大雨の中で開催されたマーベラスの新木場大会。デビュー4戦目の神童ミコトは山縣優を相手に果敢にチョップの打ち合いを挑むも、最後はジャスト・フェースロックにギブアップ。第2試合はW-fixの3人に、なぜか旧姓・広田さくらが加わるタッグマッチ。セコンドについたKAORUとパンディータも加勢して混戦となる中、ふらふらドーンによる浴びせ倒しで広田が藪下に勝利して会場を驚かせる。長与千種によるインフォメーションコーナーでは体調不良によりデビュー戦が延期されている星月芽依もリングイン。長与からデビューしたい日を聞かれると(11・18)札幌大会と返答。また、練習生2人も次回プロテストの希望日を聞かれ、それぞれ秋~年内と答えた。
セミファイナルでは桃野美桜&門倉凛が同期タッグを結成し、KAORUと渡辺智子が組むというレアなカードが実現。互いにパートナーを攻撃する場面も見られ、セコンドたちが乱入してのトレイン攻撃などにぎやかな展開に。桃野&門倉が分断に成功してチャンスをつかむが、門倉のウラカンラナをさらに回転させて押さえ込んだKAORUが3カウントを奪取。試合後はKAORUと渡辺が握手を交わし、ユニットメンバーも一緒に勝ち名乗りを受ける。
メインイベントは7月に彩羽匠がナイラ・ローズから奪取したウォリアーズ・レスリングウーマンズのベルトに、帰国前のラストマッチとなるナイラが挑戦。ベルト奪回に燃えるナイラはライガーボムの連発から、なんとランニング・スリーで豪快に叩きつけて勝利。自身の持ち技で敗れ丸腰となってしまった彩羽は悔しさいっぱいに、アメリカまで追いかけてナイラと闘うことを宣言。長与は「飛行機代は自腹」という条件つきでOKを出した。
『Marvelous Monday Fight Night』
◆9月10日(月)東京・新木場1st RING(19:00)
観衆未発表
▼20分1本勝負
●神童ミコト(6分56秒/ジャスト・フェースロック)山縣優○
▼20分1本勝負
永島千佳世&○旧姓・広田さくら(13分29秒/ふらふらドーン→体固め)藪下めぐみ●&DASH・チサコ
▼20分1本勝負
○井坂レオ(9分43秒/テキサス・クローバー・ホールド)室田渓人●
▼20分1本勝負
桃野美桜&●門倉凛(15分24秒/ウラカンラナを切り返す→エビ固め)KAORU○&渡辺智子
▼Warriors wrestling woman's champion ship
●彩羽匠(13分55秒/ランニング・スリー→エビ固め)ナイラ・ローズ○
※彩羽が初防衛に失敗、ナイラが新王者となる。
▼入場式では亜利弥'さんとRayさんに捧げる10カウントゴングが打ち鳴らされた。