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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】PURE-J5・27名古屋

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 昨年7月以来、PURE-J旗揚げ後は初めてとなる名古屋大会は、中森華子の音頭による「頑張ろうJ!」のかけ声からスタート。第1試合は東京以外での試合は初めてとなるマリ卍が、キャリア22年目に突入したKAZUKIと2度目のシングルマッチ。卍固めからグラウンドに移行してギブアップを迫るマリだが、KAZUKIはバックドロップからダイビング・ニードロップにつないで快勝。藤ヶ崎矢子は名古屋を拠点に活動する結奈を相手に、得意とする腰への集中攻撃。最後は変形のリバース・ゴリースペシャルでギブアップを奪う。男子選手3人の中に入ってのタッグマッチとなるライディーン鋼は青柳館長と対峙すると、鋼が館長を捕らえている間にセコンドのKAZUKIがカンチョー攻撃。2人がかりで目的を達成するが、試合はふんどしをおろされそうになった男盛が小仲の顔面の上に座り込む形で3カウントを奪った。セミファイナルはLeonが『豊田プロレス☆勇気』所属のマスクウーマン・美月と初対決。小柄ながら空手の有段者である美月が得意の蹴りを連打していくが、美月の攻撃を受け切ったLeonはマッド・スプラッシュで試合を決めてみせた。


 メインイベントは中森華子&コマンドボリショイ&沙恵vs勝愛実&宮崎有妃&本間多恵。PURE-Jの3人に愛知県出身の3人が加わる6人タッグマッチは先発の勝と沙恵の激しいぶつかり合いから始まると、ボリショイと本間は関節技の切り返しで応酬。6人が入り乱れる中、宮崎のムーンサルトプレスから勝がダイビングエルボーにつないで中森を追い込むが、ピンチを凌いだ中森はディスティニー・ハンマーから鎮魂歌ドライバーにつないで勝を撃破。無差別級王者としての面目を保った。




 エンディングのカーテンコールで、勝は「PURE-J初の名古屋大会がこのような形で終わったのはすごく悔しいです。ですが、私はいつでもどこのリングでも私はPURE-Jを背負って立っているということには間違いありません。そこは自分の中で揺るがない1つの芯として、貫き通していきたいと思います。私は中森華子の持つPURE-Jの無差別級のベルトへの想いはまだまだあきらめていませんし、今日を機にさらに強いものになりました。私は必ずPURE-J無差別級チャンピオンになってみせます」。これに対し中森は「PURE-Jを背負ってるとか言ってるけど、PURE-Jの選手は全員背負ってんだよ。このベルトは巻きたいのはアンタだけじゃないし、私だってやりたい選手いるんだよ。ベルトは強いヤツが巻くんだよ。結果を出してこいよ」と言い放つ。ボリショイは「私たちはまだまだ小さな団体で、団体としても1年生で、でも未来がたくさんあります。たくさん育ってきてます。こうして女子プロレスが大好きでリング上で命がけで闘ってくれる選手がいる限り、私はこの団体を守っていきたいと思っています。どうか末永く応援よろしくお願いします!」とあいさつした。




『真向勝負!シリーズ4』
◆5月27日(日)愛知・名古屋市 クラブダイアモンドホール(13:00)
観衆180人


▼20分1本勝負
 ○KAZUKI(9分41秒/ダイビング・ニードロップ→片エビ固め)マリ卍●
▼20分1本勝負
 ○藤ヶ崎矢子(8分39秒/変形リバース・ゴリースペシャル)結奈●
▼スペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
 ライディーン鋼&●小仲=ペールワン(9分15秒/バーミヤン・スタンプ→体固め)青柳政司&男盛○
▼20分1本勝負
 ○Leon(12分33秒/マッド・スプラッシュ→体固め)美月●
▼スペシャル6人タッグマッチ・30分1本勝負
 ○中森華子&コマンドボリショイ&沙恵(23分37秒/鎮魂歌ドライバー→片エビ固め)勝愛実●&宮崎有妃&本間多恵





▼オープニングアクトはヒビヤガール2018グランプリの佐倉沙菜さん&フミ☆田口さんの『THEビールズ』。


























▼試合後はスポルディーバアリーナに移動して『出張亀アリーナマッチ』。6人参加のバトルロイヤルは勝が優勝。観客の拍手によるベストパフォーマンス賞にはゲスト参戦の美月が選ばれた。







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