南月たいようと中島安里紗がカンボジアのシェムリアップにあるトロペアントム村で“藁の上女子プロレス”を決行。プロレスを観たことがない村の子供たちは大喜びで“また村に来て欲しい”、“ぜひシードリングカンボジア大会を!”という声も上がるほど。「プロレスで海を超える」というシードリングの思いが伝わる盛り上がりを見せた。
★中島安里紗のコメント
「『カンボジアの村でプロレスやらない?』 二つ返事で引き受けたものの、全く想像が出来ず…とりあえずコスチュームとシューズだけ持って来ました。カンボジアというと、電気も水道もなく…というイメージでしたが、到着してみると、お洒落なカフェもあるし、車もビュンビュン走っているし、あれ?意外と日本と変わらない!? が、試合当日。そんな街から1時間もかからずに到着した今回の会場となった村ではガスも水道もなく、当たり前のように牛がウロウロ。目の前で鳥を裁く子供達。衝撃の連続でした。そんな小さな村で、藁をみんなで運び、試合開始。カンボジアの子供達にプロレスを届けたい! そんな風に思って今回ここまで来ましたが、逆に。ベルトが無いとか、昨日勝てなかったとか、そんな事関係なく夢中になってくれる子供達を観て、本当に大切な事は何かを教えてもらいました。何かを得られるんじゃないかと思っていた今回の遠征は、捨てる事を教わる旅だった。余計なものを捨てて身軽になった私。『女子プロレスが好き』という気持ちだけを持って日本に帰ります! 楽しみに待っていて下さい」
★南月たいようのコメント
「世界一周中にお世話になったカンボジアの村のみんなに、女子プロレスを見せたい、という夢を叶えてから2年。今年は中島安里紗を連れてこの地にやってきました。水道もガスもない村の中で、牛の餌用に積んである藁を借り、藁のリングの出来上がり。その名も『藁の上女子プロレスby SEAdLINNNG』。どこでも受身が取れるのがプロレスラー! そして、プロレスに言葉は必要ありません。みんなの笑顔がその答えでした。現役じゃない自分だからこそ旅の経験を活かし、 SEAdLINNNGの名前に込められた海を越えた活動を、これからも続けて行きたいと思います!」