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奈七永と中島が火花、長与は若手世代に期待/シードリング会見

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 11日(水)13時30分より川崎・サンドリヨンにてシードリングが記者会見を開き、5・18後楽園に出場する各選手が出席。スト魂の対戦相手としてデビューしたばかりの門倉凛を送り込んだ長与千種も熱弁を展開した。


『SEAdLINNNG~Let's go NOW!!!』
◆5月18日(水)東京・後楽園ホール(19:00)


▼~OPENING POP UP!~・15分1本勝負
 水波綾 vs SAKI


 SAKI「今回オープニングマッチでシードリングさん2回目の参戦で、水波さんとの試合を組んで頂きましてすごくチャンスだと思っています。身長も私のほうが…ウィキペディアで調べたら高いし、生まれも早いし! 私も鍛えていてそのへんは自信があるので。そもそも水波さんはシードリングで2回(これまでの大会で)負けていて、たぶんシードリングに向いてないと思うんで。今回は私が勝って皆さんにハートを見せつけたいと思います!! とろしくお願いします!!」


 水波「確かに過去2回、負けております! でも過去は過去です! 今は今です! 自分より年齢が若いって言ったけど、実は同い年です!」
 SAKI「生まれてるのが早いんですよ」
 水波「1ヶ月の差! なんかすべてにおいて、自分のことを簡単に勝てると思われてるのがすごいシャクですけど…逆にその言葉を聞いてワクワクしております。(SAKIに対して)ハート見せれるかなぁ? 当日は1本目から自分の熱くて、カッコいくて、激しくて…! そんな闘いで会場の温度を熱く熱く上げていきたいと思います! よろしくお願いします!!」


 ━━お互いの印象は?
 水波「試合もそんなに…ポチポチ見るだけで。でもパワフルだなっていうのはすごい感じてます。18日はガツガツとした、バチバチとした闘いができるんじゃないかなって自分の中では思ってます」
 SAKI「かっこいい印象が強いんですけど、私も女性らしいカッコよさを負けずに出していきたいと思います」


▼南月たいようプロデュース~Keep trying Hispeed!~・20分1本勝負
 井上貴子&朱里 vs 藤本つかさ&MIZUKI


 藤本つかさ「ハイスピード後楽園へようこそ! なつきさん、今回はどんなルールになるのですか? 例え私にとって不利なルールであろうと、全て対応してみせますから! そして井上貴子さんとは初対戦です。貴子さんのスタンガンを奪って…誰とは言いません。気をつけて下さいね。ふふふ」(書面にてコメント)


 MIZUKI「SEAdLINNNG参戦嬉しいです! ありがとうございます! ハイスピードは3回目で師匠の貴子さんよりも経験者なので、貴子さんを超えれるチャンスがあると思います! ハイスピード、毎回いつもと違う変な緊張しますが頑張ります!」(書面にてコメント)


▼~Grow sprouts!~・30分1本勝負
 Sareee&田中盟子 vs 彩羽匠&門倉凜


 盟子「自分は旗揚げ戦以外、全部出して頂いてるんですけど、Sareeeさんは全部。スト魂はもうシードリングの顔といっても過言ではないと思います。そんな自分たち、最近は名前も知れてきて上がってきているので、その勢いでぶっつぶしたいと思います」


 Sareee「前回の後楽園ホール大会のときに自分は最後、メインの後リングに上がってナナエにアピールしたのにもかかわらず、この闘いのメインに自分だけ入ってないっていうのがすごいずっとモヤモヤしてて…シードリングに対してムカついてます。でもこないだの後楽園大会(5・5ディアナ)で世志琥とシングルマッチをして結果、負けてしまいました。その中で得たモノはすごい大きかったです。こないだマーベラスさんの旗揚げ戦を見させて頂いて、ホントに全部がすごくて…すごく悔しかったです。自分たちも負けてられないなってすごく思いましたし、このカードが組まれたことは嬉しいです。自分と田中盟子の勢いを対戦相手の2人にぶつけて、長与千種さんにはそれを見て、感じてもらいたいです」


