旗揚げ10周年を迎えたシスリボンが横浜文化体育館に初進出。オープニングマッチでは長崎まる子が自身初の3カウントを奪取。2階席からのダイブも見せた松本都は村上和成を丸め込んで、大人数が入り乱れる闘いを制した。復帰戦を迎えた柊くるみは豊田真奈美、テキーラ沙弥(この日から改名)とトリオを結成するが、らぶりー・ぶっちゃーず&藤田あかね組に勝利ならず。弓李はチェリー、大畠美咲とのトライアングル戦を制し初のベルトを獲得。雪妃魔矢は尾崎魔弓をともなってヒールファイトを展開するも、木村響子のスリーパーに絞め落とされた。
つくしは数年前にアイスリボンを「学芸会」と評した里村明衣子と一騎打ちに、ドロップキックや丸め込みの数々で奮戦するもデスバレーボムに撃沈する。ベストフレンズはアイスリボン創設者・さくらえみと高橋奈七永と激突。藤本つかさがビーナスシュートでさくらを下し、アイスリボンを作ったさくらに涙で感謝を述べた。一方、中島と奈七永は試合後も乱闘を展開。メインイベントでは世羅りさがハイテンションと手数で攻める優華を下し、ICE×∞王座の初防衛に成功した。
『アイスリボン横浜文化体育館大会~10年目の到達点~』
◆5月4日(水・祝)神奈川・横浜文化体育館(15:00)
観衆1552人
▼まる子軍vs長浜軍・20分1本勝負
○長崎まる子&松本浩代&ベーター・ノワール(11分30秒/まるコロリン)●長浜浩江&真琴&水波綾
▼リング&マット4WAYタッグマッチ・30分1本勝負
○松本都&235&植木嵩行(18分3秒/スクールボーイ)●村上和成&パピヨン朱美
※ほかの2組は佐々木貴&GENTARO、宮本裕向&木高イサミ。リングに加え、ステージ上に設置したマットでもフォールカウントが可能なダブルリング方式。
▼柊くるみ復帰戦・20分1本勝負
星ハム子&○宮城もち&藤田あかね(14分43秒/ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め)●柊くるみ&豊田真奈美&テキーラ沙弥
▼トライアングルリボン選手権試合・15分1本勝負
弓李(6分6秒/ネ・コヒストラル)チェリー
※もう1人は大畠美咲。チェリーが2度目の防衛に失敗、弓李が第22代王者となる。
▼雪妃真矢7番勝負(4本目)・20分1本勝負
木村響子(13分1秒/スリーパーホールド→レフェリーストップ)雪妃魔矢with尾崎魔弓
▼30分1本勝負
里村明衣子(11分6秒/デスバレーボム→片エビ固め)つくし
▼30分1本勝負
○藤本つかさ&中島安里紗(23分5秒/ビーナスシュート→片エビ固め)●さくらえみ&高橋奈七永
▼ICE×∞選手権試合・30分1本勝負
世羅りさ(11分18秒/ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め)優華
※第22代王者が初防衛に成功。