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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】PURE-J11・25北千住(昼)

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 PURE-Jが東京芸術センターで初の昼夜大会を開催。マリ卍との初対戦に桃野美桜は『マブダチ厨2病卍卍(オラオラ)』で使っている卍固めを先に繰り出すと、マリもグラウンドの卍固めで仕返し。丸め込みの応酬を制した桃野がキャリアの差を見せつける。LeonはPURE-J初参戦の神童ミコトに胸を貸し、カウンターのスピアーからテキサスクローバー・ホールドで絞めあげてギブアップを奪った。ベルトへの次期挑戦権を争うタッグリーグは『萌え矢っ子』藤ヶ崎矢子&春日萌花と『J@st do it!』本間多恵&清水ひかりが対戦。本間&清水がダブルのドロップキックからツープラトンのブレーンバスターでペースを握るも、清水が左腕を負傷。動きが止まった清水を矢子がボリショイ直伝のタイガー・スープレックスで仕留め、両チームともに1勝1敗で最終戦を迎えることになった。



 セミファイナルのKAZUKIと勝愛実のシングル対決は今回も両者がヒートアップ。前後からヒザを連発していくKAZUKIだったが、勝が強引にバイオレット・ドライバーで叩きつけて3カウントを奪取。試合後も収まらない2人をセコンドたちが引き離した。メインイベントはコマンドボリショイが中島安里紗と数年ぶりのタッグを結成し、中森華子&ライディーン鋼と激突。中森と中島は12・9後楽園でのタイトルマッチの前哨戦だったが、ボリショイともスムーズなタッグワークで笑顔でのびのびと闘う中島に対し、極度の緊張からか動きが硬い中森。持ち前のパワーファイトで見せ場を作る鋼だったがラリアットが中森に誤爆したところを中島に捕まり、ドラゴン・スープレックスに沈んだ。


★メインイベント後のマイク
 中島「(場外の中森に)大丈夫、チャンピオンさん? 12月9日後楽園・タイトルマッチ…っていうかアンタのリベンジマッチ、受けてやっていいよ。見たような光景、また見せちゃったね。あなたから獲ったらそのベルト、使い道はたった1つしかないと思ってます。ボリショイさん! 3回ドロー、引退発表…このまま逃がしませんよ!? 私がベルト獲ったら1番に挑戦してきてください! お願いします!(ボリショイと握手を交わして)ごめんね、現チャンピオン! オマエのベルト獲ってボリショイさんとシングル勝利させてもらうんで。JWP…じゃない。ごめん。PURE-Jの皆さん、それをぜひ楽しみに。今日はありがとうございました!」
 (中島が退場)
 中森「…今日はこんな結果になってしまいましたが、タイトルマッチ必ず中島安里紗に勝ってベルト防衛します。でも私はその前に倒したい…闘わなければならない相手がいます。もしかしたら、もう最後になってしまうかもしれません。でもタイトルマッチ前にその選手から勝たなければ前に進めないと思うし、勝って進みたい。ボリショイさん、来週の板橋大会で私とシングルをしてください」
 ボリショイ「(中森と握手を交わして)シングルはやる。でも、私は今の泣き顔の中森華子に負ける気は一切しないから。オマエ、チャンピオンだろ!? 顔上げろよ。私が安心して引退できるか!? 中島に言いたいこと言われて、言い返せよ! 泣き顔なんか見せんじゃねぇよ! オマエが悔しい以上にさ、私も悔しいよ。いいのか、このまま? みんなそうでしょ?(場内から拍手) 来週の板橋、そんな下向いてる中森華子で私の前に現れるなよ? 私に勝つ気で来る中森華子としか試合しないから。みんなオマエの後ろ、ついてくるんだよ。先頭が下向いてたらどうすんだよ、PURE-Jは? 頼んだよ」