 長与「若い(両チームの)間に挟まれて…とても気分がいいです(笑)。門倉ですけども、このシードリングの試合が3戦目です。第一戦目のときに浜田文子選手の胸を借りて試合をやったんですけど、思いのほか…ホントにいろんな技を切り返すことができて“なんじゃコイツ?”と。なんか不思議ちゃんが漂ってしまいまして…この勢いをそのまんまシードにぶつけてみようかなというのが正直なところで。シードはホントに苗から育ててくれます。ウチはまだまだ種です。ですからホントに格好な場所だと自分は判断してますので、すぐに高橋選手に電話して“門倉でいきます”ということはお伝えしました。この子が苗として育ってくれるかどうかは、この一番にかかってくると思います。彩羽匠もプレッシャーはあると思います。前回の試合でホントに反省に反省を重ねておりますので。と同時にですね、この右手におります自分はこのSareeeというレスラーを非常に評価しております。まだまだ彼女はホントの自分を出してないような気がします。本当の自分を出したときに、きっと彼女はメチャクチャおもしろいレスラーになるんじゃないかなと思います。それがこの4人で、少しでも見え隠れしてくれたらいいなという気持ちがあります。そして、もう1人“不思議ちゃん”を発見しました。ゆとりのレスラーです。ゆとりのレスラーを私は信用してます。オリンピックの候補生たちはみんな“ゆとり世代”です。セルフプロデュースがとても上手いです。彼女も自分のセルフプロデュースをしっかり持ってます。この、ゆとり世代のレスラーたちを信用していいんじゃないかな? とホントに思います。高橋奈七永に感謝したいのは“こういう場をくれてありがとう”と。その日は、こっそりと見に行こうかなと思います。こっそり見て楽しみたいと思います(笑)」


 門倉「5月3日にデビューさせて頂きましたマーベラスの門倉凛です。今回、長与さんから“門倉、行ってこい”と言われまして、正直今でも驚いています。ですが、まだまだな私ですが一生懸命先輩にぶつかって、このチャンスを生かしたいと思います。よろしくお願いします」


 彩羽「シードリング今回3回目の参戦なんですけども、ホントに嬉しく思っております。5月3日にマーベラス旗揚げさせて頂きまして、今回のパートナーが5月3日にデビュー戦した門倉選手なんですけども、自分は先輩なので門倉をサポートしつつも勝ちを狙っています。必ずこの試合で勝ちまして、世志琥選手との一騎打ちをお願いしたいと思います。この試合に勝って実現させます! よろしくお願いします!」


 長与「Sareeeちゃん、匠が世志琥と一騎打ちだって。“そうはさせるか”だよね?」
 Sareee「はい。なんか、まず自分に勝ってから言ってほしい」
 彩羽「だから、この試合で勝たせて頂きます」
 Sareee「こっちも絶対負けないです」
 長与「こんだけ争ってればおもしろい話になると思います、きっと。ここから負けず嫌いの女たちがどんなドラマを繰り広げてくれるかが、とても見どころだと思いますので、どうか皆さん応援してやってください。よろしくお願いします。世志琥、人気者だな! みんなから狙われてるな!」


 ━━マーベラスの旗揚げ戦を見て2人の印象は?
 Sareee「門倉選手は文子さんのムーンサルトを返したとき“えっ!?”と思ってビックリしました」
 長与「フィニッシュキラーって言われてる。無我夢中で返したんだもんね。肩を上げなきゃいけないっていう気持ちだけだからね。それがたぶん1番おもしろいところなんだろうけど。化けてくれればいいけどね、そうはいかないよ」

