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【結果】PURE-J4・15後楽園

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 PURE-J3度目の後楽園大会。入場式では勝愛実が「PURE-J初のジャージが完成いたしました~! 私は本日の闘いに向けて(髪に)2万円かけて気合いを入れてきました。気合いが入っているのは自分だけではありません。全選手、闘志みなぎっています」と元気にあいさつ。第1試合では『マリ卍』(まりまんじ)がPURE-J一期生としてデビュー。助走つきのエルボーアタックの連打から卍固めを繰り出して会場を沸かせるが、最後は藤ヶ崎矢子がダブルリスト・アームサルトで貫禄の勝利をあげる。後楽園での初お披露目となる『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼は水波綾&小波と激突。鋼が久々にムーンサルトプレスを解禁し、最後は鋼の両肩の上からKAZUKIがニードロップを放つ合体技『太陽の塔』で小波から3カウントを奪った。



 第3試合ではこの日2試合目となる藤ヶ崎矢子がビジュアルハンターとして真琴と対峙。鎌固めからの鼻フックに悲鳴を上げる真琴だが、激しいキックで矢子を蹴散らすと客席に向かってセクシーポーズ。丸め込みの応酬から雁之助クラッチで勝利した真琴は、「矢子ちゃん、1つ言わせてもらいますけど…あなたと私は全然似てません! 一緒にしないでほしいんですよ! いつも“成敗してやる”って言ってるけど、いつできたんですか?」と挑発。矢子は「うっせえんだ、このバカ!! そんなに言うんだったらな、自分のこと可愛いって思ってるヤツ、まとめて成敗してやるよ!」と5・6板橋での若手プロデュース興行での対戦を訴えると、真琴は「仕事が1つ増えました。ヤッター!」と笑顔を見せる。勝愛実は新人時代以来、久々に浜田文子と対戦。文子の力強い攻撃に必死に食らいつくとイナズマバスターからスープレックスを連発するも、文子がスピンキックからAPクロスにつないで完勝した。


 セミファイナルは『P-Ray-L』コマンドボリショイ&Leonの持つデイリースポーツ認定タッグ王座にさくらえみ&さくらえみWが挑戦。試合中にもかかわらずPURE-Jコールを始めるなど、ボリショイの神経を逆なでするさくら&Wだったが、4人の卓越した攻防に会場がヒートアップ。さくらを分断すると、LeonがWにスピンキック、ボリショイがピコニー・スマッシュと畳みかけ、最後はLeonがキャプチュード・バスターで難敵を打ち破った。ボリショイ&Leonにベルトが授与されると、さくらとWが2人の腰にベルト巻き始め会場を笑わせる。マイクを持ったLeonが「オマエらなかなかおもしろいタッグチームだ。何度だってやってやるよ!」と言い放つと、さくらは大喜びで「PURE-J♪ PURE-J♪」と退場。ボリショイは「なしなし! 帰れ!(Leonに)余計なこと言うなよ!」とピシャリ。続いてボリショイは来場を呼びかけていた中島安里紗を呼び込んだ。




★セミファイナル後のマイク
 ボリショイ「私事ですがここで呼び出したい選手がいます。約束です。中島安里紗。今日はよく来たな。4月18日。オマエの要望通り中島プロデュースのタッグマッチ“X”、入ってやるよ。いろいろ考えたけど、その花いらない。これから闘う相手になんで私が花もらわなきゃいけないんだよ」
 中島「オマエが“次もってこい”って言うから持ってきたんだろうがよ!」
 ボリショイ「闘うかどうか、その時決めてなかったんだよ。花を受け取らないのが私の意思表示だよ。(中島に花を差し出されて)いらねぇよ!」
 鋼「いいから帰れよオマエ!」
 中島「うるせぇ! オマエには渡してねぇよ」

 (鋼が中島に突っかかり乱闘に。ゴングが打ち鳴らされる)
 中島「(鋼に)オメエに用はねぇんだよ! “帰れ”ってな、今日は呼ばれたからわざわざ来てやってんだよバカヤロー! 4月18日、大変お世話になったボリショイさんに最高の舞台用意して待ってますんで。楽しみにしてます(会場から拍手)」
 ボリショイ「強くなりたいと言ってJWP辞めていったヤツが、どんだけ強くなったか?…楽しみにしてるよ。調子乗ってんじゃねぇぞ! 私はずっとJWPもPURE-Jも守り続ける。自分の信念をつらぬくだけ。4月18日、私の闘い方で中島と向き合って、必ず私のほうが強いということを…彼女がここを離れていったことを後悔させてやります(会場から拍手)」


