓李がハム子を丸め込んで3カウントを奪い、喜びを爆発させた。メインイベントは2018年の女子プロレス大賞を獲得した藤本つかさに、挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いた雪妃真矢が8・26文体以来の挑戦。タイガードライバーからのスノウトーンボムで雪妃が勝利し、ICE×∞初戴冠を果たした。
『RIBBONMANIA2018(アイスリボン930)』
◆12月31日(月)東京・後楽園ホール(11:30)
観衆1179人(満員)
▼鈴季すずデビュー戦・15分1本勝負
●朝陽(6分54秒/ジャーマン・スープレックス・ホールド)鈴季すず○
▼30分1本勝負
○柊くるみ&つくし&安納サオリ&本間多恵(12分11秒/ダイビング・ボディープレス→体固め)藤田あかね&トトロさつき&星いぶき&有田ひめか●
▼プロレス代理戦争シーズン2・20分1本勝負
●テキーラ沙弥&鈴木秀樹(11分15秒/蜘蛛の巣)ジュリア○&青木真也
▼トライアングルリボン選手権試合・15分1本勝負
○バニー及川(12分47秒/ダイビング・ボディーアタック→片エビ固め)松本都●
※当初の対戦カードは趙雲子龍vs都vs松屋うの。趙雲が初防衛に失敗、レフェリーのバニーが第29代王者となる。
▼ハードコアマッチ・30分1本勝負
○世羅りさ(18分30秒/羅紗鋏 onラダー&チェア→片エビ固め)志田光●
▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合・20分1本勝負
●星ハム子&宮城もち(14分25秒/ネ・コヒストラル)弓李○&尾崎妹加
※ハム子&もちが5度目の防衛に失敗、弓李&妹加が第44代王者組となる。
▼ICE×∞選手権試合・30分1本勝負
●藤本つかさ(23分47秒/スノウトーンボム→体固め)雪妃真矢○
※藤本が4度目の防衛に失敗、雪妃が第29代王者となる。