 ━━スト魂に比べるとタッグチームとしての経験に差があるが。
 彩羽「門倉もデビューしてまだ間もないですし、初めてのタッグだから未知数だと思いますね。でも入門してきてからずっと一緒に生活してきて、一緒に練習を重ねてきてるので。(スト魂について)生で試合を見たことはないんですけども、すごい明るい感じで。ディアナさんのエースとして活躍してる2人だと思うので、自分たち2人もマーベラスを背負っている身なので負けられないですね」
 門倉「自分も生で見たことはなくて、ネットでしか見たことはないんですけど、当たってみないとわからないと思うので楽しみです」

 ━━マーベラス旗揚げ戦ですごいと思った部分とは?
 Sareee「まず映像がすごい感動しました。あとデビューした2人がすごい一生懸命…生活とかわかんないですけどすごい頑張ってきたんだなって。前の自分と重ねてしまったっていうか…すごいなって思いました」


 ━━「Sareeeはまだ本当の自分を出していない」という点について。
 長与「ホントにまだ彼女が若いころ…2~3年前から見てたんですけど、どうしても彼女の試合を見ていると未知数がまだまだたくさん残されてて、遠慮がたくさんあります。どうしていいのかわからないときをたまたま垣間見たりするときがあったので。ホントにSareeeはSareeeらしくいけばいい。好きなようにいけばいいってアドバイスをしたいところなんですけど、さすがにそれは自分の団体ではないので。でも、いつも彼女の試合を見てると“思いっ切りいけ!”って思ったりもしますよね。感情を思い切り出したほうがいいと思う。自分の思う感情をすべて出し切らないとお客様には評価されないし、それがまだまだたくさん溜まってるんじゃないかなっていう気もしないでもないですね。未知数ですよ。いまここに来ているレスラーたちはまだまだ伸びしろがあるレスラーたちなので。未知数ですから、何が起こってもおかしくないこの興行だと思いますよね。(スト魂を見て)ファンキーなコンビですよ。ファンキーロックなコンビですよ。超ファンキーだと思います。あと1ついいですか?(水波をにらみつけて)過去は過去、今は今? 何を言ってんだアイツ! クラッシュのコスチューム一着50万ですよ。あのコスチューム早く乾かそうと思ってアイロン当てましたからね。アイロンの形、三角についちゃって50万パーですわ! SAKIちゃん、やっちゃってください! 勝利を祈ってます! 勝ったら1万円あげます。のし袋用意しとくから!(笑)」

 水波「(平謝りしながら)でも、あれがあるから今の自分があるんです!」
 長与「ふざけたこと言ってんじゃねぇ。なんか言ってSareee」
 Sareee「…失礼ですよね」
 彩羽「そのコスチューム、自分が着るはずだった…(苦笑)」
 長与「ホラ見てみろ!」
 奈七永「敵しかいないぞ、ここには」
 水波「どうしてこんなふうになったんですかねぇ!?」
 長与「なんでオマエがアニキって呼ばれてるかも、さっぱりわかんねぇ。とにかくこの試合はSAKIちゃんが勝ちますから」


▼~Episode-d~・30分1本勝負
 高橋奈七永&世志琥 vs 中島安里紗&山下りな


 奈七永「カードを決めたときに4選手集まって会見をやらせて頂いたので、本来ならば必要ないと思うんですけれども、中島安里紗に言いたいことがありましたので、ちょっと来て頂きました」


 世志琥「復帰してからシードリングでの試合はこれが2回目になるんですけど、その間にも自分は他団体に乗り込んでいったりしてコンディションに問題はまったくないと思っています。今まで復帰してから負けなしなんです。しかも全部シングルで。今回、タッグは復帰して初なんですけど高橋奈七永と組むということで、自分はこの4人の中でも1番を狙っていきたいと思っています。さっき彩羽匠が自分と試合したいと言っていましたが、旗揚げ戦で里村に負けて結果も出してない状態で自分とやりたいと言われても“なんなんだよ!?”って感じなんで…(苦笑)。ぜひ、このシードリングで結果を出してから自分に挑戦を表明してきてください」