 メインイベントは中森華子の持つPURE-J無差別級王座に希月あおいが挑戦。中森は赤い髪に日焼けした肌、黒×銀の新コスチュームでさらなるイメージチェンジ。この一戦に進退をかける覚悟で挑む希月、「笑顔を消す」と再三に渡って宣言した中森、互いの意地がぶつかり合う。前後からジャンピング・ラリアットを連打する希月はクロスアーム・スープレックスで勝負に出るが、ピンチを凌いだ中森は側頭部をとらえる回し蹴りから鎮魂歌ドライバーで初防衛に成功。マイクで次の挑戦者を募るとPURE-Jの選手たちがリングイン。中森は5・4板橋で合同プロデュース興行を開催するKAZUKIを指名した。


★メインイベント後のマイク
 中森「初めて希月あおいに勝ったぞー!! やっとやっと初防衛しました。希月あおい、わたしはオマエの笑顔だったり明るさだったり、私にはないから…(涙)。すごいステキだと思います。でも私は今日みたいな希月あおいのほうが好きだよ! 私はこのベルトを何回も何回も防衛して歴史を作っていく。オマエとも何度だってやってやるよ!」
 希月「中森華子! 今日は自分を出し切ったと思ってます。ありがとうございました。…今みたいな私が好き? だけど笑顔で明るいのもステキだと思う? もっと素直になったほうが楽しいって!! カッコつけてないで素直に言えばいいじゃん!!」
 中森「うるせぇよ」
 希月「そんな照れてないで! 素直にPURE-Jコール一緒にやらない? 華ちゃんがやらなかったら私1人で始めちゃうからね? 今日は私、この試合とっても楽しかったありがとうございました! 最後に皆さん一緒に、せーのっ! PURE-J♪ PURE-J♪」

 中森「(止めに入って)いいんだよ! PURE-Jのチャンピオンは私なんだよ!(希月を無理やり帰らせて)このベルトが巻きたいと本気で思ってるヤツと、防衛し続けていきたいと思ってます。次、このベルトに挑戦したいヤツ! 今すぐリングに上がってこ~い!!」
 (PURE-Jの選手たちがリングへ)
 中森「ゴールデンウイークの初日、KAZUKIさんとプロデュース興行をやるんですけれども、私はそこでベルトを懸けて試合をしたいと思ってます。KAZUKIさん、私とメインを張りましょう。“これがPURE-J!”という試合をしましょう」
 KAZUKI「ご指名ありがとうございます。5月4日、プロデュースは一緒にするけども、最後は対角線に立ってバチバチやり合いましょう! 皆さん! 42歳のチャンピオン姿! ぜひ見に来てください!」
 中森「(客席に)私のチャンピオンロード、これからまだまだ続きます! PURE-Jも中森華子も見守ってください。今日はありがとうございました!」



『PURE-DREAM 2018』
◆4月15日(日)東京・後楽園ホール(11:45)
観衆730人


▼マリ卍デビュー戦・15分1本勝負
 ●マリ卍(7分34秒/ダブルリスト・アームサルト)藤ヶ崎矢子○
▼WANTED☆ウォリアーズVSチーム波波 スペシャルタッグマッチ・20分1本勝負
 ○KAZUKI&ライディーン鋼(12分18秒/太陽の塔→片エビ固め)水波綾&小波●
▼ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い・20分1本勝負
 ●藤ヶ崎矢子(7分29秒/雁之助クラッチ)真琴○
▼スペシャルシングルマッチ・30分1本勝負
 ●勝愛実(13分5秒/APクロス→片エビ固め)浜田文子○
▼デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
 コマンドボリショイ&○Leon(15分57秒/キャプチュード・バスター→片エビ固め)さくらえみ&さくらえみW●
※第22代王者組が9度目の防衛に成功。
▼PURE-J認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
 ○中森華子(18分2秒/鎮魂歌ドライバー→エビ固め)希月あおい●
※第3代王者が初防衛に成功。





























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