明日23日(日)のPURE-J・東京芸術センターに引退を控える大畠美咲が最後の参戦。同期タッグを結成する中森華子が意気込みを語った。また、『P-Ray-L』(プレイエル/コマンドボリショイ&Leon)が2年近くに渡って保持し続けているデイリースポーツ認定タッグ王座に挑戦する『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼は合同練習で対策を練り、必勝を期している。
★中森華子
「大畠が最後の参戦なので、私が“組みたい”って言って決まりました。大畠とは20人ぐらいいた同期の中で同い年なんですけど、私がJWPに入るまでは試合数も少なかったし大畠がキラキラ見えて。勝率は五分五分ぐらいでも全然敵わないというか、すごい差を感じていました。でも、環境が変わる中で大畠にはすごい助けられたし『獅子の穴』で一緒に練習して、お互い人見知りなのでそんなにいっぱい話すほうではなかったけど、絆っていうものが生まれたと私は思っていて。それ以降はそんなに関わることはなかったですけど、去年の10月9日に私はPURE-Jの初代シングルチャンピオンになって、同じ日に大畠もWAVEのチャンピオンになって、お互いに団体を背負う者として負けられないと強く思いましたし、離れてても大きな存在でした。引退は寂しいです。全然実感はなかったんですけど、先日のWAVEさんで闘って“ホントに時間がないんだ”と思って。引退の6日前の試合で、大畠のプロレス人生に私がいたっていう記憶に残るような試合にしたいです。PURE-Jとしては今年の最終戦で、無差別のベルトを5回防衛して他団体に乗り込んで行ったりしたんですけど、“チャンピオンとしてもっとできたのに!”って思う部分はすごくあって。私も新たな目標がすごく今あるので、最終戦でチャンピオンらしい試合をしたいと思っています。今年は『破天荒』とか『PURE-Jといえば中森華子』とか髪とかコスチュームをレインボーにしたりしたんですけど来年は言葉に頼らないというか、新しい中森華子というのをお見せしたいと思っています」
★KAZUKI
「2年間で12回も防衛してベルトを持ち続けてる2人なので一筋縄ではいかないと思いますが、何回も当たっていて技や連係は知り尽くしているので対策を練っています。2人に負けないスピードをこっちもつけていかなきゃいけないと思うので、そういう練習もしています。7月の王子大会以来の挑戦で、挑戦者を決めるリーグ戦では成績は良くなかったんですけど、後楽園で勝愛実&沙紀との3本勝負に勝ったのが大きな自信になりました。『WANTED☆ウォリアーズ』になってから連係も増えて、この試合に向けて開発してる技もあるので」
★ライディーン鋼
「ボリショイさんがヒザをケガしてますけど、今回は何がなんでも獲ります。いつも自分が足を引っ張って負けてて、まだ『P-Ray-L』に1回も勝ったことがないので、今度こそは必ずベルトを腰に巻きます!」