『Chase the Chance vol.8』
◆11月25日(日)東京芸術センター・ホワイトスタジオ(13:00)
観衆125人


▼20分1本勝負
 ●マリ卍(8分28秒/ラ・マヒストラル)桃野美桜○
▼20分1本勝負
 ○Leon(9分45秒/テキサスクローバー・ホールド)神童ミコト●
▼デイリースポーツ認定女子タッグ王座 次期挑戦者決定リーグ戦・20分1本勝負
 ○藤ヶ崎矢子&春日萌花(16分57秒/タイガー・スープレックス・ホールド)本間多恵&清水ひかり●
※藤ヶ崎&春日、本間&清水がともに2点となる。
▼ピュアバトル・20分1本勝負
 ●KAZUKI(14分8秒/バイオレット・ドライバー→片エビ固め)勝愛実○
▼スペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
 中森華子&●ライディーン鋼(16分47秒/ドラゴン・スープレックス・ホールド)コマンドボリショイ&中島安里紗○


★コマンドボリショイ&中島安里紗のコメント
 ━━数年ぶりのタッグ結成について。
 中島「そうですね。こんな日が来るとは思わなかったです…(笑)」
 ボリショイ「全然なんの心配もなく1人で勝手に闘って、振り回されました」
 中島「なんかいろんな見方がホントにあると思うんですけど、お客さんも選手も含め。でも自分の中ではリングに上がるっていうのは闘いひとつなので。ホント闘いを純粋に楽しめたなと思いますし、前哨戦とか私には関係ないんで。久々のボリショイさんとのタッグを全力で楽しめました。それで勝って結果もついてきたので万々歳ですね、今日は」
 ━━試合後、中森に厳しい態度を見せたが。
 中島「いや、厳しいもなにも…(苦笑)。なんか“もっと来るかな”と思ったんですけど全然…緊張してるのかな? わからないけど…。試合後も言いましたけど、ベルトを獲ってどうのこうのっていうか、やっぱり私の中ではボリショイさんとのシングルをあきらめてないので。“シングルやりたい”って言ってるよりは、団体のベルトを私が獲るっていう…流出すれば獲りにこざるをえない、闘わざるを得ないと思うので。きっちり周りから固めていくというか…」
 ボリショイ「あきらめない女だね」
 中島「シングルやります」

 ━━中森と中島のタイトルマッチをどう見る?
 ボリショイ「勝者予想みたいなことはしたくないので、2人がホントに全力で闘える舞台を用意するだけで。結果どっちが勝ってもいいんだけども…」
 中島「どっちが勝ってもいいんですか!?」
 ボリショイ「私がどっちか応援するとおかしくなるから…そこは客観的に。今、私が引退発表して“私とやりたい”って声に出して言ってくれる選手は、そんなに実はいなくて。なんとなく関係者から聞こえてきたりとか、そういうのはあるけど。もうこないだの後楽園で最後だと言ってるのに“いや、まだ決着を”とか…」
 中島「そうですよ。3回ドローで終わるわけにはいかないですから、きっちりリング上でね」
 ボリショイ「中島とドローするたびに私はすごい疲労が蓄積するから。時間を空けて…」
 中島「きっちり勝敗を決めないとダメですよ」
 ━━中島が勝った場合はタイトルマッチを受ける?
 ボリショイ「それはもう約束だから。でもホント、今日の中森だったら勝者予想みたいなことはしないと言っときながら、もうちょっとPURE-Jのチャンピオンとして…。またひと皮むけるチャンスだと思うんで、頑張ってほしいですね」
 ━━今日のマスクについて。
 ボリショイ「今日は記念日なので特別なマスクを、中島とスペシャルなタッグということで」
 中島「嬉しいで~す。“特別”いただきました(笑)」
 ボリショイ「スペシャルなマスクを被りたいなと思ってたら、マスク屋さんが今日に合わせて送ってきて…。これタイガーマスクじゃないですよ。コマンドボリショイですから鼻ついてるしね(笑)。“引退までに被ってください”っていうリクエストがあって、やっぱり“今でしょ!”と思って」
 中島「特別なタッグ、きっちり勝利で飾ることができて良かったです。組んで頂いて本当にありがとうございます」
 ボリショイ「こちらこそありがとうございました」






























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