6日(火)14時より都内にて、ジャガー横田が率いるヒールユニット・CRYSIS(クライシス)が記者会見を開き、4・6新宿FACEにおける4回目の自主興行開催を発表。各選手が意気込みを語った。
『第4弾 CRYSIS興行』
◆4月6日(金)東京・新宿FACE(19:00)
▼セミファイナル キャプテンフォールマッチ・45分1本勝負
永島千佳世&KAZUKI&藪下めぐみ vs 折原昌夫&新井健一郎&橋本友彦
TARU「クライシス3人娘」
3人「(爆笑)」
ジャガー「トウのたった娘(笑)」
TARU「娘3人と悪そうなヤツ3人を組んでみました。普通にやるんじゃなしにハンディを与えてないと娘たちが可哀想なんで」
ジャガー「男子対女子なんで」
TARU「男子レスラーは凶器を持ってきてはいけない。女子は持ってきて大丈夫。拳銃以外は」
ジャガー「あと、刀もね(笑)」
TARU「キャプテンフォールマッチにしようかなと。キャプテンが取られないと試合が終わらない」
ジャガー「誰だかわからないもんね。相手には教えないので」
永島「これはどんどん(負けた選手が)いなくなっていく?」
ジャガー「いなくなること、考えんじゃねぇよ! いなくならせるんだよ、向こうを! 1番狙われないような人をキャプテンにすればいいんだよ」
藪下「3人なんですけど正直、誰が誰だかわかりません。今から研究して娘たち3人でいい連係して、いい試合をして勝ちたいと思います」
KAZUKI「ストリートファイトですよね? ストリートファイトという試合形式の上にキャプテンフォールというゲーム性が加わったルールで、私もやったことがないのですごく今から楽しみにしています。3人娘で協力して絶対勝ちます!」
永島「相手は男子3人ということで力の差は歴然と見えてますが、長年やってるプロレス頭を生かしたいと思います」
▼メインイベント・60分1本勝負
ジャガー横田&TARU&佐藤綾子 vs 神取忍&新崎人生&DASH・チサコ
TARU「今までいろんなレジェンドとさせて頂いて、ジャガーさんが血みどろになったりとか、鼻が折れたりとかいろいろしてきました。女子プロレスラーというくくりを取って男子とも闘って頂いたんですけど、今回もまさにどうなるかわからない。明日死ぬかもしれない。そんな我が身のために…」
ジャガー「特に私たちね」
TARU「いつ死ぬかわからないんで、先に生前葬やろうかということで新崎人生を呼びました」
ジャガー「先に拝んでもらわないと」
TARU「坊さんじゃないんですけど。そして仙台つながりでDASH・チサコ。それからジャガーさんが苦労を共にした…かどうかはわからないですけど(苦笑)」
ジャガー「いや、苦労は共にしてないと思うけど、違う苦労は“彼”はあると思うけど」
TARU「ミスター女子プロレス・神取忍さんをオファーさせて頂きました。大丈夫ですか? 僕らのチーム、ジャガーさんと佐藤綾子さんですよ。娘たちからすると1番下の末っ子なんで」
ジャガー「まぁ、この中じゃ若手になるので。若手を伸ばさないとどこの団体も…」
TARU「向こうは男子2人ですよ。神取さん、性別でいうと男ですからね(笑)」
ジャガー「凶器いっぱい持ってかなきゃね」
(それ以外の出場選手について)
TARU「井上京子選手、ペイントしてますよね? あの京子さんのペイント飽きたなと思って。僕も白く塗ったりするんですけど、あのマーク白く縫ってもらえないかということで。出場選手の中に(顔が)白い方がいるんで、その方たちとやってもらおうかなという。井上京子・試練の…」
ジャガー「怨霊とペールワン…?」
TARU「“誰が1番、白塗りで強いか?”というような白塗り対決も入れてみたいなと思って」
ジャガー「白塗り、意外と人気あるんだよ。私の親戚に白塗りファンがいっぱい。これはちょっと私の趣味も入ってるんですけど、楽しいなと思ってカード組ませてもらったので。クライシス興行第4弾ということで男女混合のカードがあったり、有名な方もたくさん出て頂いて。すごく楽しみにしてくれている方が多く、私のファンにも親戚にもとても人気のある興行で、今回こういう豪華な顔ぶれで皆様を楽しませられるかなと思っておりますので。ぜひ応援に来て頂ければと思っております。人生さんに拝まれないように頑張ります!」
━━このタイミングで興行を開催しようと思った理由とは?
ジャガー「普段はみんなバラバラなのでスケジュールの調整が…去年1回しかやってないので。ホントは1月ごろと思ったんですけど、4月になってしまったっていう感じなんですけど」
TARU「社会的にも節目の4月なんで、新しい1年が始まるのにいいかなと思って」
ジャガー「新入社員とか新入生とか…。やっぱりメインで佐藤綾子が出るのは新入社員みたいなもんだからね。いいんじゃないかなと思います」
━━佐藤綾子の加入について。
藪下「ウチのチーム、若い子がいなかったので。すごい若くて元気な後楽園ホールが入ってくれてすごい…」
永島「(小声で)若いですか?」
ジャガー「私たちからしたら」
藪下「即戦力として、これからバンバン闘ってもらって、頑張ってもらいたいなと思います」
KAZUKI「ドロップキックとかすごいキレイなので、そういうのを生かしつつもヒールっぽいことも身につけたらすごい選手になれるんじゃないかなと思って、期待しています」
永島「たぶんヒールをやるのは初めてだと思うので、佐藤綾子がどういうヒールを見せてくれるのか私も楽しみです」
ジャガー「私がクライシスにオファーしたのはディアナにSareee選手がいますけれども、正規軍の中で若手のホープというか人気もありますし、そういう中でおとなしめの佐藤綾子が一歩出遅れてしまうんではないかという心配をしたもんですから。これは同じ場所にいるよりも敵になってライバルになったほうが活性化というか、切磋琢磨していけるんじゃないかなと思ったので。社長の京子に内緒でオファーしたら“私は悪役を前からやってみたかった”と。“そのチャンスが今ここで来るとは思ってなかった”っていう話を聞いたので。私としては願ったり叶ったりでホントに良かったと思いますね。無理やり引っ張ったわけではないので。ぜひSareeeのいいライバルになるように、ディアナを盛り上げていかなきゃいけない2人ですから。ちょっと地味ですけど、実力者になるんじゃないかなという気がしますので。クライシスとしても盛り上げてもらいたいし、一選手としても上がっていってもらいたいと。同じ“子を持つ親”として、そう思いますね」
TARU「僕は宮根さんが練習してる時に、ずっと付いてくれて宮根さんの練習相手にもなってくれて。“この子、入るんじゃないかな”と思ってたんで。なんか野心が見えたからね、いいなと思ったんで。ジャガーさんを顔とか姿を見る目がちょっと違ってたんでね。来ることはわかってました」
ジャガー「すごいなぁ、さすが白塗り! 」
━━結成時からメンバーチェンジもあったが、今後のクライシスの目標は?
ジャガー「底辺から上がるっていうのがクライシスの意味ですよね。危機。そういう時代でもあるので、女子は特に。プロレスを盛り上げるっていう気持ちは変わらないので、もちろんこの興行を通して若手を伸ばすのもありますし、男女混合はほかに少ない興行でもあると思いますので、エンターテイメントとして視野を広げている興行じゃないかなと私は思っているので。誰もそうですけど“育てていく”という気持ちを置きながら行なってる興行じゃないかなと思ってます。そんなチームがクライシスであるというふうに思います」