 奈七永「1週間前になりましたが、カードを発表した時点で中島と山下に決めたのはその時点での勢いであったり実績であったりとか、カードを発表した後に中島選手はJWPのチャンピオンに返り咲いたり、結果を残していますので。早く闘いたい!って思っていたんですけども、5月4日にアイスリボンの大会で中島選手と久々に対戦をしたんですけども…正直、肌を合わせて“この選手に一生負けることないな”って対戦してて思いましてですね。それを伝えときたかったんだよ」


 中島「アイスの文体で高橋奈七永と対戦しまして、ツイッターとかでも発言は見てますけど、そう言われれば言われるほど自分で自信がついていくのがわかるというか。感じ取る力は乏しいのか、ホントは悔しくて言ってるのかわかりませんけど。今まで自分は期待に応えることが大事だと思っていて、期待に応えてくることで今の位置まで来たと思ってるんですけど、それと同時に期待を裏切ることも大事だと最近は思っているので、高橋奈七永が中島安里紗をつぶしてくれるだろうというお客さんの期待であるとか、自分が負けるわけがないと思っている高橋奈七永の思い込みを壊すのがすごく楽しみです」
 奈七永「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ。オマエの口ばっかりのところ…」
 中島「まず、どのあたりが口ばっかりなのかよくわかりませんけど…そんなに多く発言もしてませんし。今までは高橋奈七永という選手が雲の上というか憧れ…尊敬する存在でありましたけど、今は同じ位置にいると思ってるので」
 奈七永「同じ位置なわけないだろ!」
 中島「私は高橋奈七永は女子プロレスのトップだと思ってます、今は。18日以降、私がトップになって。JWPのトップですけど、シードリングのトップにも自分が立ちたいと思ってます」
 奈七永「私このカード組んで失敗したかなと思ったぐらいなんですよ。ないわ」
 中島「その自信がどこから来るのか…?」
 奈七永「いや、もう肌合わせたらわかるよ。プロならわかんだろ!」
 中島「いやいや、感じ取る力がないんじゃないですか? ホントなんか今まで尊敬してきましたけど、人として…とても残念だなと思います。呼んどいてなんだよ、その態度?」
 奈七永「“1週間前なんでよろしくお願いします”とでも言うと思ったのかよ! ノコノコ来てさ、アホかオマエ」

 (中島が張り手、つかみ合いに)
 中島「18日おぼえとけよ。次回のシードリングのポスター、真ん中に中島安里紗。オマエら端っこにしてやるから」

 (中島が退席)
 奈七永「それぞれの感情があると思うんですけど、感情をリングで爆発させていきたいと思ってやってますので、18日は必ず私が結果を出したいと思います。世志琥、タッグ組んでる回数少ないけど、力を合わせてやりましょう。よろしく」


 ━━中島がシードリングのトップに立つと発言したが。
 奈七永「2つの気持ちがあって、絶対そうはさせない。でも1番になる気持ちでこのリングに上がってくるってことは、自分の闘いっぷりに自信を持って言ってるんでしょうから。それを私は倒すだけのことで。闘いの火がもっともっと大きくなると思うので、そういう意味では…言いたくないけど頼もしい部分はあります。そこを私はつぶしてやる。それがレスラー対レスラー、そう思います」

 ━━5・4文体で中島と肌を合わせた上で、絶対に負けないと思った根拠は?
 奈七永「中島はホント雑なだけで、的確じゃなくて心が折れることがないと思いました。レスリングで組んでても“やられることないな”と思ったし、力の部分でも体のコントロールの部分でも、すべてに関してそう思ったんで、もっと押される部分があるのかなって思ったんですけど。中島に対する想いと、逆に山下とも5月3日に対戦したんですけど、ぜんぜん違う2人ですね」


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